50.IRAも警察もどっちもどっちだ。 憎しみが憎しみを生み、途方もなく憎しみの渦が広がっていく。 たしかにこの映画は父子の愛情の物語と言えなくも無いが、私には愛情以上に醜い憎しみだけがクローズアップされただけの映画に思えた。 それに巻き込まれた父子も、結局は憎しみの輪の中で踊らされることになる。 父は死んだ。 子供は一生警察や政治を憎みながら戦い続けるのだろうか? 人を憎む、そればかりが目に付いたが、本当は歴史を憎むべきであり、それをどうやって変えていくかということを考える必要があるのではないか。 【花守湖】さん 7点(2004-07-18 21:22:12) |
49.どっかで聞いたことある話過ぎ。全然泣けなかった |
【taron】さん 8点(2004-07-09 21:15:00) |
47.期待しすぎました。実話ですか・・・リアリティーは感じますが、理由はどうあれ泥棒も罪は罪。平気で他人に迷惑をかける主人公に感情移入ができませんでした。刑務所がなんか気楽そうに見えたし。父親役の人(ユージュアルのコバヤシ)とエマトンプソンが個人的に苦手なのも手伝って点数低いです。大勢の人が絶賛しているのですから、いい作品なんでしょうけど。 |
46.《ネタバレ》 冒頭からして冤罪のことを言ってたので、ある程度の覚悟はしてました。けど僕も、かなり苛立ちましたね。一度出した手を引っ込めないかのように、例え無実の決定的証拠があろうとも、何がなんでも告訴したい警察。ベルファスト出身のアイルランド人ってことだけで、どうしてここまで仕打ちされなきゃいけないの?って思ってました。そんな中、ジュゼッペは本当に立派だった。わずかな可能性でも、身の潔白を証明しようと一生懸命だった。そんなひたむきな父親がとても良かったです。だから死んでしまった後、ジェリーに対して「なんでオヤジが生きてる間に、もっと父親に協力して真剣に身の潔白を証明しようとしなかったんだ!」って言ってやりたかった。ジュゼッペが生きてる間に無罪にしてあげて欲しかったです・・。今も昔も、法律は警察に甘く警察も自らの過ちにはフタをする。詫びることは恥ではないのに。それが出来ない警察気質。哀しい。作品に7点。弔いの美しい炎に1点。 |
45.前半部分は素晴らしい出来です。北アイルランドの厳戒態勢の状態をリアルにとらえた視点や言われも無いでっちあげで尋問する刑事達の劣悪さに怒りがこみ上げるばかりでした。刑務所シーンは前半部が過激すぎたせいかちょっと大人しめに抑えてあるなぁという感じでした。私としてはこれでもかと言わんばかりにくどくこの親子を追い詰めていったらもうちょっと感情移入が出来たのにと思いました。まだまだこの作品以外にもIRAを取り上げた作品があるようなのでもう少し探してみたいと興味を持ちました。何かしら観たいとか興味を持つことはどこかしら彼らに黒人的差別観とダブってしまうからでしょうね・・・。 【tetsu78】さん 8点(2004-06-08 01:45:52) |
44.爆弾テロの犯人と間違われた父子二人が、15年の歳月をかけついに無罪を勝ち取るという実話をもとにした作品。主人公を演じたダニエル=デイ・ルイス、そして父親役を演じたピート・ポスルスウェイト。演技派2人の好演も手伝い、印象度の高い社会派ドラマに仕上がっています。それにしても洋の東西を問わず、刑事による密室での取り調べと警察という組織は本当にオソロシイ。いかなる取り調べが行われようとも表に出ようはずはなく、容疑をかけられた人間はただただ泣き寝入り。日本では、松本サリン事件の犯人扱いにされた男性の、警察によるヒドい仕打ちが記憶に新しいところ。これは決して他人事ではありませんよ。凶悪な事件に限らず日常起こる犯罪で、いつどこで容疑をかけられ自白を強要させられるかもしれない。日本でも、本作のような冤罪をテーマとした力強く見応えのある作品をどんどん作ってほしいと思いますね。 【光りやまねこ】さん 8点(2004-05-22 11:09:56) |
43.残酷な話なので、何だかやるせなくなってしまうが、ラストシーン(判決シーン~)には思わず涙しそうなぐらい震撼させられる。音楽もよい。IN THE NAME OF THE FATHER! 【Andrej】さん [DVD(字幕)] 9点(2004-05-03 00:38:15) |
42.《ネタバレ》 実話らしいが、主人公の狂いすぎのような性格には疲れた。また父親と息子の愛情についてしっとりと描かれているのは、観ていてちょっとむずがゆい。とは言っても重量感たっぷりでしっかりした映画だと思う。 ひたすら我慢して、我慢しつづけて、死んでいった父の無念をあらわすような、たくさんの炎が暗闇にゆらゆらと舞い落ちるシーンは美しいの一言。胸にしみた。ひとつ気になるのは、主人公の年齢と俳優の年齢にいくらか差があるんじゃないかと。よくあることなんだけどね。 【ぷりんぐるしゅ】さん 6点(2004-03-12 21:01:12) |
41.冤罪をかぶせられる過程はホントに腹が立ちます。私はこういう気分の悪くなる映画は観たくありません。確かに実話ですし、警察のひどさ、冤罪のくやしさ、それが晴れたときの開放感、正義のためにたたかう、などの点を訴えたいのはわかります。でも、観るのを辞めたくなりました。もっといい描き方があるのでは?ショーシャンクみたいに。 【どろ】さん 2点(2004-03-01 00:32:50) |
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40.もし冤罪という立場に立たされたら、獄中で一体どんな行為がとれるのか、自信の裏付けになるものが全くない私は、バカがつく位真面目一筋に生きて来たがゆえ、強い精神力と愛情でジェリーを導いた父親の姿に、ひたすら頭が下がる。 【トバモリー】さん 9点(2004-02-26 17:19:43) |
39.しかし警察はひどいことするなって思ったけど実話ではないのですね。そう錯覚してしまうほど説得力があるダニエル・デイ・ルイスの説得力のある演技には本当に頭が下がる。 【hrkzhr】さん 7点(2004-02-23 00:11:34) |
38.マイ・レフト・フットのときみたいな予算が少ない感があれば逆に深みが出たと思う。 ポストウェルは良かったけど、ダニエル・デイ・ルイスは役に合ってるとは思えなかった。 (映画館) 【zero828】さん 7点(2004-02-21 16:52:34) |
37.《ネタバレ》 ほんとにひどい話だなぁ~というのが観ながら感じたことです。実話と知らずに観たので驚きました。ダニエル・デイ・ルイス、すごくいいです。ピート・ポスルスウェイトも優しく強く慈悲深い父親役がとてもよかったです。欲を言えば、再審で無罪を勝ち取る法廷シーンをもう少し長く観たかったです。 【きょうか】さん 8点(2004-02-05 16:57:15) |
36.わざとらしさが気になって、あんまり感動しませんでした。実話だそうですが・・・。 【患部】さん 6点(2004-01-31 14:07:08) |
35.《ネタバレ》 泣かされました。最初寝っころがって見てた私を、起きあがらせ座らせベッドから追い出し画面に釘漬けにした映画です。初めのほうのジェリーてほんとにしょーもないヤツですよねぇ。親不孝なヤツだなと思って見てたんですが、お父さんも捕まったあたりからじーんときてたまりません。このお父さんロストワールドの時とはえらい違いで泣かせますな。またこれが実話だってところにぐっとくるわけでございますな。 【ショウガ焼き】さん 10点(2004-01-28 04:50:33) |
34.なにやら中途半端な印象。実話だというのには驚いた。 【太郎】さん 6点(2004-01-22 01:42:57) |
33.見る前は「地味な話かな?」と思ったのですがとても丁寧に作られていて直ぐに話にのめりこみました。 必見は裁判シーン。再審の時は見ていてもうドキドキしました。 とっても良い作品なのに陳腐な言葉しか見つからないのが悔しい!! 【あずき】さん 9点(2004-01-10 11:54:18) |
32.俳優達の演技が抜群に素晴らしい。特にダニエル・デイ=ルイス。時を経るごとに変わっていく主人公の心境を、台詞ではなく、目線や落ち着き加減で表現していた。エマ・トンプソンもすごい。出番は少ないものの、静かなる炎を燃やす弁護士を印象的に演じていた。この弁護士の語り口で映画を作っても面白かったんではないでしょうか。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-01-01 00:35:49) |
31.凄い評価が高いね。ちょっと、ショーシャンクに被る部分があるような。あの炎には、感動したけどね。 【ボバン】さん 6点(2003-12-29 18:56:29) |