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《ネタバレ》 小学六年生のイケメン男子から見た、破天荒な父親(と母親)の映画。父親は、権力志向の組織、矛盾した組織に逆らって生きている。だから衝突が日常で、子供たちが巻き込まれる。いろいろあって、東京から沖縄に引越して、さらに両親だけが船でどこかに逃亡する(逃げるしかないよね)。
こんな男は、子供を持っちゃダメだと思う。だが三人もいる。映画では美男美女が演じたから見ていられたが、現実なら「見た目が残念」だろう。だから基本設定に無理があるんだが、これは映画で現実じゃない。 と、否定的なことを書いたから、低い点数をつけると思うでしょ。違うんだな。★10点差し上げる! 理由は父親が面白いから。身近にいたら嫌いだが、映画の中だからすごく面白かった。また映画としての完成度は低いから「7点かな?」って思うけど、沖縄の風景が楽しかったし、のんびりできた。 この映画は、破天荒な父親を楽しむ映画。だから、父親が嫌いなら評価が低くて当然で、私のように「父親が楽しい」と思うなら、高評価なんだと思う。似た映画がないし、だから10点をつけたい。 最後に一言。エンディングの歌はなんだ? 全く合っていない。この映画の全否定だ。監督さんも、大人の事情があるんだね、と思った。 【激辛カレーライス】さん [DVD(邦画)] 10点(2015-11-05 22:53:32)(良:1票)
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