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Balrogさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 730
性別 男性
年齢 34歳
自己紹介 初心者です。7点を中心に見事な二次曲線を描く点数分布。しかし映画の評価は点数に還元しきれぬもの。点数と心中の差をいかにレビューで表現できるか。とはいえ適当なレビューも多数(笑

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1.  人生はビギナーズ 《ネタバレ》 
前作サムサッカーと非常によく似た映画。ユアンは、アイデンティティにずっと不安を感じていたが、それが表面化することはなかった。それは父親がゲイだというカミングアウトをしてからも同じである。しかしそれが表面化し、彼の深い悩み、悲しみに変わったのは、父親の死からである。元から不安を感じながらも父親の存在でかろうじてつなぎとめられてきた自らの存在がぷっつり切れたような感覚だったのだろう。父が死んでから、折に触れて彼は両親のことを思い出し、回想する。しかし「なぜ」彼がアイデンティティを確立できないのかは自覚できていない。これが自覚されるのはメラニーロラン演じるアナと出会ってからである。彼女は彼と似たもの同士で、つまり彼女もなぜ自分が自分であることに自信が持てないかを理解していなかったが、彼と会ってからそれが段々と分かるようになるのである。特に彼女は「空白」が象徴的で、それに段々と気付くのが重要なのである。彼もそんな彼女に触発され、どんどん両親と自分の思い出、父親と恋人の思い出を思い返すうちに、幼い頃に感じた様々な疑問、印象的な光景を思い出し、つなぎ合わせ、現在と照らし合わせるうちに、自らがどのような人間かを自覚するに至るのである(アメリカの歴史、両親の歴史、落書きの際の「歴史意識」なるものに彼がこだわっていたことを思い出す必要がある)。もちろんそれは簡単に言葉に表せるものではないが、しっかりと「思い出す」ことが重要なのだということを我々に知らせてくれる。それは恐らく抑圧してきた記憶なのだろう。あるいは彼自身がポジティブな意味で作り出したものなのかもしれない。
[DVD(字幕)] 7点(2013-09-02 23:19:44)
2.  JAWS/ジョーズ
まぁ文句なし
[DVD(字幕)] 9点(2013-07-20 10:29:06)
3.  ジャンゴ 繋がれざる者 《ネタバレ》 
マカロニ・ウェスタン(英語ではスパゲッティ・ウェスタンらしいが)へのタランティーノの愛が爆発している映画。正直相当の映画ファンでないと細かいところまでオマージュを読み取れないんだろうけど、そのへんはこれまでのタランティーノ映画でも同じです(そこまでのレベルになりたいものです…)。ただいかにも70,80年代映画の撮り方(ズームアップや早撃ち!)は「おおぉー」と唸らされます。「荒野の用心棒」に典型的なように、寂れた町(そしてそこには保安官が)にストレンジャーがやってくる、という構図がそのままそっくり再現されています。そして黒人が馬に乗っている点がタランティーノのオリジナルです。町に入るシーンはイーストウッド「ペイルライダー」そっくりです。個人的にはビールを注ぐシーンが最高でした。そしてなんといってもフランコ・ネロ! 邦題は「続・荒野の用心棒」ですが、原題は「ジャンゴ」という映画でフランコ・ネロはジャンゴを演じていました。その彼が、ヴァルツたちがディカプリオと初めて出会う屋敷で、ディカプリオと奴隷を戦わせている白人を演じています。そしてJ・フォックスのジャンゴと共に酒を飲み、新ジャンゴが旧ジャンゴに「ジャンゴ。Dは発音しない」と言うシーンは痺れます。これこそ最大の西部劇への賛辞でしょう。他の点では、イングロリアスバスターズに見られた緊張感と殺戮というパターンが繰り返されていますが、どちらをとってもやや及ばないと自分は思っています。マカロニ・ウェスタンへの愛を感じる映画です。まだ本作を未見の方は是非「荒野の用心棒」「続・荒野の用心棒」を観てからごらんください。余裕があれば「マンディンゴ」も是非。
[映画館(字幕)] 7点(2013-03-02 10:19:26)(良:1票)
4.  13日の金曜日PART2
まぁふつうに面白くないので観なければよかったです。
[DVD(字幕)] 3点(2012-07-08 21:53:05)
5.  十二人の怒れる男(1957)
脚本とアイディアのみの勝負でこれ程面白くできるのはすごいです。役者、監督の力量も問われる非常にレベルの高い映画だと思います。 2012/6/17に再見したのでコメント追加。この映画について「ヘンリー・フォンダに説得力がない。~という場合も有り得るから無罪はおかしい」というようなコメントを多く見ますが、正に「~だったら無罪かもしれないが、しかし~場合もあるので有罪かもしれない」という状態が「無罪」なのであるということを、いくら強調しすぎてもしすぎることはありません。「無罪ではないかもしれない」は「有罪」とは異なり、「有罪ではないかもしれない」は「無罪」である、という大前提を理解する必要があります。なぜその必要があるのかは「それでも僕はやってない」など、優れた映画が多く存在しますので、それを観ると良いでしょう。
[DVD(字幕)] 9点(2012-06-17 10:28:16)
6.  シャーロック・ホームズ/シャドウ ゲーム
なるほど。ホームズじゃなくてもいいけど、知名度としてはホームズの名前を使いたいという映画。だからホームズにこだわる人は観ない方がいいだろうけど、ロバートダウニージュニアの、ジョニーデップ演じるジャックスパロウとジャッキーチェンの中間あたりのキャラクター、アクションが面白い。この具合をちょうどいいと感じるか、中途半端だと感じるかは相当大きいと思う。くすりと笑えるところもあり、アクションもそれなりに面白く、エンターテイメントとしてけっこういい出来だとは思うのだが、やはりあと一歩驚きがほしい。香港アクションらへんの影響があるように思うが、それに留まらない何かを。
[映画館(字幕)] 6点(2012-04-01 21:29:55)
7.  J・エドガー
とってつけたような特殊メイクは残念。当時のアメリカの状況を知らないとあまり楽しめないかもしれない。「市民ケーン」へのオマージュが所々に感じられたが、一人の一生を時間軸をずらしながら追いかけていくという手法は、考えてみると市民ケーンそのものだ。しかしフーバーの描き方は誰がどう見ても表面的なものに写る。イーストウッドが描きたかったものはフーバーというよりも、当時のアメリカなのではないか?リバタリアンのイーストウッドらしく、フーバーの強烈な自由主義(とそれに伴う弾圧)とそれが修正を迫られていく過程はアメリカの盛衰を思わせるものがある。しかしそれにしても見所が少ない。時間軸操作も、あれほど複雑なものはイーストウッドは不得手なのではないか?
[映画館(字幕)] 6点(2012-02-03 10:46:52)
8.  シン・シティ
とにかく斬新で、それをやりきっている。面白い。
[DVD(字幕)] 7点(2011-08-28 23:14:15)
9.  シェーン
撃ちあいよりも殴り合いのほうが多い。しかし過剰でない銃撃戦のなんとスタイリッシュなことか。あの一瞬を観るために何度と無く劇場に足を運んだ人も多かったに違いないと思わせる素晴らしさ。ペイルライダーの原型を知れて満足。
[DVD(字幕)] 6点(2011-07-23 23:38:45)
10.  死霊の盆踊り
笑えるレビューをこれだけ書かせる映画は他にはない。この映画はこれ本体ではなく、これを観た人同士の交流をより深めるコミュニケーションツールとして理解されるべきだ。このつまらないものを観たおかげでコメントがさらに笑えるものになるという不思議。何がつまらないかを知ることこそ、何が面白いかを知ることになるという逆説。素晴らしい哲学的映画でした。0点だけど。
[DVD(字幕)] 0点(2011-07-17 17:32:37)
11.  死霊のはらわた(1981)
イーライロスの「キャビンフィーバー」と同様に、この映画も定番さを隠れ蓑にした珍奇な映画である。勿論ホラー描写も面白いが、明らかにつながっていない編集や無理やりさは、逆にこういったところをおざなりにしてでも優先したいものが他にあったことを逆説的に証明する。血の効果や鏡、時計のファクターに非常に凝っているからだ。この映画の気持ち悪さはホラー的な要素ではなく、実は他の、ストーリーや定番さに還元できない部分に由来しているのだ。例えばオープニングの手を振る二人の老人、家をどんどん突くブランコ、ことあるごとに後ろに映り込む時計、何度か重要な局面で登場する鏡(最後は水になる?)、赤いジュースをミキサーで混ぜるところでも暗示されている血、そして木、森という要素。これらは「これはこういう意味である」と単純に還元、説明できないものであり、それがあまりにも多いことに改めて気付かされる。これらはこの映画でサムライミがどうしてもこだわrった、作品の核なのである。
[DVD(字幕)] 7点(2011-06-19 00:25:10)
12.  シックス・センス
ラストのためだけの映画。気付いてしまったら驚きも半減だし、驚いたところで「だから?」ってなったら何の意味もないです。  と5点をつけていたが、二度目を観る機会があり、自分の目が節穴だったことに気付いた。オチは要素のひとつに過ぎず、それを知っていた二度目のほうが感動した。ディティールに凝っており、完成度の高さには目を見張る。何よりも少年が実は精神科医のことをケアしていたという事実。そして少年と母親、精神科医と妻、精神科医と少年、少年と亡くなった娘のコミュニケーションがとれていく様子が丹念に描かれていく。恐怖の対象から対話の対象へ。それをつないだのは霊であるブルースウィリスの善良な心である。
[DVD(字幕)] 7点(2011-04-24 09:58:13)
13.  13日の金曜日(1980)
有名なマスクとかチェンソーを期待するとがっかりする。そしてどんでん返しや派手な演出を期待してもがっかりする。今みたら面白くない。
[DVD(字幕)] 5点(2011-02-21 01:07:38)
14.  シャッター アイランド 《ネタバレ》 
精神病院モノというジャンルがあるのかどうかはさておき、こういった題材は大好きなので期待して観ました。多少映画やミステリ小説を読む人なら(あるいは疑り深い人)オチは気付かない人の方が少ないだろうし、自分は「前に来たことがある」みたいな最初の台詞でもう勘づいてしまった。だからそこは主眼ではないのだろう。やはりラスト‥‥なんだけど、言いたいことは何となく分かるんだけど、すごくいいアイディアなんだけど、あの一言にそれほどの重みが感じられないのが致命的でした。あの一言は、物語の筋的に逆転した結末がもう一度逆転する(あるいはする可能性がある)ほどの破壊力があるはずなんだけど、それが足りなかったです。
[DVD(字幕)] 5点(2010-10-23 12:07:38)
15.  ジュラシック・パーク
あーおもしろい
[DVD(字幕)] 8点(2010-09-28 23:09:42)
16.  ジャケット
時系列モノとしては良くできていると思いますが、未来に行くことで過去の人間にアドバイスをし、未来を変えるというパターンはありがち。そしてそのパラドックスについてあまり考えていないような作りはちょっといただけないかも。拘束衣という設定にしかオリジナリティを感じませんでした。エイドリアン・ブロディの演技のおかげで成り立っているようなもんですね。全体的な雰囲気はとても好きです。精神病院モノ(というジャンルがあるならば)が好きなので、プラス1点という感じ。それにしてもレンフロ‥‥。
[DVD(字幕)] 6点(2010-09-19 17:41:39)
17.  ショートバス
なんだか暖かい気持ちになります。みんな似たような悩みを持っているはず。
[DVD(字幕)] 6点(2010-08-19 00:34:14)
18.  市民ケーン 《ネタバレ》 
まぁ何がすごいかと言われると答えに窮するんだけど、素人のおれでさえ分かるくらい映像的、ストーリー的手法が多彩です。手が込んでる。 いろんな角度から撮ってみたり(選挙演説のシーン)、奥行きを出してみたり(ケーンが雪遊びをしている時の家の中のシーン)、鏡の反射を使ってみたり(クロニクルの記者を引き抜いたシーン、ダンスパーティのシーン)、思いつくだけでもかなりの数です。  場面切り替えも単純なフェードアウトはともかく、「うまいなぁ」と感心するシーンばかりで驚きました。 ただストーリーだけを考えると、ケーンの一生を「バラのつぼみ」というキーワードを基にして描いているだけなので派手さはないし、正直そのオチも微妙です。そこまで引っ張るほど「バラのつぼみ」にパワーがあったとは思えません。  テーマは作品中に何回も出てくる通り「愛」です。というよりは「愛への渇望」かな。言葉にすると陳腐だけど「愛は金じゃ買えない」 愛を与えることができない。故に愛されない。それがあのラストシーンから分かるように、少年時代につながっているんですね。
[DVD(字幕)] 6点(2009-07-01 23:12:17)
19.  シャイニング(1980) 《ネタバレ》 
映像の素晴らしさとジャック・ニコルソンの怖さですね。正直最後の方ジャックニコルソンに追いかけられる所よりも三輪車でぐるぐる回ってるとこのほうが怖かったです。結局何もなかったけど、あの「何かあるんじゃないか」っていうドキドキ感がたまりません。 これ観ただけじゃ意味不明なシーンもあるけど、気にしないでいいと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2008-11-17 00:14:11)
20.  シザーハンズ
童話のような世界観が面白いです。ジョニーデップはほんとに多彩な俳優であることを改めて観ると認識できます。ただ二回目観た時にどうかというと、微妙かもしれません。
[DVD(字幕)] 7点(2008-11-16 01:10:54)
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