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この映画がヒットした頃、アメリカではガンプイズム = 無垢なものは美しい という新しい価値観が芽生えたのだけれども、ダブルスタンダードを振りかざすアメリカそのものが正しく欠けている部分(アフガン戦争なんていい例)。同時多発テロ後の雨後の筍のような戦争ムービーは、明らかにイラク戦争へ向けた政治的な煽動を感じるけれどある意味この映画がこの頃にやっていたら逆にとても反戦的なインパクトを与えていたかも、と感じる。ところで個人的にはこの映画のような「Life goes on ~そして人生は続く~」的な映画に弱いです(他には「道」とか「ギルバートグレイプ」とか「ストレートストーリー」とか)。ガンプの言葉を借りれば「人生はチョコレートの箱のようなもの、開けてみるまで何が入っているか分からない」。この映画を観終わった以後、ちょっぴり自分もワクワクしながら自分の(人生の)チョコレート箱を開ける(迎え入れる)事ができるようになったと思う。それ位意味深い映画でした。
【stoke on trent】さん 9点(2002-10-28 00:07:07)
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