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《ネタバレ》 最新のリメイク版を見たのでまずはこちらから。
もう37年も前の映画ですか・・・記憶ベースで書きます、失礼! 確か公開時の宣伝文句は、史上最高の5000万ドルの製作費のSF超大作‼だったはず。 それにあおられて、お小遣いはたいてワクワクして見に行ったのに、なんだかどんよりした話を見せられてがっかりしたのを覚えています。 原作を読まずに見たので、スパイス・メランジやら、ベネ・ゲセリットやら、キーワードがとにかくちんぷんかんぷんで、それが悪かったんだろう、と思って後に原作も読んでみました。 話はそれるけど、当時の旧訳版は4分冊でした。しかも、例の数十ページにもわたる用語辞典が全部の巻末についているという水増し状態(だったはず。違っていたらごめんね)で、ハヤカワ文庫の商魂もどうかと思いました。 ・・・で、読んだ結果ですが、デューンって、SFの名作扱いされているけど、中身はコテコテの中世の宮廷劇+救世主伝説でしかなく、私個人的にはたいして面白いとは思いませんでした。 しかも、なんとなく大河ドラマっぽい感じなので、これを2時間少々の映画にしたら、そりゃこんなダイジェストみたいなシロモンしかできないでしょうよ、と思った次第。 でも、俳優と美術とTOTOの音楽は、かなりレベルは高かったと思いますよ。何せLPのサウンドトラック持ってましたから。 おっさんの思い出話でした。 【Northwood】さん [映画館(字幕)] 5点(2021-10-16 17:22:11)(良:1票)
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