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《ネタバレ》 宇宙を舞台にした映画は好きなんですが、真面目すぎる映画は今いち肌に合わないみたいです。これはもう映画の質とは関係なく、相性の問題みたいです。おそらくは、宇宙船に関する知識がなく、日常生活ともリンクしていないため、どんなにわかりやすい説明をされてもピンとこないのが原因でしょう。つまり、理解はできるのですが、実感できていない状態です。
今作品は、船内、管制塔、家族の3つのシーンをほど良いバランスで交互に映してくれたのが大変良かったです。ジム・ラベル(トム・ハンクス)の奥さんが、事故後にマスコミ関係者と絡むシーンや子供や祖母をいたわるシーンは個人的に名シーンだと思っています。この一連のシークエンスがあるのとないのでは、今作品への思い入れは全く違ったものになったでしょう。 船内のシーンや管制塔のシーンでは使用されている単語が専門用語が多いため、前後の文脈判断から何となくしか現状をつかめません。専門的な予備知識がある方はきっとたまらなく面白いのでしょうね。いいなあ。 宇宙飛行士、管制塔スタッフ、家族、全員が「無事に地球に帰還する」というひとつの目標に向かって動くわけですから、そりゃあ面白いです。ラストの大歓声なんて、感動するに決まっています。 それでも、鑑賞中に2回ほど時間を確認しちゃったのです。心のどこかで、長いなぁと思っちゃっているのです。登場人物たちと自分との温度差が確かにあったのです。念を押すようですが、これは相性の問題であって、おそらくこの作品の質の問題ではないと思います。知識不足で宇宙に思いを馳せられない僕が悪いんです。参考にならないレビューですいません。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-04-08 14:58:49)
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