| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 前作と同様、エイリアンとプレデターという自分としては高級素材なのに、調理でダメダメになっている映画です。なによりも、まず気になるのが画面の暗さ。暗がりでのシーンが多く、誰が何に襲われているのか、なにをやっているのか、よくわかりません。この演出はホント映像を見てほしい気があるのかなぁと思うほどの酷さです。ストーリーは人間の人物が多すぎて、登場人物に思い入れができず、命がとても軽い感じがしました。何のためにつけたのかよくわからないキャラ設定があるし。(兄貴は元犯罪者?弟と女は元は付き合っていた?かぁちゃんは元軍人?)肝心のエイリアン×プレデターの「プレデリアン」、プレデターの中でもベテラン戦士の「クリーナー」も期待ハズレ。前者は姿形はちゃんと混ざっているものの、ただのエイリアンに比べて凶暴、繁殖力があるぐらいしか変化がないような気がしました。後者のクリーナーは新武器であるディスク、ムチは良かったけど、エイリアンの奇襲によく合う、人間にはよく発見される、ショルダーキャノンも2門付いているのに的外し過ぎで今までのプレデターとは違うんだよ、というプロっぽいイメージがない。青い証拠隠滅液をジュワジュワかけているイメージしかあまり残っていません。あと折角なら今までの作品で表現しているプレデターの女、子供、病人に手を出さない精神?心得?が見れるシーンも作ってほしかった。偶然でも良いので、妊婦や子供を助けちゃうシーンがあってもよかったのでは?それどころか女を真っ二つにしてるし。ラストは前回同様、次回作作りますよ!な終わり方でまだ希望は捨てていませんので、ぜひ3作目では10点を付けれるような映画にしてくれる監督がついてほしいです!
【とむ】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-12-07 00:29:36)
とむ さんの 最近のクチコミ・感想
|