1922 の フィンセント さんのクチコミ・感想

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1922 の フィンセント さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 1922
製作国
上映時間102分
ジャンルドラマ,ホラー,サスペンス,配信もの
レビュー情報
《ネタバレ》 なんで主人公の男がここまで不幸にならなくちゃいけないの?

妻めちゃくちゃワルもんだよ。

父から引き継いだ土地は私のもんだと。

その態度がイライラ。

父の土地なんて、お前が苦労して築いた財産じゃないだろう。

それをたまたま偉そうに、それを武器に、土地も貯金もない夫をナメまくってる。

だから、

「土地を売るわ。その金で都会に行くの。洋服屋さんを開店するわ。あなたがついてきたくないなら結構。離婚するわよ。
金ならあげる。でも息子は私が連れてくからね・
え?息子が近所に彼女ができたから、別れたくないから都会には行きたくない?
冗談じゃないわよ、そんなことに私を巻き込まないで。
彼女なんてどうでもいい。それより、できちゃった結婚とかしないようにね。あんたの父親みたいにね笑」

なんてことを、勝ち組の表情で言い放つ。

最低女。

夫の気持ちも、息子の気持ちも、自分中心の思考で聞く耳すら持たない。
さらに息子の前で父親を侮辱。

100回死んでも許されないタイプの女。


いや、ほんと、あなたは死にふさわしい。あなたみたいな自己中人間は死んだほうが世のためだ。

私ははっきりそう思った。

殺人は悪い。
でも殺人まで追い詰める悪人は殺人者よりもっと悪い。

この妻はまさにその悪者。

彼が手を下さなければ、この悪妻は、土地を売り、金と息子を連れて好きなように人生を生きちゃう。

夫は何も悪いことはしていない。
愚直に畑を愛し、息子を愛し、息子を立派に農民に育てるために汗を流して頑張ってきた。

息子もそうだ。
まじめに働き、この土地で骨をうずめる気持ちで、地主の娘とも仲良くなれて幸せの渦中にあった。

それをすべて自分のエゴで、奪おうとしてる。
自分の努力で築いたものではない、土地と金で。

なんてごう慢な女。死にふさわしい。死んだあと井戸でネズミに食われてきたなくなるのにふさわしい。



それなのに、なぜこの主人公がここまで苦しまなくてはいけないのか。息子も苦しめられるのか。不条理すぎる。


息子の彼女シャノンの家庭では、逆に夫が金があるせいか傲慢で、まさに主人公の妻の逆。
主人公のようにシャノンの父に従わされてガマンしている。

だから最終的には、家を出ることで、シャノンの母は夫に復讐したのだ。


主人公も長年、金と土地をふりかざす妻に従わされたのだから、復讐して何が悪いというのだろう。

私は金と土地を持っている配偶者に、金と土地がないゆえに、ナメられるという状況が本当に許せない。


主人公、がんばれ、悪い妄想に悩まされずに、逃げきり、がんばって生きてほしい。

当時のことを紙に書いて、カタルシスして、悪夢から目覚めてほしい。


ネズミ恐怖症も治りますように。そう願うばかり。
フィンセントさん [DVD(字幕)] 4点(2021-05-28 09:51:48)
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