4.マスコミを使って大衆を見方にし、権力を振るう政治家は時代や国を違えても未だに多い。黒いものでも上に立つ者が白と言ったら白くなる、そういう世界はあってはならぬはず。そういった権力に立ち向かって政治家を志しても、いったん権力を握れば・・・と言う映画だ。マスコミに踊らされる聴衆がだまされやすいのは致し方ない向きもあるが、そばにいる者は何が善で何が悪かはわかりそうなもの、映画を見ていて腹が立ってしょうがなかった。最後にズドンと一発で終わるところが、いかにも銃社会肯定の米国らしい。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-02-01 22:28:44) |
3.《ネタバレ》 民衆のために革新のタクトを振るう豪腕知事のはかなき末路、米アカデミー作品賞受賞作。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-09-05 00:56:18) |
2.良きアメリカ、というのを一切排除して政治の裏側と腐敗を描いてるんですが今とあんまり変わんないですね。なる前はみんなの為に、トップに立てばあとは自分の為に、この変化はほんと怖い。見ごたえ十分でブロデリック・クロフォードの図体が少々大きい分だんだんと権力者に見えてきてしゃあなかったです、でも一人の男がある事件をきっかけに市民の支持を得て知事に成り上がるっていう話だけどアメリカの事だから実際にありそうな感じがしてならないんですが・・。 |
1.《ネタバレ》 日本での公開が何十年も遅れた映画でした。途中まで見るとラストが想像できてしまい目新しさはないのですが、キャプラ映画のように古き良き時代、正義はかならず報われる的な空々しさはなく、この時代も今も政界の腐敗は変わらないんだなあとシビアに見てしまいました。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-11 05:00:16) |