21. 真実の行方
終盤のたたみかけが面白かったです。あれを日本の二枚目俳優がやるのは難しいでしょうね。 [DVD(吹替)] 7点(2015-10-04 10:02:21) |
22. シザーハンズ
《ネタバレ》 「本当は残酷な○○童話」ですね、これは。異世界(古城)から町へ連れ出される→特技で成功しそうになる→トラブルを経て異世界へ戻る、というプロットだからこそヒロインの奇妙な言動(エドを熱心にかばうわりに侵入事件の真相は口にしない)に納得がいきます。ディズニー映画ならラスト10分で強引にハッピーエンドへ持ち込むのでしょう。このように納得がいきますが、善人が不条理な虐待に遭うのを眺めるのは嫌なので繰り返し観る気がしない作品です。 [DVD(吹替)] 7点(2015-08-01 10:57:57) |
23. 史上最大の作戦
なるほど、プライベート・ライアンの冒頭を思い出す戦闘シーンですね。視聴者目線のキャラクターが連合国軍にもドイツ軍にも存在しないため、どうにも観ていて落ち着かない。でもその俯瞰する作り方によって歴史に残る映画となっているのですが。 [DVD(吹替)] 6点(2015-07-15 20:13:45) |
24. JAWS/ジョーズ
《ネタバレ》 数十年ぶりに鑑賞。思ったより退屈でした。特に中盤が。青春映画かと思いました。それでもラスト10分の対決シーンは迫力がありました。クイントが噛まれながら海中へ引き込まれる場面は恐ろしく、名シーンです。 [DVD(字幕)] 5点(2015-06-05 23:05:33) |
25. 死霊のはらわた(2013)
オリジナルがホラー映画で5本の指に入ると思っている身としては、リメイクにはあの怖いのに笑いもある雰囲気をどこまで再現できるか注目していました。結果は、全然だめです。単なるここ数年のありがちな騒がしいホラー映画に留まっています。腕切り落とし等のグロや意図不明の主人公交代とか頑張った形跡は見られますが、空回りした感が強い。それより、とり憑かれた人間は白目にしてほしかった。でないと、あれでは死霊じゃなくて異常者。最後にもう一つ。画面が暗く(室内を真っ暗にしてもまだ見にくい)、観ている間ずっとストレスがありました。これだけでも減点です。 [DVD(吹替)] 1点(2015-01-05 23:17:21) |
26. ジム・キャリーのエースにおまかせ
得意の顔芸もここまで本筋が駄目だとウザったく感じられます。前作も傑作とは思いませんが、ここまで酷くなかった。ペット探偵の設定がほとんど無意味となっているのはあんまりです。正直、最初と最後の各10分だけで話は成立するでしょ? [ビデオ(字幕)] 2点(2014-10-22 11:15:43) |
27. 処刑人
デフォーの挙動が面白いけど、全体的には観終わった後の印象が薄い。 [DVD(吹替)] 5点(2014-01-13 11:50:00) |
28. シュガー・ラッシュ
●一見子供向け、しかしむしろ大人に問題提起する構造はトイ・ストーリーと同じですね。絶妙な落としどころも。●デカブツとチビキャラのコンビは凄く収まりがいいです。ヴァネロペ可愛すぎる。●どこまで進化するのか?という画面の滑らかさ・美しさ。それでいて重要な部分はちゃんと分かり易くなっていることに感心します。ピクサーにハズレなしの認識を強くしました。●他の方が仰るようにザンギが悪役に入っているのは違和感大です。制作者はスト2をやったことがないのか、ロシア人に特別な思いがあるのか。 [DVD(吹替)] 9点(2013-09-30 11:49:24) |
29. シリアル・ママ
《ネタバレ》 オチは期待通りで楽しかったです。それはそうと、家族の行動がちょっと謎。ママを疑ったり恐れたりしてるわりに熱心な弁護ぶりで。 [ビデオ(字幕)] 6点(2011-12-27 19:07:35) |
30. ショーシャンクの空に
《ネタバレ》 脱獄物大好きです。特にこれは最高峰。 [DVD(吹替)] 10点(2011-11-24 20:33:35) |
31. ジャッカス・ザ・ムービー 日本特別版
下品は下品でも、好感の持てる下品さですね。命がけでやってますから。すっ転んだり、高いところから落ちたりするシーンが多いですが、怪我のほどはどうなんだろうとか余計な心配を。特に笑えたのは、レンタカーを目茶苦茶にするのと、ミニカーのレントゲン写真。 [DVD(吹替)] 6点(2011-02-16 21:00:40) |
32. 12人の怒れる男/評決の行方(1997)<TVM>
オリジナル作品と同様、文句のつけようのない脚本。インテリ陪審員の「その汚れた口を閉じて 二度と開くな」を今回も聞けて満足です。 [ビデオ(字幕)] 10点(2010-06-28 17:32:58) |
33. 地獄の黙示録 特別完全版
途中までは「これから何が起こるんだろう」とワクワクするんです。それが終盤になるとみんなが訳分からんこと言い出して、説明不能になって終わる。どこかで見た感覚だなと思ったら「2001年宇宙の旅」でした・・・。カーツ大佐の王国に米軍の爆撃機軍団が当然乗り込むと思ったら、何もないままってのに大作感があるんでしょうか。 [DVD(吹替)] 5点(2010-03-03 05:47:25) |
34. ジョン・カーペンターの要塞警察
台詞ほとんどなしで迫ってくるギャングにサイレンサー付き銃で静かに殺されるのは大変怖い。最後はあっけなかった気がしますが、パトカーが来たらさっさと引くというのは自然ですね。 地味だけど記憶に残る作品。 [DVD(吹替)] 8点(2008-07-23 15:55:22) |
35. 13日の金曜日PART2
前作の事件から数年後という設定をあちこちに生かして、おっと思わせてくれることもしばしば。殺戮は後のファーマット通りですが、母親に化けて反撃するシーンや、呑みに行って巻き込まれずに済むメンバーがいるのもシリーズ初期ならではです。それにしてもジェイソンは隠れているときの立ち回りは見事なのに、姿を見せた途端グズになるなあ。まあ、これもホラーのフォーマットか。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-01-10 14:00:20)(良:1票) |
36. 地獄の7人
《ネタバレ》 捕虜になった息子を国家が見捨てた、ならば自ら救出を。・・・気持ちは分からんでもないですが、相手を殺しすぎ・物を破壊しすぎ。敵国民は対等な人間にあらずと言いたげです。まともな台詞の一つも用意されていませんし。まあ、バリバリ片付けられる人たちにも愛する家族が、などと想像して欲しくないんでしょうが。 こういう制作者の差別意識が見える作品には、点が辛くなります。 [DVD(字幕)] 3点(2008-01-05 22:41:31) |
37. 13日の金曜日PART6/ジェイソンは生きていた!
《ネタバレ》 あ~子供を出しちゃ駄目ですよ(しかも集団)。ジェイソンが殺さない人間が作中に出てくると分かった時点で、萎えますよ。 [ビデオ(字幕)] 4点(2006-04-02 02:21:00) |
38. 死霊のはらわた(1981)
この映画のビデオが始めてレンタル店に並んだ頃、父親に借りてくれと頼んで拒絶された思い出があります(それくらいヤバいパッケージだった)。中身の壮絶さも期待以上。血しぶきを浴び、仲間に殺されそうになりながら生きようとあがく主人公、気の毒です。そしてクライマックスのクレイアニメ、気色悪すぎ。小綺麗なCGでは表現不可能な生々しさ、毒毒しさは必見です。 (追記)序盤の、食事中に地下室への扉が唐突に開くシーンが何度見ても怖い。 [DVD(字幕)] 10点(2004-10-04 15:49:19) |
39. ジョニーは戦場へ行った
《ネタバレ》 「頭だけで語る、手足のない自分を見世物にしろ。さもなくば殺してくれ」やっと通じたモールス信号を医師たちは黙殺した。ジョニーは完璧な医療体制の下、無理やり生かされることとなった。ヒトとしての尊厳を根こそぎ奪われたまま。彼はこの後、発狂しなかっただろうか。戦争を含め、人間のエゴが集まって生んだ悲劇だった。あまりにも切なく、腹立たしいこの映画を2度観ることはできない。でも、制作者が自分たちに送ったと思うメッセージは、この先も心の隅に残しておきたい。 9点(2004-06-24 01:09:55) |
40. 死霊のえじき
ロメロのゾンビも3作目とあって、作りに余裕さえ感じます。今度のテーマは死肉を喰らうゾンビと共存できるか。結果は無理だったようです(博士になついたバブも死体を餌にもらっている)が、しかしゾンビの敬礼シーンは他のゾンビ映画ではあり得んなと感心しました。そして、おなじみのゾンビに襲われるギリギリのラインでの攻防は緊張感が抜群。結局防衛線を破られ、追ってくる死体の集団の隙間を縫って逃げる展開は堪らんです。一度体験してみたい。 8点(2004-05-23 04:37:24) |