【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-07-29 09:53:39) |
13.ピート・ポスルスウェイトはデイ=ルイスと12才しか違わないが、とてもそうは見えない。重厚な父親像そのものである。ジム・シェリダンの演出はここでも観客を煽ることなく抑え気味だが、父子の情は濃く伝わる。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-20 00:00:04) |
12.「父に素直になれない子」の心情が痛い。家族の情愛は美しく語られることが多いけど、本当は複雑怪奇なものですよね。同じ監督、主演の作品は「ボクサー」のほうがオススメですが、かつて見たとき、自分がとても疲れていた頃だった記憶があります。借りてたビデオをもう一度見ようとは思わなかったのですが、いつかもう一度改めて見てみたい作品の1つです。 【おばちゃん】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-11-03 00:10:09) |
11.無実の罪というありふれた題材だが、時代の背景がそれを後押しして不条理さがとにかく辛い。そして、父と子の関係の描き方もかなり良いです。僕自身が、そんな時代があったという事に実感できればもっとのめりこめたかも。良い映画です。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-06-10 18:17:24) |
10.すっごく重いテーマなんだけど、、なんだこの雰囲気は。ジム・シェリダンの映画らしくIRAを取り扱った映画なんだけど、IRAより警察の陰謀を醜く描いてて無罪ながらもなぜか自由奔放に生きているジェリーにいまいち感情移入が出来ず。父親のジュゼッペのスゴイ熱演に圧倒されたんですが、な~んか心がパッとしないんだよね。。。冤罪の全ては警察の資料隠しってところがあまりに普通すぎたかも。 |
9.エマ・トンプソンって重い映画には出演しないのかと思ってた。ジョゼッペっで懲りたからってジェリーって名前つけるのもなあ。親子で同じ監獄入るのも、いいのか悪いのか。あの男の人がケネディの娘さんと結婚したって聞いて、なんか更に得したって感じだったのに、別れちゃったの? 【さら】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-03-17 14:13:37) |
8.自分が冤罪でつかまって、警察に暴行・脅迫されても自白しないだろうか?有罪になって刑務所に入れられても諦めずに無実を主張し続けるだろうか?これほど極端な話でなくとも、日常生活の中で何らかの圧力に屈して諦めてしまったり、不本意な環境にも慣らされてしまっている自分に気づかされる。で、10年、15年と時間が経過していくんだよねえ。 |
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7.ジェラードはコソ泥であり父親に対しても反抗するちょっとしたワルである。しかしそこに純粋な悪意があったか、というとそうではない。真なる悪、犯罪者ジョー・マックアンドリューに出会ったことにより無実を主張する為の嘆願を父と共に行う、大きな転機である。ひたすらひたむきに己の正義を疑わず、そして家族を思い続ける父ジュゼッペ。彼の影響も大きい。父の変わらぬ愛が息子を深く包み彼もまたそれに応えたのだ。ジェラードが父親に嘆願運動の協力を申し出るシーンの曲、とても好きです。 【HIGEニズム】さん [DVD(字幕)] 7点(2004-08-12 03:20:50) |
6.IRAも警察もどっちもどっちだ。 憎しみが憎しみを生み、途方もなく憎しみの渦が広がっていく。 たしかにこの映画は父子の愛情の物語と言えなくも無いが、私には愛情以上に醜い憎しみだけがクローズアップされただけの映画に思えた。 それに巻き込まれた父子も、結局は憎しみの輪の中で踊らされることになる。 父は死んだ。 子供は一生警察や政治を憎みながら戦い続けるのだろうか? 人を憎む、そればかりが目に付いたが、本当は歴史を憎むべきであり、それをどうやって変えていくかということを考える必要があるのではないか。 【花守湖】さん 7点(2004-07-18 21:22:12) |
5.しかし警察はひどいことするなって思ったけど実話ではないのですね。そう錯覚してしまうほど説得力があるダニエル・デイ・ルイスの説得力のある演技には本当に頭が下がる。 【hrkzhr】さん 7点(2004-02-23 00:11:34) |
4.マイ・レフト・フットのときみたいな予算が少ない感があれば逆に深みが出たと思う。 ポストウェルは良かったけど、ダニエル・デイ・ルイスは役に合ってるとは思えなかった。 (映画館) 【zero828】さん 7点(2004-02-21 16:52:34) |
3.あのあほ息子にかなり頭に来た。最後まで紳士的な態度をとりつづけた父は人間としてすばらしく、そんな父が恐いといったシーンは切なかった。刑務所でゴットファザー上映するとは。 【俺は直角】さん 7点(2003-11-27 01:39:34) |
2.父親役の人ってたまに見るけど名前知らないけど良い役者だと思う。献身的な父親の姿には感動した。最後もスカッとする。 【ピニョン】さん 7点(2003-11-25 01:23:18) |
1. 単なる冤罪事件のドキュメンタリーではなく、父子の心の交流という点に焦点を絞ったのが勝因だと思います。冒頭からの主人公の独白の受け手が、終盤でついに主人公とクロスするという構成も格好良い。残念だったのは、15年という時間の経過が画面上でほとんど表現されていないことで(最後の法廷の場面でも、登場人物が少しも老けていません。私は、台詞で15年と言われるまで、刑務所内での期間は3~5年くらいかと思っていました)、この点をきちんと表現できたら、時間的な壮大さが明確になって、さらに感動が誘発されていたと思います。 【Olias】さん 7点(2003-03-03 23:48:16) |