3.なんだこれ?
<追記>13年ぶりに再見。初見は意味不明だったが、今回は事実関係を追いかけながらフィクション性を確認するという見方をした。結果、少しだけ歴史の勉強にはなった。再婚相手の西村松兵衛や義理弟の菅野覚兵衛というのは実在したらしく、おりょうが貧乏長屋暮らしをしていたのも事実のようである。おりょうのその後という着眼点は悪くはないし、そこから妄想を膨らましたのだろうが、コメディにも人情モノにもなっていない。演者はそんなに悪くないので脚本がダメということになるが。尚、「龍馬」ではなく「竜馬」としたのは司馬遼太郎を意識してのことだろう。