| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 個性的なアウトローキャラが次から次に出てきて楽しいです。脇役がキャラだちしている作品は大好きです。ムス、闘犬ことピットビュル、神父、ナット、マニュ(スナイパー)。願わくば、このメンバーにドーベルマンとソニアが加わって、もう一度くらい盛り上がって欲しかった。最後の局面が、やられる一方で、なし崩し的にラストまでいっちゃって、・・・終わり。少々味気ないですね。クリスティーが汚い花火で盛り上げてはくれますが、映像だけではなくストーリーでの盛り上がりが欲しいところです。
ソニアとクリスティー刑事のエピソードによって、それまで客観視していた観客は、間違いなくソニアやドーベルマンに肩入れすると思うんですよね。実際私がそうでして。そこで、今度は仲間のために立ち上がるのかと思っていたら、この結末です。ソニアの奥さんにいたっては、子供を取り返して撃たれちゃって、ひどいもんです。でももっとひどいのは、その後劇中でそのエピソードに全然触れないことでしょう。奥さん報われないですよ。 映画としては面白いし、飽きないし、良いと思うんですけど、この作品が万人に愛されないのもよくわかる作品です。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-07-14 00:30:27)
たきたて さんの 最近のクチコミ・感想
|