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1.  E.T.
この作品を褒めようと思えばいくらでも褒めれるし、ケナそうと思えばいくらでもケナせる。ただこういう日本人だと照れてとても言えそうにないようなテーマの作品(まず日本では企画として通らない)を、スピルバーグは堂々としかも感動的なエンターティンメントに仕上げてしまう。その点だけはどうしても評価しておかなくてはならない。ただ彼の実力からして、本作は最良の作品ではあっても、最高の作品ではないように思う。ヒッチコックじゃないけれど、最高作は常に“NEXT”を目指して欲しい!
10点(2001-02-10 00:35:54)(良:1票)
2.  硫黄島からの手紙
太平洋戦争の中でも最も過酷な戦いと言い伝えられているのが、本作で描かれている硫黄島での攻防戦である。それは、記録映画やニュース・フィルムでしか知らなかった我々日本人が体感する、恐らく初めてと言ってもいいほどの本格的な映画化であり、しかも日本人が遠く忘れ去ってしまった感のある出来事を、米国人の手による映像化で喚起させられたと言う事には感慨深いものがある。実在した歴史上の人物と無名の兵隊たちとの物語を巧みに綴った原作を基に練り上げられた脚本も然ることながら、これが本当にハリウッド映画なのかと目を疑いたくなる程、日本人の心情を見事に描ききっている。共同制作がS・スピルバーグ、脚本にP・ハギスを擁し、そしてC・イーストウッドが監督に当るという、現ハリウッド最高峰の頭脳が集結して創り上げた本作には、単に日本人が出演していると言うだけでは説明がつかない、伝統的な日本映画の香りがする。これは、代表される2人の知日派により日本あるいは日本映画が研究され、日本人というものを本気で描こうとしている証しであり、今まさにそういう時代に差し掛かってきたのだと感じさせてくれる。企画の貧困によりアジアに目を向け、活路を見出そうとしている多くのハリウッド人とは一線を画するのである。もちろん原作を脚本化する事により、明瞭さを身上とする英語とはまるで違う日本語の微妙なニュアンスが十分に表現できたかは疑問が残るが、しかしその事は些かもこの作品の傷にはなっていないし、むしろ、だからこそ当事者たちの心情が痛いほど良く分り、心にストレートに響くのである。それがアメリカ映画の美点と言うものだろう。また塹壕に向けて火炎放射器で日本兵を焼き殺すという、硫黄島の戦いに於ける象徴的なシーンは、その余りの残虐性から日米双方に配慮し必要最小限に抑えられ、別の視点から戦争の残虐性を訴えたのは賢明な判断だったと思える。本作をさらに魅力的なものにしているのは、事実上の主役と言ってもいい二宮和也を措いて他にない。とりわけ、追いつめられ次々と玉砕していく仲間たちの無残な死に様を目の当たりにした事で、生への執着を見せる行動は、卑怯者としてではなく、人間として生き抜く知恵であり有りのままの素直な感情表現だと言え、この時代に生きた典型的な日本人青年というイメージを打砕く圧倒的な存在感を見せつけて圧巻である。
[映画館(字幕)] 9点(2007-02-11 17:20:31)(良:1票)
3.  インデペンデンス・デイ
公開される一年も前から流されていた予告編。夜の大都会の街並みの遥か向こうから車が次々とスッ飛んで来るさまを、呆気に取られてスクリーンを見つめていた記憶があります。強いアメリカを強調するあまり、毛嫌いされた向きも確かにある。しかしエンターティンメントとしてそのSFXは極めて斬新で、CG及びデジタル合成の利点を、この大スペクタクルドラマで最大限の効果をあげて成功している。特に空中戦の素晴らしさは特筆に価する。終盤が少し弱くマンガチックになってしまったけれど、まずは見せ場タップリの大満足の一本でした。
9点(2000-09-24 00:06:46)
4.  イン・ザ・ベッドルーム
何不自由なく平凡な日常を送っていた夫婦に、突然の悲劇が襲いかかる。被害者側でありながら裁判が不利という不条理な状況下に置かれてからというもの、表層的には平穏だったふたりの間に、人間本来の感情が剥き出しになってくる。その微妙な亀裂が木目細やかに描かれていき、心の闇を炙り出していく怖さ。終盤ある事を成し遂げ、自責の念に苛まれながらベッドに横たわる夫に、「コーヒー飲む?」と言う妻の最後のセリフには、日常に潜む非日常な出来事を鋭く突いて、戦慄する以外にない。
8点(2002-08-19 00:49:13)
5.  インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
“♪Anything Goes!”から始まる、意表をついたミュージカル・シーンのオープニングからラストの大団円まで、まさに息をもつかせない展開で(“ジエット・コースター・ムービー”というキャッチ・コピーも、この作品あたりから生まれたように記憶しているが・・・)、興奮度だけで言えば前作をさらに上回る。その目まぐるしく変わる奇想天外な見せ場の連続に、当時観客から“とてもついて行けない”と苦情が出たほどだが、若きスピルバーグのパワフルな演出で、そのような雑言は蹴散らされたようだ。要は、これだけ面白ければ結果オーライということ!
8点(2002-03-16 23:19:09)
6.  インサイダー
科学者としての良心と家族を守りたいという保身との板挟みになり、しかも決断した後も迷いがあるという複雑な内面を、終始押さえた演技で魅せるR・クロウ。一方、その男に決断を促すという働きかけにひたすら執念を燃やすいかにも行動的なジャーナリストを演じきるA・パチーノ。まさに静と動の、この新旧の名優の競演は見応え十分だ。二人の男の対立というのはM・マン監督の前作「ヒート」の流れをくむもので、その骨太で重厚なドラマは、まさに彼の独壇場。ただ、いつもながらの長尺はもう少し何とかならないものか。
8点(2001-10-12 00:19:11)
7.  イージー・ライダー
ヒッピー、マリファナ、SEX、人種差別といった風俗を描きながら、当時のアメリカを語った原初的で後続の大きな規範ともなった作品で、今尚様々に語り継がれている。主人公たちはかつてのアメリカ的価値観の支軸を失った、言わば糸の切れた凧のような存在である。そこで彼らはもう一度自分の眼でアメリカを再発見する為に放浪の旅に出る。それは所謂、西へ西へとフロンティアを求めて運命を切り開いていった男たちと違って、西から東へと向かうと言うアメリカ内部での先進地に戻ろうとする、求心的な旅なのだ。しかしそのアメリカに自己同一性を求めた彼らの旅も、結局アメリカの歴史そのものに圧殺されるというラストが待ち構えていた。ショット・ガンの一撃でバイクがブッ飛んでいくシーンは、やはり衝撃的で強烈な印象として残っている。当初、音楽をボブ・ディランが担当するという話もあったらしいが、実現していれば随分と肌触りの違った作品になっていただろう。
8点(2001-03-16 14:24:39)(良:1票)
8.  インソムニア
下手な小細工をしたばっかりに、精神的に窮地に追い込まれてしまうカリスマ性を備えたベテラン刑事。しかし案外、小心者のようで、不眠症に悩まされるのは何も白夜のせいだけではなさそうだ。事の発端は猟奇的な殺人事件の捜査からだが、ストーリーは意外な展開をみせる。しかし、猟奇的殺人のようでいて、そのオドロオドロしさは少しも感じられないし、頻繁に挿入される意味ありげなフラッシュバックもさほどの効果がなく、プロットとしては案外底が浅い。しかもA・パチーノもR・ウイリアムスも今までと少し毛色の違う役を、普通に演じているに過ぎない。ピンと張りつめた冷ややかな空気の漂うアラスカの(空撮を含めた)大自然を見事に捉えたカメラが秀逸の一作。
7点(2002-10-14 23:21:40)(良:1票)
9.  1941
「ジョーズ」「未知との遭遇」と快進撃を続けてきた後のスピルバーグの新作は、なんとスラプスティック・コメディときた!しかし期待が大き過ぎたこともあって、なにか肩透かしを喰らったような不出来な印象を受けた作品。彼の無邪気さや天真爛漫さが、悪ノリに過ぎて裏目に出てしまったようである。が、しかしこのオモチャ箱をひっくり返したような映画を唯一救ってくれたのは、今は亡きジョン・ベルーシの強烈な個性と怪演にほかならない。
7点(2001-03-18 23:38:37)
10.  インビジブル(2000)
近年のテクノロジーの発達、特にCGやデジタル合成によって表現される映像は、例えばかつて不可能だと言われてきた“津波”とか“洪水”といったものが「パーフェクト ストーム」等に見られるように“パーフェクト”に可能になり、もはや再現不可能な映像は皆無とさえ思える。 そこで変身モノのジャンルでとりわけ透明人間を扱った作品には、ナチュラルな描写と表現方法が多様になり、これほど強い味方はないのである。 そういう意味では本作は完璧なほどの映像化に成功していると言える。但し皆さんが指摘しているように、K・ベーコンの性格づけやストーリー展開には不満が残るし、P・バーホーベンの相変わらずのグロっぽさには辟易してしまう。
7点(2001-02-28 00:38:55)
11.  イレイザー(1996)
「ターミネーター」での印象があまりにも強烈な為、それ以降どんな作品を撮っても目立たないシュワちゃんだが、もうこれは致し方が無いことで(唯一の例外は同じJ・キャメロンの超大作「トゥルー・ライズ」)、それなりに制作費を賭けているんだろうけど、内容が伴なわないアクションだけっていう作品ばかりだと飽きられてしまうのは自明の理。やっぱり「T3」まで我慢しなきゃいけないのかナ?
7点(2001-02-04 23:55:28)
12.  イルカの日
イルカの高度な知能を軍事目的に利用して、大統領暗殺を計るという一種のSFもの。しかしこの作品はそんなストーリーが陳腐にも思えるほど、イルカの可愛らしさやその泳ぎの美しさには心を奪われる。作品そのものを忘れ去っても、人間と擦り寄りながらイルカが泳ぐシーンのバックに流れるテーマ曲は終生忘れない。
7点(2000-11-19 00:03:32)
13.  インナースペース
傑作「ミクロの決死圏」を観てしまっている以上、テクノロジーも格段に進歩していることだし、これを超える作品として期待したんですけど・・・。SFX的には実に“ショボい”出来ーというより、コミカルなドラマのほうに重点を置いてる作品。そういう意味では肩透かしを喰らった感じだけど、本筋はなかなか良く出来てました。
7点(2000-10-13 00:44:00)
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