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フェリーニの描いたローマ。
さまざまなイメージが観る者の頭をかすめてゆく。 ヴェネト通りの喧騒、突然田舎から訪ねてきたマルチェッロの父とその背中、死んだ友人、、、。刺激的な様々の出来事が、パズルのピースを組みあわせるようにローマとマルチェッロを形作ってゆく。 それを見る俺は、ローマを知らないのでわからない、どこまでが本当で、どこからがフェリーニの頭の中なのか。そういう映画の曖昧さにピッタリなのが「甘い生活」であり、フェリーニの映画たちなのだ。 2011/02/10 全文改訂。 【kagrik】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-12-16 23:07:28)
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