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原題を直訳すると交戦規定で、これは検事が被告に読ませようとしたら、被告が暗誦したやつのことだろう。攻撃前に威嚇や警告をせよとか、非武装の人に発砲するなとか…。たぶんこの映画が言いたいのは、交戦時に最も大切なことはそんな規則の中味ではなく戦友や部下の命ってことですね。それは正しいと思います。でも、その大切なことは規則にする類いのことではない。交戦規定の裏側に存在する明文化できないルール。それを表現した原題のはずなのに、邦題が酷いです。たまたま主人公は英雄的な働きをしてきた人物でしたが、英雄を定義している映画では無い。これを観た日本人は、邦題の為に少なからず視点がブレるんじゃ無かろうか。でもこれは、フィクション(ですよね?)として見ても、イエメンの人たちは怒るだろうなぁ。右傾傾向にある映画として批判され易そうな内容ですが、自分は銃弾が飛び交う中では奇麗事を言ってられないというのが現実だと思いますね。
【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-11-19 01:34:35)
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