21. ジオストーム
《ネタバレ》 お前達は行け!俺は残る!政府の陰謀!無駄に多い爆発!王道!テンプレ!お約束!ベタ!ありがち!でも細かいことは考えるな!それが最高な一本それがジオストーム! とんでも技術で地球を覆う超衛星の暴走!人工知能の暴走かと思いきや、黒き陰謀が隠れていた! 地球と宇宙で兄弟二人が力を合わせて解決に向かうその道のりのテンションはエンジンのかかりがちょっと悪いけど、スピードが出ると止まらない展開がたまりません。気合の入った宇宙ステーションの映像はもちろん見せ場の天災シーンも素晴らしく、ブラジルの氷漬けからの飛行機落下や中国のドミノ倒し、日本(?)の雹アタックなど面白さ満点。B級かと思いきやとんでもない!こりゃド直球に金をかけた大作だ! そして終盤アメリカでの大統領を連れ出すシーン!雷で大爆発するスタジアム!(火薬庫か!)ここぞとばかりに出てくるバズーカ!(用意良すぎ!)とにかくカッコいい美女!(結婚しろ!)とやりたい放題!テンションMAXで迎える宇宙ステーション爆発といい、これから先拝めないようなベタベタな展開といい、平成が終わるこの時代に出た新作とは思えない作りは厳しい冬に凍え切った僕の心を熱くさせてくれる素晴らしい一本でした。 [映画館(字幕)] 6点(2018-02-07 11:32:09)(笑:2票) |
22. ジャスティス・リーグ(2017)
《ネタバレ》 てめぇら…俺を都合のいい駒かカードだと勘違いしてるんじゃねぇか?世界の危機がなんだか知らんがお前らの都合で勝手で起こしやがって、貴様らの魂胆なんて見え見えだぞ!特にそこの黒いオッサン!あんた分かり易すぎるんだよ!!!…あ!ロイス!ママ!また逢えるなんて!!!ありがとうバットマン!僕戦うよ! 役者は揃った!ジャスティスリーグ出動! MARVELのアベンジャーズに比べるとクオリティにムラのあるDCの連中にも遂にお祭が来た。でもどこか盛り上がりに欠けるのはアイツがいないから。前作死んでしまったアイツの隙を見て悪い奴らはやって来た。でもヒーローはアイツだけじゃない!速い男や海坊主に強い美女にアイア…超サイボーグだ!あと黒いオッサン!俺たちがいる! 初めからバットマンは単体だとカッコイイし、やっぱりワンダーウーマンの登場シーンはテンションが爆アガりだ。初登場の連中もフラッシュ以外馴染めなさそうだがアベンジャーズとも違う個性的な奴らだ。にしてもゴッサムとメトロポリス、ワンダーランド(名前忘れた)でここまで雰囲気が違うのはとても漫画らしくて良いですね。 んで、今回の大ボスなんですけど今までに比べるとちょっと地味なお方ですね。完全に引き立て役に回ってる感じ。 しかしそんなバットマン一行でも一度敗れてしまう…まさかワンダーウーマンまでもが劣勢とは…バットマンに至っては何もできず。あんた普通のおっさんだもんな…。 そこでアイツを復活させる事に。え!?そういう展開になるとはまるで思っていなかったので正直驚きました。まさか完璧に情報が隠蔽されていたとは!とてもテンションがアガる展開ですが…怖っ!!!怖っ!!!!!本当にペットセメタリーかと思っちゃいましたよ。ただ怒ってただけなんですね。 そして本作のラストバトルはメトロポリスのようにグッチャグチャにしなくても済む所で戦っています。そのせいかあまり壮大に見えないのは残念。でもその分御構い無しの派手なアクションの連続で楽しいてます。特にバットモービルはカッコいいですよ。 でもチート級に強いアイツがさらに味方全員を曇らせている気もしなくもないです。強すぎだ。 そんなこんなで本作はマンオブスティールやBVSに比べるとそこまで暗くもならず、フラッシュのような陽気なキャラクターや見せ場の多いおかげで最後までダレずに楽しく鑑賞出来ました。こりゃ次回も楽しみですね。 [映画館(吹替)] 6点(2017-12-11 19:50:47)(良:1票) |
23. ジョン・ウィック:チャプター2
《ネタバレ》 よくも思い出の詰まった我が家を壊したな!? 一度踏み入れてしまった殺し屋の世界はジョン・ウィックを執拗なまでに彼を引き戻す、皮肉な因果は彼を更なる巨大な組織と対峙させる。 今回の相手はマフィアなんてチャチな連中じゃない、世界の殺し屋達を牛耳る連中だ。殺しのプロとジョン・ウィックvs大量の殺し屋達の連戦ノンストップデスマッチはハイテンションでとにかく痛快。武器を仕立てる所からもうカッコいいぜ! ジョンの十八番GUNFUに痺れ、車に跳ねられてもへこたれない笑えるほど超頑丈な身体に憧れ(3回は跳ねられる)、魅せるは鉛筆殺法。遺憾なくジョンの技の数々に見惚れます。今回も圧倒的に強い。強すぎる。 そして脇を飾る変な殺し屋達にもご注目。Ms.バイオリンに力士マン、手話レディ(勝手に命名)など個性豊かな連中とのクールで熱い死闘はたまらないものばかりだ。 それを彩る街並みもどこも美しく、洗練されたところばかりなのが気持ちが良い。にしても終盤の鏡だらけの部屋での戦いはもろ「燃えよドラゴン」で笑ってしまいました。 不器用で悲しき殺し屋の自由を求めた復讐劇は、ギャグとしか思えない超アクションと変な連中のおかげでいい塩梅のバランスになっています。 掟を破り追放となったジョン、彼の走る先に彼の求める幸福はあるのだろうか…チャプター3が楽しみです。 [映画館(字幕)] 6点(2017-07-29 12:17:17) |
24. ジム・キャリーのエースにおまかせ
《ネタバレ》 エース・ベンチュラ第二弾はクリフハンガーのパロディから始まる。 動物を助けられなかった後遺症なのか、解脱したのかわからないが、エースは前作以上のキ○ガイになっている。 そしてエースの意外な弱点も登場。 でもやっぱり続編の宿命なのか、前作のインパクトは薄まっている。しかも彼の変人っぷりはツッコミ役がいるおかけで際立つので、通常の常識が通用しないジャングルではちょっと弱く感じてしまう。しかも前作のサスペンスな匂いが皆無なので、推理もあまり目立たず。荒唐無稽なギャグも登場しちゃってちょっと残念。 でもエースのキレッキレの動きと、事件説明部分のギャグや拷問シーンは最高です。それに江原正士さんによるテンションMAXの吹き替えも素晴らしいですね。 前作には劣りますが、ジム・キャリーの無限の力は素晴らしいです。 [DVD(吹替)] 6点(2016-05-10 21:41:22) |
25. ジム・キャリーはMr.ダマー
圧倒的なバカとバカの珍道中! もうくだらなすぎてたまりませんよ。もーなんといっていいのやら…。 でも彼らは純粋なんですよね…それもあってなんだか憎めない…だからタチが悪いw [DVD(吹替)] 6点(2015-12-12 15:21:57) |
26. ジェミニマン
《ネタバレ》 人気アクション俳優になればクローンや双子映画は避けては通れない。シュワもヴァンダムもジャッキーも通ってきた道。今回はウィル・スミスなだけだ。ただ今回は年齢差がある。ヘンリーは51だがクローンのジュニアは23なのだ。 そんな彼らの物語は想像していたよりもシリアス。クローンと出会い、お互いに動揺する。老いたウィルのヘンリーが若きウィルのジュニアに何をするべきなのか迷っていく。そして孤児として育ち戦闘マシンとして鍛えられてきたジュニアの悲哀にスポットが当てられている。 しかし本作の体はアクション映画。ド派手なモノを期待するとその通りだけど、若干タンパク。 味気ない訳ではないけれど思ったより気持ちよくならないのは敵が明確な悪では無いという所だからか。中盤のバイクチェイスと終盤の強敵との対決はカッコ良かったけどね。 にしてもアジア人枠のバロンの引き際の中途半端加減はなんなのか。 だけど僕が本作を観に行きたかったのには理由があった。それは吹き替え声優。 老いたウィルは江原正士が、若きウィルは山寺宏一が担当という、ウィルを吹き替えを担当してきた二人が起用されるという事で、江原正士が好きな僕としては行くっきゃない代物だったのだ。もちろん本編でも渋い江原正士の演技とあどけなさが残る山寺宏一の演技が良くできていた。 しかしここでソレをぶち壊しにする事が起きた。ヒロインのダニーの吹き替えだ。なんと菅野美穂。これがとにかく棒演技!しかも本編では二人の超ベテラン声優二人の脇にベッタリとくっついているので天国と地獄を同時に味わっているような心地だった。主役はこだわっているのに何故! そんな中結末は思ったよりもヘビィなもので、めでたしと言いたくても悲しみの残るものであり、スカッと楽しめる一本とはちょっと行かず中途半端な気持ちになってしまう一本でした。 [映画館(吹替)] 5点(2020-03-11 17:51:04) |
27. ジャック・リーチャー NEVER GO BACK
《ネタバレ》 奴はジャック・リーチャー!よくわからないおじさん!そしてすぐ尾行される奴!そんな彼にも恋の予感…。 あるのはまたしても正義の頭突っ込みっぷりでまた新たなる陰謀へ。更にジャックにはJKの娘がいる疑惑まで浮上!どうなるリーチャー!一歩間違えばクソ親父だぞ! そんなこんなで無罪の罪を晴らす逃亡劇は盗み、暴行のオンパレード。車も金もその他諸々正義の為に盗みまくり。更に反抗期真っ盛りのJKまで匿う展開で前回アウトローに比べると、ミステリーな風味は抜けて、アクション寄りに更に捜査しながら逃げて喧嘩してと、忙しくてややこしくストレスが溜まります。 そんで、見た目は両手に花ですが、風来坊リーチャーにJKと通じ合うコミュ力があるはずもないのでギクシャクした雰囲気がなんとも嫌な感じ。 でも全部黒のセダンのシーンは笑っちゃいました。 そんでもって追ってくる刺客はアウトローの刺客に見た目そっくりでなんとも新鮮味に欠けます。相変わらずエキセントリックに雇い主も殺すタイプの殺し屋なのも前作と一緒。 アクションもあるにはあるけれど前作ほどの派手さがないのも残念。ラストバトルもあまり緊張感は欠けます。 でも飛行機内でのコマンドーさながらの瞬殺(殺してはいない)っぷりにはちょっと心踊りました。 結末もコテコテで全然感情移入も出来ないのでなんともかんとも。 そんなこんなでトムの風来坊第二弾は作りは丁寧だけれど味付けがちょっと微妙な料理でした。一作目は面白かったんだけどなぁ。 [インターネット(吹替)] 5点(2020-01-20 23:12:41) |
28. シックス・デイ
《ネタバレ》 クローン技術でシュワが二人になっちゃった! …で、俺はどっちのシュワなんだ?オリジナルかクローンか?しかも俺を狙う魔の手が迫る。殺しても殺してもクローンとして復活してきやがるぜ! クローン人間を題材にしたシュワSF。なんともいえない未来ガジェットや乗り物、文化、情勢が所々に盛り込まれているのはやっぱりSF映画のいい所。シンディはホラー。 まぁ途中で主人公側のシュワがクローンだったと判明しますが、さすがに途中から薄々気付いちゃいました。 あと流石にこんな使えないチンピラを大金を使ってクローンで使い回すのはよくわかりませんね。 今回のシュワはタフではありますが、あまり筋肉アクションはないので、結構ギリギリな感じです。その代わり今回のシュワは二人です。 二人のシュワが協力して妻子を救出する所はさすがSFならでは。もうなんか行き着く所まで行っちゃった感じです。 基本的に所々アクションもいろいろとありますが、全体的な作品中のテンションはそこまで高くないのでちょっと長く感じちゃいました。 最後、二人のシュワは立場をハッキリとさせないまま一人は仕事へ、一人は家族の元へ言ったけれど。これからどうするんでしょうね。 [DVD(吹替)] 5点(2016-03-26 10:58:43) |
29. シン・シティ 復讐の女神
《ネタバレ》 前作の続きですが時間軸が入り乱れまくってビックリしました。 これはアレの後!それでコレはアレの前の前の話…これは…えーっと…ってな感じで混乱しながらも頭の中で前作と再編集しながら見ていました。前作の衝撃的なカッコ良さから待ち望んだ本作でしたが、印象的には前作のような衝撃は特にもなく、ストーリーも前作に比べるとイマイチで、なんだか同じ事をもう一度やってるだけのような感じになってしまいました。 [映画館(字幕)] 5点(2015-04-17 23:06:59) |
30. G-SAVIOUR<TVM>
《ネタバレ》 これが実写ガンダムだ! プレステでも実写の太いシャアが登場するゲームがあったけれど、コチラは完全新作!海外との共同制作で作られたインターナショナルなガンダムだ! 存在は知っていたのですが、時代が進むにつれて存在感は薄くなり、黒歴史のような気もするだいぶ怪しい作品ですが、一体どのようなモノなのか気になって鑑賞しました…まぁ、凄い作品でした。 ストーリーは良くも悪くも腐敗した連邦のような政府と戦っていくガンダムっぽいストーリーになってはいるのですが、登場人物たちの行動はどれも先のリスクを1ミリも考えない行動をするクレイジーな連中ばかり。 主人公マークは捕らえた科学者と当たり前のように行動を共にし、恋人を巻き込み、他の女を好きになっちゃう凄まじくゲスな野郎。 更に主人公の恋人ミミは己の感情のままに敵味方を裏切りまくるエキセントリックな性格で、最後には笑いながら爆死する凄まじいキャラクターでした。 敵は敵でどれも私利私欲しか考えない深みの無い悪役ばかりです。 話の展開も設定説明が多いせいかテンポが悪く、それでいて面白く無いのが残念です。食料問題という切り口は良いのですけどね。 一番凄かったのは連邦の進行を食い止めるため、MSはあるけど兵隊がいないからという理由で戦った事すら無い人々をMSに乗せて戦わせるシーン。それでいいのか。 そして見せ場であるCGによるMS戦は全体的に動きにキレがなく、モッサリしており、カッコよくないです。Gセイバーのビジュアルのカッコ良さすら上滑りしています。 ドラマパートも未来的な雰囲気は皆無で非常に安っぽい作り。ハンガーにあるMSなども全てCGで作られているのですが、これなら特撮でガンプラ置いた方が良いと思うくらい完全に背景から浮いてしまっています。 …とまぁ悪いところを挙げるとキリがない本作。まさかここまでの出来とは思いませんでした。 しかし実写ガンダムという挑戦はとても素晴らしい事だと思いますので、是非また違う形で作って頂きたいです。 [DVD(吹替)] 3点(2017-06-14 23:44:56) |
31. 地獄のヒーロー/ザ・プレジデント・マン<TVM>
《ネタバレ》 我らがアメリカのピンチ!そんな時は秘密のエージェント・プレジデントマン!待ってました! 謎の和風建築(?)の家で茶を嗜むナイスミドル!どんなミッションでもステルス機で駆けつける!ナイフを投げれば一発必中!首折りの達人! だけど、そんな超人プレジデントマンも歳には逆らえない、そろそろ後継者が必要だ…おっと、いい感じの若者が。 序盤の手際の良いプレジデントマンミッションはともかく、手際の良すぎる特殊部隊ミッションまで見せられるとは…それからだらだら後継者の苦難、プレジデントマン直伝の謎特訓…早く事件起きないかなぁ…というかコレ、チャック・ノリスというより、この若い後継者が主人公のよくある師弟モノですね。CM突入シーンが清々しいです。 血が少ない所や、スパイ並の秘密武器、ステルス機で出動というケレンを見るとティーン向けアクション作品ってコンセプトなんでしょうか。 量は多いせいかどれも薄味のミッション、取ってつけたかのような因縁の宿敵の登場、あまりに無敵すぎて危機感を無にするプレジデントマン、全体的なテンポの悪さと正直微妙な点はかなりありますが、メタルギアソリッド並に最低限銃を使わずに敵をじわりじわりと首をへし折りまくって消して行くプレジデントマンは結構イケてました。 [DVD(吹替)] 3点(2016-03-23 22:42:43) |
32. ジュピター
《ネタバレ》 うーん。非常に困った映画。美しい映像のはずなのだが、見るものすべてに目新しさが無く、何かの紛い物を見ている気分で頭を抱えてまう。トントン拍子にお約束のようにしかも意外性もなくお話が進んで行っちゃうので最後まで特にハラハラもせず終わってしまいました。 [映画館(字幕)] 3点(2015-04-17 22:39:59) |