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《ネタバレ》 印象深いのは、レース前に主人公が薬を二錠受け取って「俺が一錠、こいつに一錠」と愛車の燃料タンクに薬を放り込む場面。
ちょっとした冗談のつもりなのかも知れませんが、それ以上に、主人公がバイクを独立した人格、本当の意味での相棒として扱っている事が窺えました。 バイク乗りは孤独なんて言葉もありますが、この映画の主人公に限っては、そうではない。 様々な人に優しくされ、その結果として夢を叶える事が出来た姿は、たった一人で夢を実現させた姿よりも、眩しく感じられるものがあったと思います。 老いだの若さだのといった線引きを超越して、観る者に純粋な感動を与えてくれる名作ですね。 【ゆき】さん [DVD(字幕)] 10点(2016-04-03 06:28:07)(良:3票)
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