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プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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1.  シュレック
これは面白い! 【びでおや】さんご指摘のように、むしろ酸いも甘いも噛み分けた大人の方がより楽しめる筈。「アンツ」ではジェフリー・カッツェンバーグの対抗意識が間違った方向に行ってしまったようでしたが、本作は違います。「毒にも薬にもならないお伽話」の痛快な逆説をベースに、ディズ○ー(ランド)の「夢の世界と呼ばれる異常性」と「究極の商業主義」を笑い飛ばし、更にはフィオナ姫の存在で、薹が立っても幼稚な現代女性への最高のパロディを展開。シュレックのキスで解けるのは魔女の呪いではなく、メディアに操られていた自らの呪縛。あばたもえくぼ。恋心に美醜も体重も関係ありません、勇気を出して自らの足で塔を降りましょう! ってことで、大満足の9点献上。
9点(2002-07-07 00:41:15)(良:1票)
2.  市民ケーン
この映画の評価というのはマンガで言う手塚治虫、ロックで言うビートルズといったところでしょうか。手塚治虫やビートルズをけなせないのと同じように、この映画をけなすことも難しい。1カットっぽさを醸し出すカメラワークと抜群のカット割り。画面の隅々にまでポイントを配置する構図。徹底的にリアルで大がかりなセット。それでいながら必要最低限に抑えられた映像情報。そして秀逸な脚本によるミステリー。当時初めて観た人は、「2001年宇宙の旅」を初めて観た時のような衝撃があったのではないかと推察します。従いまして、8点献上。
8点(2002-11-16 19:30:30)(良:1票)
3.  JAWS/ジョーズ
スピルバーグ、当時26歳にして全米興行収入を塗り替えた歴史的映画。鮫の主観視点による海中の移動撮影が不気味な前半、鮫と正に格闘する手に汗握る後半のバランスが絶妙。その中でも妙にコミカルな演出があったのが印象的です。また、でかいでかいとは思っていたけどオルカ号の脇を通る鮫が初めて写された時、「でけえぇ~」と本当に驚きました。海洋サスペンスでは最高峰なので、8点献上。
8点(2001-08-12 01:04:48)
4.  ジャイアンツ
傲慢な金持ちを軽蔑しつつその妻に寄せる思慕、そして自らも傲慢な石油成金になり破滅していく。しかし、その経験で成長するのはジェームズ・ディーンではなくロック・ハドソンの方。ラストのドライブインで、殴り合いに負けても「黒人お断り」の看板を勝ち取った時、男は本当に偉大な男になったのでした。私にとってはジョージ・スティーブンスの骨太の演出とディミトリ・ティオムキン(こんな名前だったんだ)の音楽に酔いしれられる3時間でした。従って8点献上。
8点(2001-07-11 13:19:53)
5.  16ブロック
警察内部の不正の証拠を握るチンピラを裁判所まで護送することになった刑事と、それを阻止せんとする悪徳警官一味の攻防を、ニューヨークはダウンタウンの僅か16ブロックにギュッと凝縮した「ガントレット」。流石に「ガントレット」や「ダイ・ハード3」みたいに派手なシーンはありませんが(でも「バス」はちゃんと登場します)、ほとんどリアル・タイムで進行する101分を、映画は一気に駆け抜けて行く。緩急をわきまえたリチャード・ドナーの職人的演出と、アル中刑事が思い切り板に付いてるブルース・ウィリスの存在感で、中々の佳作に仕上がってると思います。そして物語を通して語られるテーマが“people can change”。正にありきたりなテーマなんですけど、意外にもエピローグでは少し目が潤んでしまいました、7点献上。
[試写会(字幕)] 7点(2006-09-29 00:05:22)(良:1票)
6.  シンデレラ(1950)
初めて観ました。動画のクォリティは半世紀後の現在観ても全く色褪せてない。メインの物語を彩るサブ・ストーリーや脇役の構成等も、ほとんど現在のディズニー・アニメと同じ(つーか、徹底してこの伝統を貫いてるんでしょうけど…)。本作を観て思ったのは、意外にもシンデレラが逞しいなぁってこと。もっと弱々しくて、可哀想に描かれてるのかと思ってたら、結構毎日を楽しく過ごしてる様だし、性格的にもはっきりした性格みたい(「エバー・アフター」のシンデレラとそんなに遠くなかった)。どう考えても、王子様は末永く尻に敷かれてしまうことでしょう、めでたしめでたし、7点献上。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2006-08-02 00:01:46)
7.  ジャーヘッド 《ネタバレ》 
特別な英雄でも臆病者でもない極々普通の一兵士の視点で、湾岸戦争の実像をシニカルに描いた戦争映画。主人公は海兵隊の斥候狙撃兵ということで、有事の際には戦場に一番乗りするのが任務。しかし当時の任務の実態は、サウジアラビアの油田警護という名目の、半年にも及ぶ砂漠での過酷な駐屯。その後、ようやく攻撃命令が発せられて前線に赴いても、多国籍軍の圧倒的兵力の前に敵はあっさり退却するか、既に空爆で壊滅している。結局、戦場に一番乗りした筈の主人公が一発も銃を撃たない内に戦争は終わる。戦場の狂気だけを内に秘めたまま中途半端に放り出されてしまった主人公の心は、砂漠へ置き去りにされたまま。彼は、哀れなベトナム帰還兵に自分の姿を見るのです、7点献上。
[試写会(字幕)] 7点(2006-02-11 00:05:18)(良:1票)
8.  シンデレラマン
落ちぶれたロートル・ボクサーが番狂わせを起こし、大恐慌時代の生活苦に喘ぐ人々へ夢と勇気を与えたという実話を基にした人間版「シービスケット」。70年前の実話とは言え、どん底の生活をしていたボクサーが急遽、当て馬として試合に出され、そこでチャンスを掴み取るというのは、ほぼ「ロッキー」と同じ展開。従って、予定調和のサクセス・ストーリーでしかありませんが、じっくりと描かれる悲惨な大恐慌期の生活や試合シーンの迫力で、2時間半近くを一気に観せて貰えます。たまにはこういうストレートな映画も気持ち良いですし、生活苦の拡大する現在の日本にはぴったりだとも思います。余程「セカンド・チャンス」に賭けようという人が多かったのか、試写会場で珍しく拍手まで起きたのには少し驚きました、7点献上。
[試写会(字幕)] 7点(2005-09-09 00:09:59)(良:1票)
9.  ジャンヌ・ダルク(1999)
これ、リュック・ベッソンの最高傑作じゃないですか(気軽にテレビで観たからそう思うのかな?)。私とはどうにも肌の合わなかったベッソンの馬鹿っぽさが、本作では超エキセントリックな主人公・ジャンヌに集約され、彼のセンスが破綻することなく発揮されていると思います(効果としては押井守の「うる星やつら2/ビューティフル・ドリーマー」に近いかも)。聖処女と言うよりも狂女といった感じのミラ・ジョヴォヴィッチの容姿と演技も良かった。特にジャンヌが最初に出撃するシーンでは、背筋がゾクゾクしてしまいました。残念なのは、アメリカのレイティングを余り気にしてないくせにハリウッド・スターを使った英語劇にしてしまう等、中途半端に世界市場を意識した企画の方向性。ベッソンはもっと突っ走った方がいいヨ、7点献上。
7点(2004-10-13 23:16:20)
10.  情婦
(ちょい長めで失礼) この大絶賛に負けて今更ながら観てみれば、確かにとても面白い映画でしたし、飄々としたロバーツ卿にワイルダーらしい味があって、どんでん返しの更に後まで気持ち良かったです(「情婦」って邦題はある意味ネタバレですよね)。そしてディートリッヒのドスの利いた美しさも抜群でした。でも個人的には大絶賛とまではいきません。それは本作の所為ではなく偏に自身の所為だと思いますが、唯一本作に責任があるとすれば、それは本作からは余り普遍性が感じられなかったという点でしょうか(それは「古い」ってこととは違います)。自身の好みは別として、「ローマの休日」や「サンセット大通り」「第三の男」等からは他者が並び立たない普遍性が感じられますが、本作は基本的に「セブン」や「シックス・センス」等と同じノリでしょう。それらの映画にはそれなりに否定意見もあるのに、なぜ本作だけはこうまで賞賛意見しかないのか? これは【うさぎ】さん同様、私にも大いなる疑問です、7点献上。
7点(2004-08-19 19:37:49)
11.  ジョンQ-最後の決断-
この「最後の決断」という副題は巧い! 止むに止まれず病院に立て籠もることが、ジョンQの最後の決断ではないのです。デンゼル・ワシントンの口からその決断が語られた時、思わず涙が溢れてしまいました。サスペンス・アクション的な装丁ですけど、実は社会派の家族愛ドラマであり、試写会場の半分が泣かされる映画です。終盤、「都合が良すぎないか?」という部分もありますけど、この映画の場合、(M.ナイト・シャマラン風に)全てを“destiny”として良い方に解釈してあげましょう、7点献上。
7点(2002-10-06 18:44:18)(良:1票)
12.  地獄の黙示録 特別完全版
初公開時に2度観て以来(当時は一切のクレジットが無かったので、追加シーンの他、エンド・クレジットも私は初見)、22年ぶり3度目の鑑賞を果たして感じたのは、こんなにもウィラードの一人称映画だったのかということ。川を遡る程に、物語はマクロからミクロへ、映像は戦場から個人へと収束していき、同時にウィラードはカーツの心理に同化していく。これはベトナム戦争映画などではなく、狂気をテーマにしたサイコ・サスペンスなんだということを、遅ればせながら認識した次第。その中で、やけに説明の過ぎるフランス人農園のエピソードは、カットしておいて正解だったと思う。きっと自身の成長による受け止め方の違いだと思いますが、それでもオリジナル以上の評価、7点献上。
7点(2002-08-24 23:23:38)
13.  処刑人
純粋なガン・アクションとして楽しめました。ウィレム・デフォーのまんまの推理に従って殺しのシーンが再現されていく作り方が好き。私は人権を侵すことが「犯罪」になり、従って犯罪者に人権はないと確信しているので、こういう内容はスカッとします。しかしアメリカでの上映禁止は妥当でしょう、こんな輩が増えたら困るもん(日本ではその心配はないでしょうけど…)。ところで「全身銃おじさん」は彼らのお父さんなの? 7点献上。
7点(2001-08-26 18:52:08)
14.  シックス・センス
この映画の一番のどんでん返しは、ホラーと思わせておいてそうじゃなかったってことでしょう。オスメント君が幽霊の予感に怯えて、シーツ(?)を覆った場所に閉じこもるじゃないですか。するとそこで死にそうな(実は死んでるんですけど…)女の子がこっち見ながら嘔吐してるじゃないですか! 怖いですよ、これは。あんまり書くとネタばれになっちゃうのでこの辺にしときます。良くできた映画です、7点献上。
7点(2001-08-22 16:01:08)
15.  シリアル・ママ
ブラック・コメディとしてはいいんじゃないでしょうか。「普通の」アメリカ人を皮肉った法廷のシーンが好きです。でも、これって実話なの? ジョン・ウォータースのセンスに7点献上。
7点(2001-08-08 18:03:22)
16.  ジュラシック・パーク
もちろんCGすごいんですけど、それ以上にCGと実写の合成がすごいですよね。どこまでがCGでどこまでが実写か分からない。作り方はオーソドックスなスピルバーグ・スタイルで安心して観ていられるって感じ(咆吼するティラノザウルスの前を落ちていく垂れ幕のシーンが忘れられません)。超優良なアドベンチャー映画に7点献上。
7点(2001-08-08 17:55:58)
17.  死霊のはらわた(1981)
「ブレイン・デッド」を観る前は、私にとって、これがむちゃくちゃ映画No.1でした。怖いし勢いあるし笑えるし…。山荘に孤立する若い男女っていう使い古された設定を、ここまで見せてくれるサム・ライミの才能に敬服しました。「スパイダーマン」にも期待して7点献上。
7点(2001-07-28 12:32:03)
18.  シリアナ
名実共に石油版「トラフィック」。しかし物語的面白さや演出の斬新さは、とても「トラフィック」には及ばない。石油の利権を巡って巨大グローバル企業とCIAが暗躍するという「いかにも」なストーリーが、リアルな展開に反して、もの凄く陳腐に見えました。逆にこの映画の凄い所は、テロリストとなっていく青年と反米の王子に方を「善玉」として描いている点(これはブッシュ・ドクトリンとは正反対の設定)。家族思いで信心深い青年を追い込んでいくのが石油を取り巻く環境(つまりはアメリカが遠因)。そして、王位を継承することとなる親米の第二王子はボンクラ貴族で、反米を掲げる第一王子こそ国家と国民を第一に考える政治家。この時期にこういう作品を作れるというのが、アメリカの素晴らしいバランス感覚ですね、6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2006-09-14 00:03:50)
19.  ショウタイム
嫌々コンビを組むことになった水と油の二人の刑事が、事件を通して絆を深めていくという、全く持って珍しくもないバディ・ムービー。流石にこれだけでは今更映画に出来ないので、アメリカで大人気の「リアリティ番組」への皮肉を込めたストーリー展開になってます。彼らが追う事件自体は大したことないので、ロバート・デ・ニーロとエディ・マーフィの演技の対比と、馬鹿馬鹿しいリアリティ番組のパロディを、「のんびりと」楽しめればOKです。正にポップコーン・ムービーですけど、それを目的に作ってあるだけ、前年のデ・ニーロ映画「スコア」よりも良かったと思います、6点献上。
[地上波(字幕)] 6点(2006-08-12 00:04:05)(良:1票)
20.  ジェームズ・キャメロンのタイタニックの秘密
私はBSで観たのでもちろん3Dじゃなかったですけど、長さは倍くらいになってた様です。で、本作では映画「タイタニック」中の探査シーンとほぼ同じことが展開されるので、沈没の様子ばかりでなく、こういったこともリアルに再現されていたんだなぁと、「タイタニック」の方に感心してしまいました。沈没船の映像の上にCG合成される在りし日のタイタニック号の姿が、悲劇を偲ばせると共に、これ以上ないほど緻密で雄弁な解説になってます。沈没船の中を見せるだけで特に新発見とかは無いものの、これはこれで非常に意義にある冒険ドキュメンタリーだと思いました、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-02 00:03:08)
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