《改行表示》 6.映像に魅力を感じない。なぜか脚本だけでなく演出まで緻密だと評価されてることが解せない。クローズアップを利用した巧みな心理描写などと言われている。平凡な教科書通りの作りにしか見えない。ワンシチュエーションであることは言い訳にならない。この映画よりも29年前に製作された「裁かるゝジャンヌ」はさまざまなアングルのクローズアップや細かいカット割りを駆使し、もっと緻密な心理描写を実現している。なおかつ全ての画が美しい。このころから映像的に何も進歩してないと思う。会話劇が中心で映像はおまけ。語るのは役者だけで映像は何も語らない。このような映画が名作中の名作のような扱いをされてることが虚しい。 ただ…面白かったです! 【エウロパ】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-08-04 19:48:42) (良:2票) |
《改行表示》 5.シドニールメットに外れなし、とはいえこちらの作品はそれ以上に素晴らしい評価を受けている。 実は民主主義の素晴らしさだけではなく、危うさも描いた作品であり、 政治思想としても優れた感性を持っている脚本なのだけれども、 流麗な弁論の中で、それらが掻き消えてしまい、ただただ会話劇としての面白さが クローズアップされてしまった評価に落ち着いているのは些か残念。 つまり実は犯人の少年が真実、それをおこなったかどうかは全く不明で、 素晴らしいやり取りの果てになんとなく無罪の方が良さそうな空気が出来ているだけなのだけど、 そこで皆が納得した以上、これが事実以上の真実となる。という映画。 巧妙すぎるほどに巧妙で冒険的な映画ではあるが、 特異性のみに目を向けて過剰な評価をする事は好まないので7点。 【病気の犬】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-12-16 16:17:54) (良:1票) |
《改行表示》 4.こんなに昔の作品が今見てもおもしろいのは,それだけですごいことだと思う。 50年前なら文句なく10点でしょう。 【Yu】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-02-05 14:01:09) (良:1票) |
3.法学部の授業で観た。陪審員制が導入されるといかに大変かを感じさせてくれる映画でした。 【こまごま】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-07 12:26:46) (良:1票) |
2.みんな汗だく。 【B.Rabbit】さん 7点(2004-10-19 11:41:20) (笑:1票) |
1.とにかくヘンリー・フォンダが気に食わないし、とってつけたような民主主義礼賛も気に食わない。が、どんでんがえしを陪審員たちの討論でおこなうという発想とその展開はやっぱり素晴らしい。そのおもしろさは216さんのおっしゃるような「アクション活劇のおもしろさ」こそがそもそも法廷物のおもしろさなのだ、という確信が監督にもあったからかも知れない。ドラマとしてはリメイク版のほうが現代的な複雑さと繊細さを持っているので、オリジナルよりも好ましい。だが、それもオリジナルの極端なトレースの成果であるということは、残念ながら否定できない。 【h.】さん 7点(2004-03-16 05:08:39) (笑:1票) |