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以前、テレ朝の朝のワイドショーで「今、大人たちが泣いている映画がクレヨンしんちゃん!これは一体どういうことなのか?」的な特集をしてました。その放送では、オトナ帝国の逆襲で泣くシーンは2つと解説していた。1つはしんちゃんのお父さんが満員電車で揺られながら疲れ果てて帰ってくる一連の若いときからの回想シーン、もう1つは、ラストでぼろぼろになりながらも、しんちゃんが走るシーンだそうです。私が泣いたシーンもこの2つでした。この解説を聞いたとき、少しショックでした。まんまと制作者の思うがままに泣かされてしまった…。でも、泣かせる常套手段としては、単純なものなんですよね。やっぱり、ある一定の人は泣かせられますよ。親子愛とかは特に弱いところだと思う。とは言え、やっぱり悪くはないです。くだらないと言えば確かにその通りだとも言えるし。あとはアニメに対する考え方も含めて、個人の趣向によるものだと思う。私はこのマンガのギャグは好きだし、もともとクレヨンしんちゃんの本のほうは明らかに大人向けのマンガ。アニメは子供向けに作っている点もあるけど、そうでない点もしっかりある。「くだらなくて、笑える。」これがクレしんの一番のおもしろさ。
【デリング】さん 8点(2002-12-10 23:54:27)
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