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原作小説が大好きなので、それが映像化されたというだけでも嬉しかったですね。
内容的に二時間にまとめるのは難しいでしょうから、大幅な改変が行われたのも理解出来ます。 ただ、作品の核の一つとなる「加菜子を突き落としたのは誰なのか?」「何故、突き落としたのか?」という謎が解かれる件に、あまり説得力が無かったように思えました。 勿論、原作でも決定的な動機が無かった事は承知の上です。 それでも、映画を観ただけだと「えっ? 何で突き落としたの?」と戸惑ってしまいそう。 役者さんに関しては、久保竣公を演じた宮藤官九郎のハイテンションな立ち振る舞いに驚かされましたね。 原作よりも「サイケデリックな天才作家」という雰囲気が色濃い感じ。 堤真一、阿部寛に関しては、流石の安定感がありました。 【ゆき】さん [DVD(邦画)] 4点(2016-04-08 11:07:35)
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