1. うる星やつら
高橋留美子はマンガの1つの時代を築き上げたとさえ言える存在だと思います。そして、その代表作と言えばこの作品。イメージとしてはあたるとラムに集約されがちではありますが、何十人(何百人?)にも及ぶキャラクターが作り出す世界は、他の追随を許さない高みにあるとさえ言えます。発表から30年、連載終了から21年が経過してなお、ごくごく一般的に話題にできる作品である点で、『サザエさん』並みに国民的作品と言えるかも。初期の(定期連載前?)「また諸星さんトコの息子が!」のノリが結構好きだったので、あまりラムに寄り過ぎているエピソードはちょっと苦手ではありましたが。ラムの性格は子供時代(=ランちゃんの受難話)の方が好きかも。個人的にはしゅがあ、じんじゃあ、ぺっぱあの三人組が好きです。あんまり出てこなかったけど。 9点(2008-09-10 20:04:15) |