101. 悪魔の追跡
《ネタバレ》 途中ですぐに気付いてしまいますが、道中出会う人達が警察も含めみんなグルだという発想はとても良かったです。 はじめは逃げてばかりだけど、次第に戦う意思を見せ始めるのも好感が持てます。しかも結構善戦します。 カーチェイスや、蛇や、最初の儀式は、楽しめますが怖くはないです。緊迫感もそれほどには感じません。 むしろ、最初の町を離れてしばらく進んだところで着いたキャンプ保養地。安全なところまで来たという安心感を与えておいて、プールに入ったら、周りの人がみんな見ている。あのシチュエーションが一番怖いです。 人は見えるものより、見えないものに恐怖を感じるものですね。 [DVD(字幕)] 5点(2012-03-01 10:17:42) |
102. 悪魔の沼
ホラー映画なのに眠気を誘われてしまった。その時点で0点です。ですが、出てくる女優さんたちが、みんなきれいな方たちだったので1点だけ。 とりあえずホラー映画としては0点。 サスペンスとしても0点。 見所はありません。 [DVD(字幕)] 1点(2012-02-27 00:48:03) |
103. 赤毛のアン/完全版〈TVM〉
《ネタバレ》 赤毛のアンは今まで触れたことがありませんでした。ここのレビューを拝見しなければ、おそらく一生見ることはなかったでしょう。 今まで3時間超えの映画を観ていて中だるみしなかったのは、本作が初めてです。 はじめ、あんなにうっとうしかったアンが、次第にその才能を開花させ、周りの人たちから少しずつ認められ、頼る立場から頼られる立場へと移行していく。その様子がとても自然で、ストーリーがなめらかに進んでいきます。 これは、教職を目指している方にはぜひ一度ご覧になってほしい映画です。 教育上とても良い映画です。お子さんのいらっしゃる方は、一緒に鑑賞されることをオススメしたいです。 [DVD(字幕)] 10点(2012-02-22 00:14:58)(良:1票) |
104. 愛は霧のかなたに
《ネタバレ》 もしガイドのセンバガーレがいなかったら、この映画の評価は大きく変わっていたかもしれません。気が強く利己的で、自己主張の強いダイアンに、普通だったらそこまで共感はできなかったでしょう。しかし、センバガーレのレンズを通すことで、彼女の愛情の深さや弱さ、彼女の人としての良さに幾度となく気付かされました。 動物愛護には賛否両論あるかもしれません。僕自身勉強不足で、何が正しくて何が正しくないのか断言はできません。 食料として殺される家畜や、鯨は、余すところなく食料として使われ、食べられないところまで有効利用されることもあります。ある意味、自然の一つの形ではないかと思っています。 ですが、ただ灰皿にするためにゴリラの手を買う人。その人たちにゴリラの手を売る人。そのためだけに殺されるゴリラ。しかも手と首以外の遺体は野ざらしで放置されるだけ。やはり賛成はできません。本当に生きるためであれば、ゴリラの遺体を隅々まで有効利用すべきです。 [DVD(字幕)] 9点(2012-02-20 12:54:33) |
105. アンタッチャブル
《ネタバレ》 退屈だった最初の手入れ失敗シーン。後になって、あのシーンだけでカポネによってシカゴが支配されているのだとわかります。警察は誰も信用できない。はずなのに、そこで偶然出会うマローン、まだ町に染まっていない警察学校生のストーン、そして外部から派遣されたウォーレン。アンタッチャブル結成。無駄が無く、個性が光り、説得力のあるメンバーです。 個人的には、4人で騎兵隊と連携してカポネの部下達を追い詰めるシーンが一番良かったと思います。一番地味で足手まといになりそうだったウォーレンが、熱い活躍を見せます。脇役好きの僕にはたまらない演出です。弾がきれたら銃で殴りかかるところなんか、帳簿係とは思えません。 ネスとマローンが次第に本音で行動し始めるのも良かったです。当初こそ聖人君主にふるまっていたネス。「法のゆるす範囲ならなんでもする。」という言葉に象徴されています。ですが、仲間が殺された辺りから、聖人君主のメッキがはがれ始め、人間臭さが出てきます。その究極が乳母車と屋上からの突き落としだと思います。 マローンも、「生きていることが大事。」とはじめこそ言っていたのですが、4人の中で最も目的を達成することに情熱を燃やし、危ない橋を渡り、最後は命を落とします。 そして、「禁酒法」という設定。ほとんど悪法です。犯罪を作り出すのは法律かもしれないということに気付かされます。最後のネスのセリフにそのすべてが集約されている気がします。 [DVD(字幕)] 7点(2011-11-04 11:33:58) |
106. 赤い靴をはいた男の子
登場人物たちが皆キャラがたっていて良かったです。 それぞれはまり役で、おかげで物語に入り込めました。 個人的にはマディ(ロリ・シンガー)が一番良かった。 なんでもないことを、これだけ深読みしまくると、さすがに笑えますね。 モリスがからむシーンだけ、やたらドリフっぽいネタが多くなっているのはなぜ? [DVD(字幕)] 6点(2011-11-01 11:01:40) |
107. 赤ちゃん泥棒
《ネタバレ》 冒頭の15分と、赤ん坊を返しに行くラストが最高に良いです。 中盤のおっかけっこ、謎の賞金稼ぎとのバトルは要らないです。 ゲイル(ジョン・グッドマン)とエベル(ウィリアム・フォーサイス)うるさい。 グレン夫妻はいらいらします。 おそらく、夫婦としても親としても未熟なハイとエドのために、反面教師として登場させたのでしょう。 「赤ちゃん欲しい。赤ちゃん可愛い。」そればかり考えていた二人が、あほな登場人物たちのおかげで、子供を育てていくことの大切さや親としての責任を学んでいきます。そして最終的には、子供を安易な気持ちでさらってしまった自分たちを反省する。 言いたいことはすごくよくわかるんですけど。 演出や登場人物に不愉快な部分が多すぎて。コメディ要素を入れたいからとハチャメチャにしすぎたのも好きになれません。 一度ライダーが正夢になったので、最後に見た夢も未来の正夢だとわかって、後味は最高に良かったです。 [DVD(字幕)] 5点(2011-10-23 11:14:05) |
108. 愛が微笑む時
《ネタバレ》 かなり期待してしまったことと、吹き替えで見てしまったのが良くなかったようです。 シングルマザーのペニーとウェイトレスのジュリアにはそれぞれ大切な人たちがいます。事故にあい、亡くなり、ゴーストになり、赤ん坊のトーマスにとりつきます。展開が読めません。どうなるのだろうと思って見ていたら、トーマスがどんどん成長します。ペニーとジュリアもトーマスのことばかり気にかけています。ちょっと、肌に合いません。(確かに屋上で二人がお互いの大切な人たちのことを気にしているシーンはありますが、今更という感じがして・・・) トーマスが27歳になって、ようやくそれぞれ思い残したことをやり遂げ始めます。でも、27年も経っています。感情移入しづらいなあ。それでもペニーとハリソンとマイロのエピソードは良かったです。ですがジュリアはどうなんでしょう。特にジュリアのフィアンセは気の毒すぎて。 だからジュリアとトーマスの最後のやりとりもとってつけた感がぬぐえません。 なんか中途半端なハッピーエンドストーリーです。 [DVD(吹替)] 5点(2011-10-18 11:48:58)(良:1票) |
109. アイドル・ハンズ
《ネタバレ》 全力で悪ふざけをしてみました。って感じの映画です。最初はホラー・サスペンス色が強いですが、次第にコメディ要素が映画を支配し始めます。そして遂に、友人二人が陽気なゾンビとなってよみがえり、主人公の仲間になります。そしてその功績が認められ、最後は天使にクラスチェンジできます。なんでやねん。神様も、ゾンビを天使にって、冒険したね。それから女霊媒師兼警察(?)、事件のあった点を線で結んでいましたが、答えのない伏線をはるんじゃない。ただ、ここまでやると、逆に面白いです。 [DVD(字幕)] 5点(2011-07-08 12:37:58) |
110. アマデウス ディレクターズカット
できれば90分くらいでお願いします。 [DVD(字幕)] 5点(2011-07-08 12:23:34) |
111. 愛は静けさの中に
《ネタバレ》 二人の恋のゆくえより、生徒とのやりとりのほうが面白かった。生徒達はかわいすぎでしょう。「石頭」と女の子が悪気なく言ってしまうところなんかとても面白かったです。個人的には、いっそ学園もののドラマにしてくれたほうが楽しかったかもしれません。ちょっと期待しすぎてしまいました。 [DVD(字幕)] 5点(2011-07-05 23:11:56) |
112. 赤ちゃんのおでかけ
《ネタバレ》 無理がある話です。でも愉快です。股間が燃えるのは痛すぎです。あれはやりすぎ。家政婦さんが最高に良いキャラしていました。いつも読んでる絵本の内容に気付くシーンがとても良かったです。しかしこの赤ちゃん、この歳で物語の内容を覚えているとは・・・とてつもないポテンシャルを秘めている・・・ [DVD(字幕)] 6点(2011-07-05 18:02:49) |
113. あなたに降る夢
《ネタバレ》 サクセスストーリーは大好きです。不倫や浮気は嫌いです。ですが、人間なので、心の中で恋人や奥さん以外の人に心が惹かれてしまうことはあるかもしれません。チャーリーも間違いなく心惹かれはじめていました。でも、奥さんに離婚をつきつけられるまでは、奥さんに対して誠意を以って接していたと思います。少なくとも、奥さんを裏切る気はなかったと思います。良い話でしたが、正直で誠実な人ほど辛い目にあうリスクが高い現実を見てしまった気がしました。 [DVD(字幕)] 8点(2011-07-04 15:49:32) |