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《ネタバレ》 この映画、場所がアメリカなわけですが、アガサクリスティの雰囲気を醸し出すために英国のマナーハウスっぽい感じの館を舞台に、イギリス人俳優のダニエルを配したんだろうなと感じる。
テンポが良く、ダニエルも芝居じみたいやらしい感じの話し方がグッときたし、一族同士の骨肉の争いもシンプルで愉快。 お金持ちのお爺ちゃんは、自分の遺産をまるごと専属看護婦に譲渡したわけですが、 「そんなの絶対に認めないッ!この家だって私達のものよ!!」って必死になってる一族たちが邸宅の玄関の外に集合しているその玄関の上の二階のバルコニーに立っていた看護婦の姉ちゃんが ”My House” と書かれているカップを手にしてい彼らを見下ろしているあたり、なんとシャレたオチだろうとクスッと笑えた。 クリストファー・プラマーは今年お亡くなりになってしまったけれど、 この映画では精一杯生きて遺産を遺して死んだように 彼も映画界で背一杯生きて数々の名作という作品を遺して、天寿を全うできてめでたしめでたしだと思う。 【フィンセント】さん [インターネット(字幕)] 9点(2020-10-03 17:57:55)(良:1票)
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