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この映画がロードショーされた時期はまさにベトナム戦争映画ブームのころでした。しかし、この映画はリアリティーをもっとも追求したベトナム戦争映画だと、私は思います。実際の戦闘は行軍と待機の連続です。それで、早く敵の姿を見たいという兵士も出てきます。しかし、攻撃は突然に砲撃や仕掛け爆弾で見舞われます。次々と小隊長が戦死し、交代していきますね。この映画で驚いたのは戦車の後部にインターホンか無線が付いていて歩兵がすみやかに連絡とれるといったシステムが出来ていたことです。また、全編をとうして歩兵が腰につけている、水筒や弾倉などが走るときガチャガチャいう音をたてたり、瓦礫上を走るブーツの音がよく再現されていて、臨場感を増しますね。歩兵1個小隊もってしても、少女のライフル狙撃に翻弄されることもある。・・・もう最後はミッキーのテーマを歌って気を紛らわせるしかない。 これが、実戦の現状でしょうか。
【池田 進】さん 9点(2002-11-12 00:01:35)
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