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《ネタバレ》 先日「世界最速のインディアン」を鑑賞して、とても満足しました。
本作も夢を追い続ける中年男性の半生が描かれているのですが、正直「ウ~ン…」と唸ってしまう満足度半分の感想です。 我が子に「夢を追い続ければ必ず叶えられる」それを教えたい情熱は分かるのですが、私的には、夢を追いかけるのは魅力的ですが、それを叶えるかどうかは、それぞれの人生に定められた素質、運命が掛かることなので、本当に宇宙へ行ってしまうのは、どうなのかなと考えてしまいました。 このお父さんは、自分の夢と子供の将来、どちらが大切なのか、私には理解できませんでした。 昨今、わが子に幼少のころから英才教育をさせているのが頻繁に目につきますが、成功しているのは、ほんのごくわずかなんだということを忘れてはいけません。 テレビというものは、成功した例しか報道してないことを念頭に置くべきです。 子供達も主人公のオヤジのためだけに生きているような設定なので、人間味が感じられません。友達とかはいるのでしょうか? 余計なことを考えてしまいます。 全体的に都合よく事が運び、都合よく都合が悪くなって、都合よく成功した。そんなストーリーでした。 「世界最速のインディアン」が私にとって満点の映画だっただけに、なぜこんなにも印象が違うのか…。 出来れば、両作品を観比べて皆様の感想を聞かせていただきたいです。 追記、「庭から昇ったロケット雲」は副題でしょ? 「アストロ~」では検索できませんでした。 【クロエ】さん [DVD(吹替)] 5点(2009-06-14 04:26:57)
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