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《ネタバレ》 愕然とする。2005年公開だったなら、十年以上前じゃないか(いま2016年夏)。
公開当時に大ヒットした。だからすぐ続編公開だったし、三作目もあった。 なぜ大ヒットしたのか? 夢に見た二十一世紀が、大勢にとって期待外れだったからだろう。 さて、テレビ放送で初めて観て気に入った。 駄菓子屋とクルマ修理屋のやりとりも楽しかった。 だが世界は予定調和の舞台劇のようだった。 そこがヒット理由かもしれないが。 原作は好きだったので、ロクちゃんが女だったことに違和感。 でも、ロクちゃんも他のキャラも好きなキャラが多かった。 映画には善人しか出ない。「昭和って良かったね」という世界。 昭和って、野球と相撲とプロレスが、大人気の時代だった。 でもいま考えると、それらは本当に良かったか? 実際いまこの三つは人気があるとはいえないよね。つまり普遍性なし! 音楽の過剰に盛り上げようとする使い方が嫌いだ。というか、監督が嫌いだ。 山崎は原作付きのヒット作を連発してるようだが、キャラを大きく改編する。 本当に原作が好きなのか疑問。利用してるだけのように思える。 この映画、昭和に生まれ育った人たちにとって、夢のような映画かも。 だがそのブーム、数年で終わった。懐かしい=最初から終わっていたのだろう。 【激辛カレーライス】さん [地上波(邦画)] 8点(2016-08-23 20:47:25)(良:1票)
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