4.豊かな発想、面白い観点、目の付け所が違う、などなど、この映画を表現するにはぴったりの言葉を並べて、ほめようと思えばほめられますが、見ている間に面白味を感じたかと問われても、面白かったとは言い難いのです。それに、シーンによってアニメーターを使い分けているようですが、その意図がわかりませんでした。出演者の言葉に共感できればいいのですが、気楽にボーっとしながら見るには、不向きな映画でした。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-10-06 16:57:03) |
3.夢の中で、現実を探し、旅人のように彷徨う青年のロードムービー。人生とは何か?現実とは何か?自分とは?他人とは?様々な哲学的な話を延々、嫌というほど聴かされる。面白いかと、聞かれたら私は全然面白くなかったと答える。「にっぽん零年」と似た感覚。ただ、相当な量の知識や教養が次から次へと垂れ流されてくるので、それらにより多く共感できた客は満足できたのでは。娯楽エンターテイメントとはまるで正反対に位置するようなモノを楽しむことができる人向け。初めは、多分、字幕を目で追っかけるので精一杯になる。それでも、後半、結構、共感して楽しめた。 【yuua】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-03-21 21:31:09) |
2.《ネタバレ》 なるほど、あのアニメと実写の中間のような表現は、主人公が辿る生と死の「境界の世界」の象徴であり、またそれは、この作品や見ている我々の世界にも及ぶ、「認知の揺らぎ」について考察させるために機能しているらしい。
ただ内容的には、ほとんど哲学や心理学の入門書に書いてある程度のことで、この手の「答えの出そうで出ない命題」に対する無責任な問いかけにしかなっていない。
この手の作品を見るくらいなら、普通に「宇宙論」「量子力学」「生物進化論」の本などを読んだ方が、よほど「存在」や「生命」について深く考察することが出来ると思う。
普段あまりこういうことに関心の無い人にとっては、矢継ぎ早に繰り出される抽象的で衒学的な問い掛けの数々を消化していくことは難しいだろうし、また逆に普段から色々と考えている人にとっては、今さら考えさせられるほど斬新な質問や考察もない。という感じで、せっかく作ったのに伝えるべき手段とターゲットを見失っている作品。 【FSS】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2004-11-06 15:56:57) |
1.この作品が実写だったら、もう一度観たいと思う。私には合いませんでした。 【もちもちば】さん 4点(2004-05-04 23:16:41) |