猿の惑星:新世紀(ライジング) の たきたて さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > サ行
 > 猿の惑星:新世紀(ライジング)
 > たきたてさんのレビュー
猿の惑星:新世紀(ライジング) の たきたて さんのクチコミ・感想
作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》  よくよく考えてみると人類が、というより人間の文明や社会が崩壊しちゃう未来は決まってしまっているわけで、バッドエンドに突き進む映画を見るのってモチベーションが上がりません。
 ところが見始めてみると出だしはいきなりサル社会。主観をうまくずらされたおかげで、すんなりこの世界観に入っていけました。
 アクションは及第点だし、映像の迫力は言わずもがな。ストーリーそのものも、割と希望を感じさせるような進め方で悪くないです。送電がうまくいき、音楽が鳴り始めたときは感動します。なんとなく今当たり前にあるもののありがたみを感じるワンシーンでしたね。
 舞台が狭すぎるという批判もあるようですが、個人的には限られたエリア内での攻防に終始したのは良かったのではないかと思っています。
 人間側にもシーザー側にもトラブルメーカーがいて、この人たちが事態が好転しそうになると必ずぶち壊すというわかりやすいシナリオ。
 これって、もし『銃』が無ければたいしたトラブルも起きずすべてがうまくいってた可能性があります。人と人との争いや、戦争の一番の原因になっているのは結局のところ銃なのかと思っちゃいます。とゆーことは、この映画そのものが銃社会に対するアンチテーゼみたいな役割を担っているのでしょうか。
 まあそれは置いといて、映画としてはちゃんと面白かったです。シーザーの息子が良い味出していました。コバに洗脳されつつも、コバの恐怖政治には懐疑的で、ぎりぎりのところで自分を見失わないキャラクターが映画に深みを出していました。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-02-20 09:39:51)(良:1票)
たきたて さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-11-25シャドウハンター5レビュー5.00点
2024-11-18パシフィック・リム:アップライジング7レビュー5.60点
2024-11-17寄生獣 完結編9レビュー5.86点
2024-11-1613の選択7レビュー7.00点
2024-11-13パシフィック・リム5レビュー6.86点
2024-10-21MAMA(2013)5レビュー6.07点
2024-10-18誘拐の掟7レビュー6.14点
2024-10-15寄生獣10レビュー5.84点
2024-10-14キャリー(2013)7レビュー5.15点
2024-09-28ネバー・サレンダー 肉弾英雄<OV>8レビュー7.50点
猿の惑星:新世紀(ライジング)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS