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《ネタバレ》 昔から気になっていた映画をやっと鑑賞。少年院の中のことは全く知識の無い世界だったので興味深かった。品行方正な人を目指して頑張りましょうというプログラムが、いちいちカルト宗教の洗脳っぽく見えた。少年たちは特に逆らうことなくそのプログラムをこなしていたけど、リアルに更生への道を歩んでいるというより、刑期が終わるのを待っているという印象。多少のいじめはあったけど、概して少年たちはみんな大人しく、永島敏行を含めて犯罪を犯したという印象がない。それはキャストの問題か? ホームベースが無いダイヤモンドを走り続けることは生への執着の暗喩だろう。行き先は見えなけれど、若さのエネルギーは溢れている。若者の無為・無気力が指摘される現代と比べると、時代の変化を感じずにはいられない。デビュー間も無い森下愛子が瑞々しい肢体を披露するエロシーンが盛りだくさん。それだけでも見応えありますよ。
【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-09-27 21:42:25)
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