1. ストレイト・ストーリー
《ネタバレ》 リンチの中でも「マルホランドドライブ」と同じくらい好きな映画です。年をとった男が言います。「年をとって辛いのは昔を憶えているから」・・・さて、その昔とは幸せだった過去なのか、不幸せだった過去なのか?どちらにしろ年をとったのが辛いというのは悲しいことだなあと思いました。なのにやさしく、年をとるのもいいなあと思わせてくれる映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-05-04 08:08:12) |
2. スティング
雨のシーンでバックに流れるマービン・ハムリッシュの「ソラス」が印象的した。スコット・ジョプリンの「ラグタイム」をBGMにわくわくした世界に引きずり込まれます。まだベトナム戦争の傷が残るアメリカが懐古趣味に走った頃のノスタルジックな映画です。当時吊りバンドを真似して飲みに行ったり、寝坊した時にウォッカで口をゆすいで二日酔いのふりをしたりしました。ロバート・レッドフォード 、ポール・ニューマン、ロバート・ショウの三つどもえの演技も最高ですが、やはりマービン・ハムリッシュの音楽が最高です。 9点(2003-07-20 02:49:49) |
3. スパイダーウィックの謎
《ネタバレ》 最近、似たようなファンタジーものでがっかり来たことが多いので期待していませんでしたが、予想以上に面白かったです。色々な妖精たちが違和感なく世界にとけ込んでいて、すぐに映画にはいりこめました。敵は強大で、これじゃ普通の人間には太刀打ちできないだろうとの杞憂も最後には丸く収まります。細かい複線がきいているから納得も出来ます。おまけにラストではホロリときました。とても楽しめる映画でした。 [映画館(字幕)] 8点(2008-05-04 07:51:50) |
4. スチュアート・リトル
なんで孤児院にネズミが?最初から不条理度が高かったけど、そのまま押し切ってしまったところは見事です。あれこれ考えずに目一杯楽しめました。悪役の猫もかわいさ満点。世の中に本当に悪人はいない、そんなアメリカンドリームを感じました。こういう映画を見るとホッとします。バージニア工科大の銃乱射事件があったばかりなので、この映画を見ながらアメリカの両面を考えてしまいました。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2007-04-21 02:30:16) |
5. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
《ネタバレ》 最初のスターウォーズからリアルタイムに見続けてきましたが、エピソード1,2で減速気味な感じがして、本心少し醒めていました。特に2は途中で悲しくなるほどで、以前購入した3作のビデオテープを友達にあげてしまいました。なので期待しないで見ましたが「シスの復讐」は最初のシーンから最後のシーンまで中だるみがなく面白かったです。あえて難点をいえばストーリーが強引で、あれほど優しかったアナキンが子供らを簡単に殺すのか・・という感じもしましたが、ヘイデン・クリステンセンがはまり役で、ワンパターン演技のユアン・マクレガーの分もカバーしていたと思います。ナタリー・ポートマンもさらりとした感じが良いなあと思いました。でも、やっぱり久々のチューバッカは嬉しかった。R2D2も活躍してくれたし、役者総出演で、とても良かったです。(シリーズを台無しにしたジャージャービンクスが顔見せ程度しか出なかったのでホッとしました)このシリーズ、ずっと見続けて良かったと思いました。 [映画館(字幕)] 8点(2005-08-13 11:39:57) |
6. スター・ウォーズ
アメリカで上映されてから日本でも上映されるまでの期間が長かったです。1年も前にスターウォーズのおもちゃが発売されていて、当時買いまくりました(今とっておいたらひと財産だろうな)。ロードショーの終盤で見たせいか、地元の映画館では観客が3人でした。酒場で宇宙人たちが酒を飲んでいるシーンが大好きです。シリーズで1番好きです。ミーコのカバーも好きです。去年、顔がヨーダに似ている人と友達になり、なんともうれしかったです。 8点(2003-08-04 06:24:11) |
7. スケアクロウ
ラスト近くでアメリカントップ40のジングルが流れるシーンが大好きで何度か見ました。この時期のアル・パチーノはホモセクシャルターゲットが多いなあ。当時の世相がかいま見られて良い感じです。 8点(2003-06-03 17:58:54) |
8. スプリング・ブレイカーズ
「KIDS」が音楽以外は特になんとも思わない映画だったので、期待せずに見ていましたが面白かったです。 ボニーとクライドに憧れてしまう若者は少なからずいるし、いつの時代にも若さと退屈と仲良くなれないものです。 さりげなくキャストが豪華です。 この映画でハーモニー・コリンに注目するようになりました。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-07-02 13:08:09) |
9. スコルピオンの恋まじない
《ネタバレ》 ストーリーもオチも予想通りだったけど、会話が面白いので飽きさせることなくひっぱってくれます。 魔法の呪文「マダガスカル」を聴くたびに術にかかるウディ・アレン。 手垢のついたネタだとしても楽しいです。 彼は女優を魅力的に撮るのが上手です。今回はシャーリーズ・セロンが良かった。 主役の賢い女性ヘレン・ハントとは対照的に、頭はそれほど良くないけど、そこがかわいいという、男性がモンローに求めていたキャラそのものです。 [インターネット(字幕)] 7点(2016-12-16 09:24:00) |
10. スタンドアップ
《ネタバレ》 「スタンドアップ」というタイトルと、内容予告を見てサリー・フィールドでも出てきそうな映画を想像していました。この手の映画は個人的に好きなタイプではなく、ストーリーにも目新しさはなかったのですが、最後まで興味を失わずに見ていました。シャーリーズ・セロンの役柄は下手すると、「告発の行方」のジョディ・フォスターとかぶってしまい、蓮っ葉になるか、被害者妄想が強くなるかの難しいと思いますが、娘としての母親としての感じ方まで伝わってきて上手だなあと思いました。自分がレイプされたと言えなかった理由も、父親がそれを知らずに娘を嫌っていた理由も、田舎町での生活を思うと納得のいくものでした。 フランシス・マクドーマンド、シシー・スペイシックは相変らず良いキャラだなあと思いました。「スタンドアップ」というタイトルはどうかと思いました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-02-11 05:53:05) |
11. スーパーサイズ・ミー
《ネタバレ》 ジャンクフードと砂糖漬けの栗を食べながら1.5リットルの炭酸飲料を手元において見ていました。色々なデータがたくさん散りばめられていて面白かったです。ヒューストンやテキサス州に太めの人が多いことなど色々と分かりやすく雑学として楽しかったのですが、ラストは空恐ろしいものを感じました。そう言えばジャンクフードを食べ続けたあとは身体がだるいとか思いながらも、映画を見終るころには大量のジャンクフードも炭酸飲料も空になっていました。命が縮むのはわかっているけどジャンクフードを食べるのを止めるのは簡単ではないし、メーカーの責任でもないと思うので身につまされる映画でした。ストレスとジャンクフードの連鎖を断ち切らないと思いながらジャンクフードに手が伸びる人は涙なしでは見ていられ無いと思います。日本で初めて銀座にマックの1号店が出来たときはマックに行くのは胸躍るイベントでした。その後、今に至るまで週に1度はマックや、他のバーガーを食べています。そのせいか平均体重が常に5キロ前後オーバーしています。この映画を見終ってハンバーガーやエビフィレオが食べたくなった自分がすごく悲しいです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-04-21 19:28:26) |
12. スポンジ・ボブ/スクエアパンツ
《ネタバレ》 映画がはじまってしばらくは、ここは本来受ける場所なんだろうか?笑わす場所なんだろうか?と固まってしまいました。硬直がとけたのはネプチューンの輝くハゲのシーンと、スポンジボムの目をうるうるするシーンあたりから。徹底しておばかアニメです。サウスパークから狂気をぬいて、別の毒を含ませた感じです。試写会で隣に座っていた人の「知的障害者がいっぱい出てくるマンガだね」と話しているのが聞こえましたが、酩酊状態のスポンジボムはあきれかえりながらも笑えます。この映画を見て怒る人もいるかもしれない。 [試写会(字幕)] 7点(2006-04-12 21:37:34) |
13. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐
イウォークが出てきて楽しかったのですが、少しずつパワーが落ちていった気がします。ここでシリーズが完結していたほうがよかったんだろうなと、今では思っています。 7点(2003-08-04 06:31:38) |
14. スター・ウォーズ/帝国の逆襲
1作目の酒場のシーンのようなわくわくするところがなかった代わりに、ヨーダをたっぷり見ることができたので満足です。 7点(2003-08-04 06:27:50) |
15. スプラッシュ
ロン・ハワードの中で1番好きです。トム・ハンクスはこういう役あってますね。ダリル・ハンナもかわいい!。音楽も気持ちよかった。 7点(2003-06-19 01:17:00) |
16. スチュアート・リトル2
前作はネズミのスチュアートが普通に言葉を話し、普通に家族の一員となって暮らしていく不条理さが不思議感たっぷりで魅力的でしたが、今回、言葉を話す鳥が出てきたので、ありきたりのCGアニメになってしまいました。スチュワートが人間のように学校へ行って生活して、まわりの人たちは違和感のないところが面白かったのですが、同じような言葉を話す動物が出てきた時点で面白さが減りました。ちょうどピーナッツの漫画でペパミントパティだけがスヌーピーのことを鼻の大きな子供と思っている、みたいな感覚が好きでした。前作が面白かっただけに残念です。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2007-04-22 00:38:13) |
17. スリーピー・ホロウ
ティム・バートンならではの世界観と映像の着色度たっぷりの色づかい、ゴシックミステリーの面白さを思い切り味わえます。ジョニー・デップはこういう役をやらせたら上手です。さりげない眉毛や口元の動きがいい感じでした。クリストファー・ウォーケンといい、クリスティーナ・リッチといい、こういう役がぴったりですね。 6点(2005-02-22 08:36:46) |
18. スタンド・バイ・ミー
面白くて切ない映画だったけど、それほど感動しなかったです。キング、死体、線路、大好きなベン・E・キングの曲など、わくわくするもの満載なのですが・・・期待しすぎていたせいかもしれないです。この映画見て、俺はガキの頃ともだちいなくてひとりで遊んでいたなと、シビアなことを思い出しました。 6点(2003-08-04 04:29:04) |
19. スクリーム(1996)
出だしからはまってみていました。ストーリーの無理な部分もあるけど、こういう映画は好きです。スクリームマスクがかわいい!コーラの見ながらピザ頼んで見るのにピッタリの映画です。犯人が誰とかは、すっかり忘れてしまいましたが・・。 6点(2003-06-20 08:46:12) |
20. 素晴らしき哉、人生!(1946)
「オペラハット」以降のキャプラらしい映画だと思いました。加えてジェームズ・スチュワートらしい役柄。残念なのはこの映画をみて素晴らしき哉、人生とは思えなかったこと。天使が見せるジョージのいない世界が、そんなになってしまうのか?と思えるくらいひどいものというのもありきたり。蝶を踏んでしまったので世界が変わってしまうと言う方がよっぽどリアルな気がする。素直に見られませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-08-31 22:12:17) |