21. ザ・セル
《ネタバレ》 ドノフリオで成功。映画のタイプとしては「お宝」探し。そりゃー誰だって1回くらいは見てみたいもんねえ、凶悪犯の頭の中。見たくない人もいるだろうが。そういう意味で「エクソシスト」みたいな。ポゼストされたリンダブレアがどんなんなっちゃうのか、メリンのシドーがいかなる技を繰り出すのか、それまた「お宝」だったものです。「セル」のお宝はどうだったか、といいますと、想定外でもなし、想定以下でもなし。サーカス感満載。どっちかていうと、フツーの村に小さな可愛い男の子がいて、そいつがところどころとんでもない行動をやらかしてる、みたいなつくりのほうがイケたんじゃないかなあ、私に脚本書かしてくれ。シドーの悪魔払いにシビれたようなお宝感はなかったなあ。 [ビデオ(吹替)] 8点(2005-12-25 12:19:29) |
22. さまよう魂たち
《ネタバレ》 このころすでに病気で苦しんでいたわけねマイケル。でもこれっておもしろーい。 「フルメタルジャケット」の教官オバケが最高笑える。いっつも墓場にいんの。そんでなぜか急に機関銃出してきて「バババババ」。 [DVD(字幕)] 8点(2005-12-25 00:44:49) |
23. 最後の恋のはじめ方
《ネタバレ》 うんなかなか面白かった。ウィルスミスはかっこいいなあ。あの白人デブの人、私生活では相当遊んでいそうな感じだ。エヴァメンデスはキレイだけど相当堅かった。映画慣れしてないのまるわかり。相手役が堅いので、がんばってるウィルがかわいそうになった。この作品を見て、「リーディンググラス」の意味と、「欧米では近視より遠視が多い」ことを知って、勉強になった。 若いのに読み書きの時だけメガネをする意味がわかったので、今後の映画視聴に大変役立つと思われる。そんなこと分かってどうする。 [DVD(字幕)] 8点(2005-11-21 21:56:44) |
24. サイドウェイ
《ネタバレ》 「普通の容貌の人」しか出てこない映画。狙っているのだろう。しかも主人公にいたっては「普通以下」。あのアジア系の女性(「トスカーナの休日」にも出ている)はあちらではキュートなんでしょうか。ちょっと驚くとともに「NO!」とつっこみたくなる私はアジア人。ともあれ、そんな出演者たちで最後まで飽きさせず引っ張るなあ。テクの勝利。けっこう楽しく見られます。しかし男の人って、なんで別れた奥さんにいつまでも未練があるのかね。 [DVD(字幕)] 8点(2005-11-20 14:48:12) |
25. ザ・ビーチ(2000)
《ネタバレ》 ボイルで唯一及第点を出せる一品。これといって美しい俳優さんも出ていないのに、美しく仕上がっているのは、タイのおかげと、もちろんティルダ様のおかげです。レオはフェロモンの出ていない俳優さんであることを再認識。ボイルは俳優選びに問題があるな。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-17 20:44:21) |
26. 13デイズ
《ネタバレ》 ひたすら屋内で進む話なのになぜこんなにスリルが。緊迫感のある屋内映画の最高峰。 優秀な頭脳の人を集めて、シュミレーションさせて投票とるって、意外な方法だ。わが国では取り入れているのだろうか。いないだろうなあ。ともあれアメリカでは40年も前からソフィスティケイトされたディシジョンメイクがされていたのであるなあ。シビリアンコントロールとは、洗練なしには成立しないのでしょう。アメリカ人がディシジョンメイクにかける労力のすごさを思い知らされる作品です。日本では「皆さんの意見を尊重して」何事も進めるのがよしとされております。 [DVD(字幕)] 8点(2005-11-16 22:42:15) |
27. サスペクト・ゼロ
《ネタバレ》 なんでしょうこれ。期待してたのに。アーロンエッカートって、本当に俳優さんですか。 なんだかキアヌが芸達者に見えてくるよ。とりあえず俳優さんは、顔の筋肉がうまく動かせないといけないんだなあ、ということが分かったのが収穫でした。 [DVD(字幕)] 4点(2005-11-14 23:31:38) |
28. ザ・リング
《ネタバレ》 映像きれいにつくってある。ナオミワッツも、ニコールキッドマンのエンポリオ感はあるが、きれい。この作品については、欧米人が果たしてどのくらい幽霊を怖いと思っているのか興味をもちながら見た。幽霊って、もとは人間なんだよね。キリスト教圏では、そんなに怖くないんじゃないかと思われる。もっと「怖い」と思っているものがあるから。はたして2では、「母性」で幕引きせざるを得なかった。文化の違いによる限界を感じた。 [DVD(字幕)] 6点(2005-11-06 21:01:19) |
29. ザ・インタープリター
《ネタバレ》 このころはもう、ニコールを見飽きていた。そんなにまでして出まくる彼女に、ちょっと病んでるものを感じる。ポラック。俳優としてならすごく良い顔なんだけどなあ。 はっきりいって、「編集しすぎ。」おなじ俳優出身のクリントイーストウッドとはなんたる違いでしょうね。「これをここにはさんでー」とかって病みつきになるほど楽しいでしょうが、クリントの映画とどちらが自然で見やすいかといったら一目瞭然。監督が自画自賛でペラペラしゃべってる場合はだいたいダメだねー。あなたは演技してたら、と言いたい。 [DVD(字幕)] 4点(2005-11-02 21:31:24) |