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《ネタバレ》 タランティーノ監督が最新作を出したということで早速鑑賞してきた。
何の前調べもせずに鑑賞したのが逆に良かったかも知れない。 もしタランティーノのファンならば、インターネットで書かれていることははあまり気にせず そのまま映画館に足を運んでもらいたい。絶対に楽しめるはずだ。 この映画の内容は最終章の題目Black Man, White Hellが上手く表現していると感じた。 決して派手なアクションシーンはないのだが、一つ一つの暴力シーンは圧倒的で目を覆い隠したくなる程グロテスク。 全ての破壊行為が終了した後のミニーの店内は地獄そのもの。 作品名が示すように登場人物全員が可愛げのないくそったれ。 そんな中でも突き抜けてクレイジーだったウォーレン演じるサミュエルL.ジャクソンの演技には天晴。 この俳優はタランティーノ作品と特に相性がいいように感じる。 今回のヘイトフルエイトではタランティーノの処女作レザボア・ドッグスとコンセプトが少し似ていたり(ミステリー密室劇)、レザボアに出演しいた懐かしい俳優が久しぶりに再登場したりと、原点回帰(?)の意気込みが少し感じられたりした。 近年のタランティーノ監督作品の中では一番私好みの作品だった。 【鈴木】さん [映画館(字幕)] 9点(2016-03-05 00:13:10)
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