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ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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1.  ザ・フォッグ(1980) 《ネタバレ》 
カーペンターのホラーです。リメイクもされています。 港町の雰囲気が最高です。 他のホラー映画にはない不気味さがあります。 何度か見ていますが結構ビビります。 村全体が呪われた感じが出ていて良かったです。 死霊の目が赤く光っているのでちょっとだけロボットっぽいんですが。 食品店で売り物のジュースをこっそりと飲む店員は不快です。 クラクションが鳴るシーンは印象深いです。 ちょっとストーリーが分かりづらいところがあって、 古い映画のせいなのか、字幕が良くないのか分かりません。 昔のB級映画の雰囲気ですが硬派な感じもします。 ハロウィンのようなホラー映画らしいテーマ曲も良いです。 渋い映画なので酒が進みます。 古いB級ホラー映画としての格式高さを感じました。
[DVD(字幕)] 8点(2016-05-05 23:01:18)
2.  ザ・ハリケーン(1999) 《ネタバレ》 
素晴らしいヒューマンドラマ映画でした。 好きなアメリカのヒューマン映画でTOP10に入るかもしれません。 闇に落とされた英雄ルービンカーターと少年との心の交流が生き生きと描かれます。 この少年というのがまた心の綺麗そうな少年です。 カナダの慈善団体?のさり気なさもそうですが、 彼らの優しさがルービンカーターの心の牢獄をそっと包み込み、 やがては彼をそこから解放するかのような過程が観ている側も非常に癒されます。 人種差別の歴史は憎しむべきものだといえます。 なのでこういう映画を見ていると自分は得体のしれぬ黒い憎しみに囚われるのですが、 この映画は不思議とそういった感情に自分が支配されることは少なかったです。 判決が下された時に相手側はあまり映されなかったと思います。 そういった憎しみに偏らないようなところが好感の持てる映画でした。 この映画の登場人物の何人かには聖人の姿がほんのりと重ねられているためか、 何か神聖な雰囲気さえ感じられました。
[DVD(字幕)] 8点(2015-04-02 23:12:51)
3.  サプライズ(2011) 《ネタバレ》 
久々に集った家族のディナーに不審なグループが現れ・・・ SlipKnoTあるいはMAN WITH A MISSIONみたいな殺人鬼たちによるパニックホラー。 はたして殺人鬼たちの目的は?正体は? お兄ちゃん性格悪すぎてイライラします。 痛々しいグロシーンの数々、 奇妙なお面が一番面白いです。 不審グループのひとり、仲間の死に嘆き悲しむシーンはやり過ぎです。
[DVD(字幕)] 6点(2015-01-26 22:18:14)
4.  サスペリア・テルザ 最後の魔女 《ネタバレ》 
魔女三部作の最後(この当時まだ第二部にあたるインフェルノは観ていない)。 魔女の物語をここまで壮大にしてしまったダリオアルジェントに脱帽。 ただ、超名作サスペリアの持つ「狂気」と「カルト」、それから「変態性」が大きく損なわれている点が残念だ。 またゴブリンのサウンドを失ったサスペリアを正当の続編として良いものだろうか。 恐ろしく中毒性のある「ウィッチ」の囁きが「マーテル」に変わったのも正直いって微妙だった。 ハスキーボイスのヒロインはあまり好きではない。 ローマを舞台に美術史によって紡がれる物語はダビンチコードの色合いも感じる。 サスペリアの狂気の世界が普通のオカルト映画になってしまったと最初は残念でならなかった。 しかしだんだんと物語に独特のスペクタクルが発生し、狂気もその裏で隠れ潜んでいるようで、 ダリオアルジェントらしさをふつふつと感じることができて面白くなってきた。 最後はサスペリアらしく収拾されるのはさすが巨匠。 この監督さんは変態であり、女性が殺される描写の異常ともいえる執着は年老いても健在なようだ。 近代的な映画の技法と古典的スプラッタの技法が一緒になったところに妙な斬新さを覚えた。 多数の歴史絵画を用いた壮大過ぎる魔女物語の終幕には吐息が漏れる。 テーマ曲はゴブリンの絶叫には劣るが、ブラックメタル界のアイドル的ヴォーカリストであるダニ・フィルスが歌ってるようだ。 サスペリアのプログレサウンドが本作ではゴシックメタルになったのも何か少し残念であるが。 余談であるが(記憶が正しければ)ダニフィルスは魔女ではなく吸血鬼だ。 ところで吸血鬼っていえば三人の魔女を従えていたと思うが、この映画でも三人の魔女がテーマなのが個人的に面白い。  ダリオアルジェントからすると原宿系ギャルやコスプレ女子、ゴスロリファッションは魔女の影響によるものらしい。 つまり現代社会でもサブカルの中に魔女の勢力は息づいているようだ。
[DVD(字幕)] 7点(2014-04-14 23:46:24)
5.  ザ・ロック 《ネタバレ》 
カッチョイイしおもろいしもう最高。 クオリティーが凄く高いアクション映画だった。 ぶっ壊しまくりのカーアクションが超ワイルドで興奮する。 路面電車の運ちゃんがなんか笑える。 敵リーダーがジャスティスかかげてるのがなんかイイ。 軍人は狂ってるのが多いけど。 アルカトラズのロケーションも最高。 なんか男らしい。 音楽はテレビとかでたまに聴くけどめちゃカッコいいし。 ショーン・コネリーはあいかわらず渋いし、 ニコラス刑事は面白くて親しみやすいし、 アクションも動きがあってギリギリで 全体的にとても良かった。  それにしても余計な話、人類史上最悪の兵器がトイレの芳香剤にも見えてしまったのは僕だけだろうか。
[DVD(吹替)] 8点(2014-03-04 23:07:41)
6.  猿の惑星 《ネタバレ》 
当時の人々に衝撃的な結末を突き付けた名作カルトSF。 古いSF作品であるが、いろいろと迫力がある映画だった。 猿の特殊メイクは当時としてはかなりすごかったと思うが、 今見てもなかなかユニークで手の込んだものだと分かる。 この映画にあるある種のトラウマは人間の真実を的確についているものだと思う。 猿の世界は人間の歴史の見事な縮図であると感じた。 人間狩りの迫力はなかなか見ものだった。 今さら感がハンパないが改めてみると新たな発見や気づくことが多い。 野性的な人間やこの管理社会の様を見ていると何かムラムラとしてくるのは自分だけだろうか。 いくらネタバレしていても衝撃を受ける最後はまさに伝説の名場面といえる。 人がなぜあんなに大勢いるのに言葉を失うまでに退化したのかがよく分からなかったですが、 もし科学的な矛盾があっても全然ぶれない軸がこの作品にはある。
[DVD(字幕)] 8点(2014-03-03 21:44:04)
7.  サイレントヒル:リベレーション3D 《ネタバレ》 
ゲーム版初期3部作の信者です。 ゲームの映画化ということで内容はアトラクション映画になってしまっている。 あまりにも筋書通りの展開をたどることが映画としての面白みを損ねてると思う。  やっぱ映画はテンポよく自由度が感じられた方が面白く見れるが この映画は観客に自由度を全く与えていないので観客は辛いと思う。  主人公の視点でしか物語が作られていない事が自由度の狭さにつながってると思う。 物語の背景の設定がもっとしっかりとされていれば物語はもっと広く、自由度もあったことと思う。  モデルとなったゲームのヘザーは処女だったが、 映画版ではモーテルに泊まったので「やっちまったか!」と思ったが、 その辺は大丈夫らしい。 これは別に処女厨とかいう話ではなくて、 ヘザーが処女でないとどうも話が成り立たないからだ。 映画でもゲームでも内容は神話の色合いが強く、ヘザーはいってみれば処女的な役割を担うからだ。 まあ結局そういう話なんだけど。 病的なまでに処女厨な俺としてはキスしただけで聖女としての地位はガタ下がりなのだけど。  ヒロインヘザーの「よく暮らせるわね」って、よく訊いてくれたと思う。 三角頭は精神病院を徘徊したりメリーゴーランド回したり守護したりって忙しい奴だ。 こいつは一人じゃないのか。 主人公の視点でしか練られていない物語は全く主人公に至れり尽くせりな世界になる。  この映画はよくも前作のファンやゲームのファンを裏切ってくれる。 監督はそもそもゲームのファンなのか? ゲームのファンに作らせた方が面白い映画ができたのに。 なんか違うんだよなー。 ゲームの方はもっと質素だ。 マネキンの部屋の雰囲気とか映画だと最悪。ソウかよ。 人肉調理みたいな直接的な白昼夢はゲームにはなかったと思うし。 地下の教会が重要なのに素通りしてるし。何より闇の世界が明るすぎ。 ゲーム版にあった静寂感とか幻想性とか皆無で、前作の肝だったメランコリーもない。 アメリカらしくグロが先行してる。クリーチャー映画としてなら面白いけど。モンスター対決はフレディ―vsジェイソンレベル。 恒例のナースだけは相変わらず神がかってたけど。 まあゲームの方も最近は外人が作るようになってから糞化したけど。コナミはサイレントヒルファンを蔑ろにしてるんだ。 映画の1は好きだけど、 やっぱ外人が作るサイレントヒルはいらないや。
[DVD(字幕)] 4点(2013-12-07 21:06:28)
8.  三銃士(1993) 《ネタバレ》 
ディズニー映画だったんですね。 暗闇を船がやってくる描写とか、悪役の枢機卿の“ジャファー”っぽい感じとか、これはもうディズニーのノリですね、なんとなく。 ディズニーは好きです。大砲に狙われても陽気なところとか、、、。 変な話“陽気さ”っていうのは生きるうえで一番失ってはいけない心であると、そうディズニーは教えてくれているようで、 それが未だに数々のディズニー作品にも受け継がれている気がします。 しかしその“陽気さ”とは、文明の進歩とともに最も忘れ去られた心なのだと思います。 もし敵に命を狙われても陽気に立ち向かわねばならない、そんなのは現実じゃとても無理なんですが、 変な話、いま生きているこの人生も一瞬の花。それなら陽気に過ごさねば綺麗な花は咲きません! 話が大きくそれましたが、なかなか面白かったです。 男ならば80%位は憧れる騎士の世界です。仲間、誓い、といった若い男子のスポコンの血を熱くさせる青春ファンタジーです。  陛下は目がパッチリお鼻が高くて凄く美形です。枢機卿は憎ったらしいなコリャ、、、。 悪役だけどカッコイイ眼帯の黒い騎士が良いです。  ディズニーの映画は人の心の芽生えのまだ若い青春の中にあって、その青春から心が完全に離れてしまっている人には全く楽しめないのだと思います。  ディズニーらしさがあって良い感じでした。
[DVD(字幕)] 6点(2013-07-14 13:41:11)(良:1票)
9.  34丁目の奇跡(1994) 《ネタバレ》 
クリスマスの心、そしてサンタの心を見事に描いた傑作クリスマス映画。 信じることの大切さを伝える。 クリスマスに起こる奇蹟が感動的。 この作品はリメイクだけど、オリジナルと違った表現もされて面白い。 少々オーバー気味な演出もあるけどそれが子供には伝わりやすいと思う。 オリジナルのようなさりげなさには欠けますが、それでもいいと思う。 サンタの衣装から伝わる気品はオリジナルよりも伝わりやすい。 オリジナルよりもサンタはファンタジーさを増して描かれる。 さすがホームアローンのスタッフだけあってクリスマスで華やぐムードが良い。 サンタの存在が立証される裁判はサンタ好き必見。 はたしてサンタとはなんなのか? これを観た人はきっと分かるはず。 目には見えないけど確かにあるものを気づかせるこの作品は 多くの人たちに夢と希望を与えるであろうエンターテイメント感動作。 クリスマスに家族で見るのにちょうどいいです。
[DVD(吹替)] 8点(2012-12-24 00:59:49)
10.  三十四丁目の奇蹟(1947) 《ネタバレ》 
素晴らしい映画だった。 クリスマスの精神、そしてサンタの心を描いた傑作だと思う。 現実しか見ないでお伽の世界を下らないものとする親子がサンタと交流することで 心動かされてゆくところがいい。 ささやかな優しさのにじみ出る感動の物語。 夢を持つこと、また夢を信じたいという気持ちの大切さに気づかされる。 自分を強く信じまたそれを自覚する者は勝利し、 真実と自分を偽り妄想によって他人をも貶めようとした人間は負ける。 ファンタジーが大々的に立証されることで得られる希望。 クリスマスの奇蹟に心温まる。 人の頑なな心を解く感動作。
[DVD(字幕)] 8点(2012-12-24 00:48:16)
11.  ザ・メキシカン 《ネタバレ》 
一つの呪われた美しい銃をめぐる珍道中? 愉快じゃないところもあるけど愉快だった。 そしてメキシコの感じがなんとなくホットだ。 銃にまつわる因縁みたいなものが感じられて面白かった。 銃の描かれ方が魔力を帯びたように美しい。 そしてなんとなく壮大だ。 ブラピはやっぱイケメンだ。
[DVD(吹替)] 6点(2012-11-29 00:38:41)
12.  ザ・セル2<OV> 《ネタバレ》 
(2010年の映画メモをもとに)こんなショボ映画に「ザ・セル2」なんて堂々のタイトルをつけないでください。 こんなの「ザ・セル」を真似して作られたB級サスペンス、SFアクションじゃん! そして作品がつまらないからって、オッパイで誤魔化すんですか。 カーチェイスや逃亡劇なんて本来の「ザ・セル」にはいらねえだろが。 製作者は内面世界を描くことに限界を感じてしまったのか、全く違うところに面白みを持っていこうとしたのは反則です。 1作目は内面世界を見事な映像美と色彩美で表現していましたが、この2作目ではまだ表層世界のSF表現です。 1作目は近未来的な感じだったと思いますが、本作はごく現代的な感じでした。 1作目のカルト映画+サイコサスペンスの巧妙な面白さは本作には皆無でした。 そしてザセル1は僕の中では「映像が最も美しい映画ベスト10」に確実に入る映画なんですが、ザセル2は映像の芸術は皆無といえます。 1と2では美術のレベルが圧倒的に違います。 続編なら同じ監督を起用すればいいのに。。。 ザセル好きで騙されてDVD買った人の多さを考えると絶対評価できません! (追加) ただ、オープニングかエンディングの風景がやたら美しかった記憶があります。 もう2年前なので記憶は確かではないですが山だったと思います。 オープニングとエンディング場面だけはザセル1っぽかった記憶があります。 間違ってたらすみません。
[DVD(字幕)] 3点(2012-07-06 22:37:24)
13.  サイレントヒル 《ネタバレ》 
クリストフガンズ監督(名前を間違えて覚えてた)はジェボーダンの獣で毒々しい近親姦を描いたり拷問したり、このサイレントヒルでも生々しい魔女裁判を描いていたので、 この監督の心象風景にあるのは渋沢龍彦の文学のような血生臭い暗黒時代なんだと思う。 このサイレントヒルでは魔女裁判の火あぶりが生々しすぎる。 血のゲロを吐きそうです。 人をボコボコに殴ったときの胸糞悪い感じがとても残る。 宗教の血生臭さも異様でやっぱこの監督は暗黒だ。  ただこの監督はジブリのようなファンタジーも大好きなオタク監督だ。 教会の(偽)聖域に魔のものを持ち込むシーンもジブリの影響が大きい。 そんな監督は原作ゲームも大ファンです。 だからこれほどクオリティーが高く映画化できたんだと思います。 やっぱ映画化するってのはそれを好きな人に監督を頼まなきゃダメだと思うんです。 好きだからこそサイレントヒルの幻想的な美しさを見事に映画化したんだと思います。  ただ日本人とは宗教が違うためか、解釈もだいぶ違っています。 このサイレントヒルはどうやら「死後の世界」らしいのです。 シャロンとローズとシビル捜査官はあの事故で既に死んでいたと思います。 また微かに少女趣味が漂うのは、そこが女性しか立ち入れない空間だったのかもしれません。 サイレントヒルという町は人間がいないからこそ美しいのだと思ってました。 この作品では人がずらずら出てきますので、そこが欠点でした。 ただこの監督は人間の暴力や生々しい邪悪を描きたい監督であるなら人が沢山出てくるのもしょうがないと思います。  音楽をまるまる使用したのは、ゲームの方のイメージとダブるので使い分けて欲しいです。 幻想性は高いし、この独特の哀愁はクセになります。  最後に一人残されたダリアの悲しみは深いです。 あの世に逝ききれない魂の集う場所がサイレントヒルだとするとまた哀愁が増します。  ダリアの風貌と、アレッサが血を浴びて踊るシーンと、霧で包まれた灰色の教会は巨匠ティム・バートンにも見せたい気がします。  この幻想的な哀愁を味わうために年に一回は観てます。   
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-05 22:03:41)(良:2票)
14.  斬撃 -ZANGEKI- 《ネタバレ》 
これは夢の共演です!沈黙のゾンビ討伐作戦!ゾンビVSセガール!この夢のような映画を知って僕は早速DVDを購入してしまった。・・・・ しかし内容はというとバイオハザードのパクリの失敗といった感じ。 セガールはハンターですがかなり偉そうで大きな顔してます。 「頼りがいがある」ではなく「偉そう」です。この両者の違いは、彼等の方向性ややってることに観客である自分が賛同できるかどうかで決まってくるのかもしれません。 ・・セガールがひたすらゾンビを切り倒してゆく日本刀討伐アクションだと思ったら失敗します。 今回のセガールは態度がでかいので動きも遅く感じます。 アクションを徹底させるならストーリーも他の登場人物も取り払ってしまえばよかったのでは。 ゾンビハンターの視点をメインに描けなかったのでしょうか? それにセガールのアクションはとくにカッコ良くないし、正直やる気も感じませんでした。 それはセガールの責任ではなく、製作者やこの映画の方向性のためかもしれません。 セガールの心の声「はぁ、、、ガキっぽい仕事。なんで俺がやってんだ」かもしれません。 まあそこら辺は僕の妄想ですが。 正義のセガールが怒るかもしれませんが、もっとアクションは早送りとか、血しぶきのCGとかで誤魔化せなかったのでしょうか? アクションだけカッコ良ければ成功の映画ですが、それが出来ていません。 登場人物の魅力の無さ、セガールがリーダーを務める部隊の魅力の無さ、ゾンビ映画としての魅力のなさがあります。 多くの場面が暗い建物内や病院内を舞台としているために、状況がつかみづらく、どの場面もこれと言って状況が生きてきません。 死体が沢山吊るされている部屋だけです。 ゾンビはゾンビで言語能力や戦略的な知能がみられるし、身体能力も抜群ですが、 24週後など・・・の近代ゾンビたちにくらべると、「ゾンビの迫力」とか、「ゾンビの描かれ方」「ゾンビとしてのあり方」が微妙です。 ゾンビっていうか、感染したらヤンキーになる、みたいな。 単調に思える展開も辛い。 ただ救いなのはセガールが出ていたこと(酷いことも書きましたが)。 ゾンビ映画とセガール映画の融合の新しさ。 セガールの存在感と大きさは今回も駄作の中で少し感じられたと思います。 ジャケットもカッコ良く購買意欲をそそるものです。邦題も不思議と決まっちゃってるんですね。 
[DVD(字幕)] 4点(2012-02-21 01:50:47)
15.  殺人遊園地 《ネタバレ》 
殺人遊園地とは恐ろしい名前だ。 遊園地とはどこかシュールな雰囲気がするものだ。 冒頭の双子の話は、絵的にも良かった。 殺人鬼の仮面がちょっと不気味。 遊園地の見世物小屋の奇妙な置物と混ざって、本物の死体っぽいものがあってグロい。 子供が見るとトラウマになりそうだ。 しかし、このシュールな雰囲気が自分は好きだ。  ガソリンスタンドのオッチャンは、この種のホラーだとお決まりというか、 『ちょっと気違いじみた人物を物語中にイベントで配置しておこう』的な、 それはホラー映画の監督としての力量を見せ付ける場所だと思うが、何だか滑ったなこりゃ。 この映画で、躁鬱人やオタクな人が熱心に語ると、周りの人間が「引く」という現象をまざまざと見せ付けられる。 これはリアルでイタい、、、見ているこちら側まで引いてしまうくらい。  極々一部では、洋楽のPVのようなお洒落な映像もあったりする、もしかしたら映像面での工夫が見られるかもしれない。  遊園地の建物の中で惨劇が展開されたが、真っ暗で迷路のようで、それがホラーとして良くもあるのだが、なにが起こっているか状況がつかみづらいところも多々あったように思える。 この迷宮のような建物は「悪魔のいけにえ2」のようであり、「ストリートオブクロコダイル」のような場所でもあり、実は「ターミネーター2」の工場を思い出させるところもあった。  僕はこの様な遊園地やサーカスの少し不気味な雰囲気が好きである。なにか子供を危険なところに誘い込もうとする誘惑的な危なさがあり、子供たちの好奇心をあおる半面で不安にさせるところもある。子供たちをお菓子で誘惑して、どこか知らない国へ連れて行ってしまいそうな、、、ピエロのような滑稽な笑顔の奥で恐ろしい目で見つめていそうな、、、遊園地にはそういう毒々しい影の部分がある。 もちろん遊園地は楽しい場所というのは大前提であるが、なにか不安が付きまとう。 僕は子供のころ、アトラクションや着ぐるみが怖くて仕方がなかった。 よく遊園地で都市伝説が生まれるが、それはまさにそういう不安がそこにあるからだと思う。 何故不安なのかは分からないが、自分としてはそれらが全て「嘘ぱち」の世界であり、ということはその「裏側」があるということだ。 すべてが嘘で構成された世界だから、それは不安定に歪んでいるのではないか。
[DVD(字幕)] 4点(2010-08-14 23:44:50)
16.  ザ・テンタクルズ 《ネタバレ》 
ドB級なインド旅行!地底探検・糞ムカデ・パニック・ホラー!。 序盤の方で、けっこう楽しそうに探検していますね。 いい感じにB級な青春を見せ付けてくれちゃってます。  主人公は洞窟内でセクシーなダンスを見せられましたが、ちょっと気まずいですねぇ。 あんた婚約してるでしょ~! そして最後に「やめた」って、、、  肝心のモンスターの巨大ムカデですが、(もはや愛嬌さえ感じるほど?)全く怖くありません。大きさも中途半端か。 ヒロインの彼氏は身代わりになりますが、好きな人を守るにしても、そんな簡単に命捨てんなー!って感じです。 感動の身代わりも、アッサリ過ぎると自滅したみたいで、、、ちょっとマヌケですね。 しかし仲間の大切さを教えてもらいましたよ(爆)  元彼が身代わりになって死んだってのに、アンタまたよくキスできるわね~。  まあ、、、たぶん同人モンスターパニックだと思うので、こんなもんでいいです。  インドまで行ってよくやりました。
[DVD(字幕)] 3点(2010-07-14 03:31:39)
17.  殺戮職人芝刈男 《ネタバレ》 
コメディ色の強いホラーは良いなぁ!自分は結構好きだ。 前半の、明るい色彩で描かれる青春画は大変良かった。 主人公の男性はなんだか間が抜けていて面白かった。こういう人間けっこう好きかも。 殺人鬼も間が抜けている。ジャケットの写真とは大違いだ! さすがアルバトロスさん!ジャケットデザインとタイトルだけはテンション高いわ! もはや、パッケージデザインと本編との「落差」を楽しむのがアルバトロス流!ナウいゼ!  しかし僕としては、息子を気遣う本当の父親には生きていてほしかった。 
[DVD(字幕)] 4点(2010-07-13 03:29:37)
18.  ザ・ホーンテッド・ウィークエンド 《ネタバレ》 
おバカのB級スラッシャーホラー(サスペンス)。 週末に仕事を頼まれたときの断り方が良かった。 殺人鬼のデブピエロがルックス的には迫力あって良かった。 デブピエロといったら、孤高のジョン・ゲイシー様に失礼だろ! それにしてもベッドシーンが良かったな。 しかし彼女は悲劇だな。 、、、あなたも週末に誘われたら注意してくださいね。 
[DVD(字幕)] 3点(2010-06-22 02:39:56)
19.  サーベルタイガー<TVM> 《ネタバレ》 
超CGなサーベルタイガーが襲ってきます。 全くの余談ですが、、、動物占いでは自分は虎だから。。。それにサーベルタイガーってとてもカッコイイ感じじゃないですか。 パッケージを見たらいかにもB級モンスターパニックってかんじで、、、。 そんなつまらない理由でレンタルしたー。 先にも書いたがCGのレベルが比較的ショボい。 なかなか良く出来ているのかもしれないが(そりゃ自分で作れといわれても作れませんから)、PS3のグラフィックでモンスターが映画の中を動いている感じでしょうか。 PS3というとグラフィックが良い印象を与えるかもしれませんですが、僕が言いたいのはゲームレベルということです(動きが滑らかなのでPS3という表現をしましたが、的確ではないかもしれません)。 いや、低予算な教材ビデオの恐竜のCGを思い出してみてください!それです。 もう、違和感がありまくりなサーベルタイガーなのです。 だから簡単にCGでやっている感じがあり、言うまでもなく深みがなく、面白みもないし、恐怖感やら緊張感もないという、そんな印象なのです。 ただ人間模様は少しだけ(ほんの少しだけ)楽しかったです。 キャンプです。青春です。みんなで焚き火を囲む場面では、やっぱり焚き火って良いよなぁ、みんなで焚き火を囲むなんて羨ましいなあ、なんて友達のひとかけらもいない自分は思っちゃいますけどね()。 しかし、「おまえ良い奴だな」って、友情が生まれる瞬間はちょっと美しいものです。 その直後に即死ですが。 あ!そうそう、最初の空手で板割り場面では、最初から板が割れているのがバレバレで、爆笑しそうでした。 もうその部分が、この映画のすべてを物語っているかのようです。 スプラッタ描写も、エロ描写も(B級ホラーの中では)どちらかというと控えめな方であり、 その分だけマヌケな人間像を映し出しているアホ青春映画であり、少しだけ変な好感が持てます(?)。 しかし、モンスター映画にはよくいそうな、やたら研究にとり付かれたアホはどうしようもねえな。 「サンプル持ち帰る」を優先して、人命は見捨てるでしょ、絶対。 それにくらべると、ハンターはクールだ。 
[DVD(字幕)] 3点(2010-06-21 03:28:49)
20.  殺人鼠 KILLER RATS 《ネタバレ》 
登録ありがとうございます。。。 殺人鼠、、、!恐ろしいタイトルです。 しかし、自分は2ヶ月くらい前に見たのですが、とても印象が薄い。 ねずみ年の自分は因縁みたいなものを感じて、そんなアホな理由でレンタルしてきた。 しかし僕は思った。こんな更生施設には行きたくない。 鼠はパニックホラーとしては微妙だな、と今更ながらに思ったのでした。 それでもウジャウジャしていたらキモいっつーか、生理的に不快な感じはする。 相部屋があんな問題児ならば絶対にヤダ。 あんな女は絶対に嫌だ。 ロンパールマンは「ファイブガールズ」のキャラと被るなぁ。 んで、なぜかこの作品がファイブガールズと被った。たぶん気のせい。 そこそこ上手く纏まったB級だけに、印象に残りずらいことは確かだと思う。
[DVD(字幕)] 3点(2010-06-08 01:25:20)
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