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《ネタバレ》 小粒ながら、B級作品に求めるものを満たしている名作。
『スケールが大きすぎないこと』 『登場人物が多すぎないこと』 『わかりやすいこと』 どれもクリアです。 それでいて、適度なスリル、サスペンスも兼ね備えています。 作り手のセンスの良さを感じますね。 誰かと思えばジョン・ダール監督。 個人的には、大衆向けの良質な娯楽作品を作ってくれる有難い監督さんです。 『トラブルメーカーな兄』『優柔不断な弟』『無駄に色気ムンムンな彼女』こーゆーお約束は逆に嬉しい。 この作品、『あるあるネタ』が多く、確かに既視感を感じます。ですが、なんか先が読めそうなのに、意外と予測不能な展開を見せる面白さがあります。この辺のバランス感覚が大変上手い。 『無線』というキー・アイテムも、恐怖演出及び橋休め的演出の小道具として、大変効果的に使われています。 サイケティックだけど、頭が良いラスボス。 この人のお顔が、ちょっぴり出ちゃったのが惜しかったですね。全く顔を出さなければ、最後のオチがより引き立ったと思うんですけどね。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-07-27 13:05:28)(良:1票)
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