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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2291
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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21.  エクスペンダブルズ3 ワールドミッション 《ネタバレ》 
 これがシリーズラストなんでしょうか?  残念ながらブルース・ウィリスは不参加ですが、代わりにインディ・ジョーンズ、リーサル・ウェポン、ブレイド、更にはデスペラードからも参戦。この面子が一堂に会することがあるなんて、すごい時代が来たもんです。  このオールスターの共演が見られるのはおそらくこのシリーズだけでしょうから、それだけでも見る価値がありそうです。  脚本は、なかなかひどいかもです。  仲間が瀕死の重傷を負ったのをきっかけにチームは解散。  『お前達は生きろ』と一言残し去っていくバーニー。  ここまでは良いんです。じゃあバーニーは1人で戦いに行くのね、って思ったら、なんと新メンバー探し。さすがに『おいっ』って思いました。仲間が死ぬのは忍びないが、若者たちは死んでいいんかーい。と、さすがに唖然。  その後、宿敵ストーンバンクスを捕まえるも反撃にあい、新メンバーは囚われの身に。旧メンバーが救援にかけつけ、『俺達も一緒に助けに行くぜ』と言ったらあっさり承諾。  なんてポリシーの無いリーダーなんでしょ。  最後は新旧メンバー入り乱れての大バトル。  それぞれに見せ場があって大変満足。  シュワちゃんとジェット・リーの活躍が『終始ヘリから銃を撃つだけ』っていうのがちょっと物足りないくらいです。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-07-03 02:40:10)
22.  エクスペンダブルズ2 《ネタバレ》 
 今回は仲間の裏切りもなく、ガンナーも復帰。大変分かりやすくなっております。  凄腕のイケメンスナイパーが加わり、バラエティに富んだ熱いメンバーに。  更にはブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーも参戦。地獄のヒーローのチャック・ノリスまで加わって、ファイナル・バトルは痛快なアクション活劇に。  ビリーの死、ジェット・リーの離脱。この辺りは個人的に残念。  このシリーズに『死』や『悲劇』は似合わない。ビリーはかっこいいキャラだったのに勿体無い。そしてジェット・リー。彼がいないエクスペンダブルズなんて、紅しょうががついていないお好み焼きのよう。例えがわかりにくくてすいません。  せっかくならフルメンバーでフルボッコにしてほしかったです。  で、これは私が悪いんですが、ヴィランがヴァン・ダムって気付きませんでして。回し蹴りでナイフを刺すシーンを見ても、なぜそんなやり方で?って思っただけでまったく気付かず。こちらでキャストを確認してやっと気付く始末。いやはや、まいったまいった。  だから最後にスタローンとタイマンさせたかったわけですね。納得。  このシリーズは本人たちも劇中で言っているように、まさにお祭り映画。  アクション界のアベンジャーズですね。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-06-29 10:14:57)(良:1票)
23.  X-MEN:ファースト・ジェネレーション 《ネタバレ》 
X-MEN『新』シリーズ第一弾ですね。  最大の見所は、何といってもプロフェッサーXとマグニートが共に同じ道を歩んでいたその勇姿でしょう。  別々の道を歩んでいた二人がいつ出会うのか、ドキドキしながら待っていたのです。そして二人の運命が交差する瞬間が訪れます。『そこか~』と感動。エリックを助けたチャールズが、『君だけじゃないんだ!』というシーンが、個人的に、もの凄く感動です。  ただこの二人、確かに親友であり仲間なのですが、初めから方向性が違いすぎて、いずれ決裂してしまうのが目に見えてわかります。この水と油のような二人が、深い友情や信頼関係で結ばれていく、その過程がアツいのです。  ぎりぎりまでエリックはチャールズを、チャールズはエリックを、それぞれ自分の生きる道を共に行こうと手を差し伸べます。ですが悲しいかな、二人はあまりに優秀で、あまりに理想が高すぎるため、最後はやはり別れる運命。それでも二人の友情は永遠に不滅だということを決定的なものにするエピソードが、ラストのクライマックスシーン。『お前を傷つけたくない。』というエリックの叫びから、チャールズの被弾シーンまで。ファンでなくとも涙を誘います。そこにミスティークとの別れまであるからたまらないですね。あーあ。  皮肉にも、エリックとチャールズ、二人を結びつけたのはショウです。つまりは『ショウ』という共通の敵がいなければ、二人が手を取り合うことがなかったのは明らかです。それに、『マグニート』と『ショウ』の方向性はほとんど同じ。『ショウ』が『マグニート』の母親を殺してなければ、きっとショウとマグニートが手を取り合い、第三次世界大戦が勃発していたことでしょう。  そういえば、『キューバ危機』の真相がミュータントだったとは、これまた驚き・・・歴史は深いですね(笑)  本作は、前三部作の『答え合わせ』のような側面もあります。  何故プロフェッサーXは車椅子なのか。あのヘルメットはどこから来たのか。一番のサプライズはミスティークがプロフェッサーXと行動を共にしていたことです。  この作品だけでももちろん面白いと思いますが、前三部作を見ているとより盛り上がることは間違いありません。  気になる点としては、『フェニックス』こと『ジーン』を迎えに行ったとき、たしかチャールズとエリックが二人揃っていた気がしたのですが、今作を見ると二人はそれ以前に袂をわかっているようです。そしてナイトクロウラーのテレポート、ストームやサイクロップスの類似能力が出てきたのは何か関連があるのか。気になるところです。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-02-10 10:45:08)
24.  エリン・ブロコビッチ 《ネタバレ》 
 エリン・ブロコビッチという一人の女性の物語としても面白いし、大企業相手の公害訴訟のストーリーとしても面白いです。  本作の主人公エリンは、その言動、性格から、共感したり感銘を受けたりは、見る人によって差が出るかもしれません。ですが、応援したくなるという点においては、多くの人がそう思うのではないでしょうか。  にしても、この作品、大変面白い作品ではあったのですが、本音を言うと、『法廷もの』=『裁判』という固定観念が邪魔をして、『調停』⇒『和解金』⇒『めでたしめでたし』、っていうのは、どうにも釈然としないものがありました。  子宮や乳房を摘出したり、幼い子供が癌に苦しんだり、これだけ多くの人の健康と命を蝕み人生をふみにじっておきながら、お金だけ払ってめでたしめでたしっていうのはねえ。  大企業側が追い詰められて、住人達が心の底から喜ぶような、そんなカタルシスを味わうシーンをもっと観たかった気がします。  それに、当然の権利とはいえ、3億3000万$の40%であれば、そりゃあ法律事務所は潤うんでしょうけど、それをラストでああもあからさまに『もうかりましたよ。』って見せられれば、『結局は金目当てかいっ!』って感じがして『公害訴訟ドラマならではの感動』が薄れちゃうんですけど・・・。  個人的には、企業側の弁護士3人を相手にして、エリンが完膚なきまでに3人を叩きのめすシーンが今作最高のクライマックスです。『どうぞお水をお飲みください。あなたたちのために特別に用意した、ヒンクリーの井戸水です。』は、最高でしたね。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-09-16 02:33:25)(良:2票)
25.  X-MEN:ファイナル ディシジョン 《ネタバレ》 
 お祭り騒ぎで大団円。細かいシナリオ、サイドエピソードは、なし崩し的に割愛。思い切ってます。ファンからすれば消化不良感の残る完成度です。  まあ、そうは言っても、本作ではシリーズを通して最大の超能力バトルが見られるのが、最大の見所。もちろん、要所要所でさりげなくミュータントたちの能力を小出しにする演出だって、監督が変わっても健在です。きっと本作を楽しみにしている観客が一番見たいであろうものはしっかり見せてくれるので、その辺りは安心して楽しめますね。  ただ、サイクロップスが死に、プロフェッサーXが死に、ジーンが死ぬ。エンタメ色の強いこのシリーズにしては、犠牲が多く、悲しくなっちゃいます。ついでに言うならば、ミスティークとマグニートの師弟関係、信頼関係も好きでしたので、マグニートがあっさりミスティークを切り捨てたのはかなりショック。ミスティークはミスティークであっさり昔の仲間を売っちゃうし、もう残念で仕方がないです。がっっかりです。  また、このシリーズではとにかくいろんなミュータントが出てくるのが面白いわけですが、それが同時に短所でもあります。なにしろ、既存のメンバーに加えて、新メンバーも追加されるわけですから、今作はマグニート軍団だけでも大所帯。こうなってくると、一人一人にスポットが当たる時間は必然的に短くなります。エンジェルやキュアの元になった少年のエピソードはそのまま放置だし、ミスティークや分身の男、パイロだってその後どうなったのか全然わかりません。こんな感じで放置されっぱなしのエピソードがあってあたりまえみたいなのより、個人的には『1』くらいの丁寧な作りが好きでしたね。  ってゆーか、『1』の主要メンバーがとにかく好きでしたので、個人的には『1』の面子+新戦力(アイスマン、シャドウキャット、コロッサス、できたら2のナイト・クロウラー)で、新マグニート軍団とガチンコバトルしてほしかったです。  新生マグニート軍団の新メンバー3人なんて、建物から出てきた瞬間、フェニックスの力で塵にされて、扱いの雑さが悲しすぎます。これじゃあ『フリーザ、スーパーサイヤ人、その他大勢』と同じじゃないですか。Xメンはそれぞれの長所を活かしたチームバトルが面白いのに!
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-08-03 05:54:33)(良:3票)
26.  エアブレイク 《ネタバレ》 
 原題を絶対にいじくっちゃだめなパターンですね。『CUTAWAY』=『他のものを切り捨てる』というのが、本作最大のテーマであり、それを潜入捜査官の主人公が実行しちゃうってのが最大のオチでありミソなのに、『エアブレイク』ではわけがわからないです。  娯楽作品としてはなかなか優秀です。潜入捜査のサスペンスとしてもそれなりに面白いし、なんといってもスカイダイビングにかける情熱とそのパフォーマンスがアツい。これはもうジャンルとしては、『スポ根もの』に近いです。一番の盛り上がりが、『VS陸軍』のスカイダイビング大会ですからね。  マイナー映画と切り捨てるにはあまりに惜しい作品。  スカイダイビング、してみたくなります。
[DVD(字幕)] 7点(2015-07-12 03:49:54)
27.  エイリアン4 《ネタバレ》 
 今までの三作品から、また新しい作風となったパート4ですね。今回は何と言ってもヒーロー然としたスーパーリプリーの存在が光っています。それもどちらかと言えばダークヒーロー。軍人達を圧倒する海賊を更に圧倒するスーパーリプリー、しかも何気に垂らした鼻血は強酸性。これはもうリプリーがエイリアンとどう絡んでいくのか、そればかりが楽しみで完全にいつもとは違うテンションで映画を見ることになりました。  だから、ストーリーが進むに連れ、何となくいつもの人間らしいリプリーに戻ってしまったのはちょっと物足りなかったです。かと思えば、今作での自分の立ち位置を思い出したかのように、エイリアンのもうひとつの口を何の脈絡もなくひきちぎってみたり。いったい何がしたいのか。  本作ではフェイスハガーもエイリアンも、アンドロイドも海賊たちも、みんなが精一杯頑張って、映画を面白いものにしてくれたのが好印象でした。結果、シリーズ中最もバラエティに富んでいながら、最も印象が薄くなってしまった気はします。それでも娯楽映画としては一級品であり、エイリアン作品はどれも面白くて満足でした。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-04-01 02:06:38)
28.  エイリアン3 《ネタバレ》 
 個人的には好きなテイストの3作目。2作目鑑賞後、間を置かずに3作目を鑑賞したわけですが、前作の主要人物たちが死んだことに対する憤りは感じませんでした。ニュートやヒックス伍長が死んだ様子をフェイスハガーの不穏な活動及び脱出機の惨状と医者の説明だけから想像させる恐怖演出が功を奏したのかもしれません。凄惨かつ無情で無慈悲な現状をたたきつけるオープニングはつかみとしてはOKでした。また、ニュートの死体解剖から新たな惨劇を予想させる導入の仕方も良いと思います。  残念だったのは、1作目とも共通する部分ですがフィールドの全体像が今回も大変わかりにくいことです。密室での惨殺サスペンス調にするのであれば、鑑賞者が最低限理解しうる範囲のフィールドにしてくれたほうが、密室の恐怖並びに突然出現するエイリアンの恐怖感はまた違ったものになったかもしれません。  更には、生存本能を登場人物と鑑賞者が共感するからこそ生まれる緊張感は、今作では完全に無くなりました。なぜなら、中盤でリプリーが生への執着を断ち切ってしまうからです。追い討ちをかけるかのように、エイリアンがリプリーだけは襲わないという状況設定も加わります。ここでホラーとしての体裁は陰を潜め、あとはシナリオの決まったストーリーの結末を見届けるだけになってしまうのが物足りなさを感じます。  それでもやはりエイリアンシリーズとして、3作目は3作目としての面白さがあり、ラストまで大変興味深く鑑賞させていただきました。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-04-01 00:19:03)
29.  F/X 引き裂かれたトリック 《ネタバレ》 
 謎が謎を呼ぶ序盤の展開は最高にスリリング。電話ボックスで待つように言われたあとの襲撃は、興奮が最高潮に達した瞬間でした。いったいなんに巻き込まれたのかもわからないままストーリーが進んでいく様子は見る人をとことん映画にひきこんでいきますね。  「うわー、まわり敵ばかりじゃん。誰も信用できねー。」と思っていたときに、素晴らしいタイミングで登場するレオ警部補(ブライアン・デネヒー)。彼が出てきたときの安心感と期待感。きっとこれからロリーを助けてくれるのだろう。・・・・と思いきや、終盤まで目立った活躍はひとつもなし。やったことと言えば、たいした活躍もしていないくせに、ロリーからちゃっかり分け前を掠め取ることだけ。ロリーはロリーで、恋人を殺されたのに、最後は結局金かよ!  と、主役二人のモラルに多少の不満が残りますが、サスペンスとしては展開が速く内容も分かりやすいのでとっつきやすく面白い作品だと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2013-02-27 14:39:55)
30.  エアポート’75 《ネタバレ》 
 恋人と喧嘩した客室乗務員。ベテラン映画女優。とその秘書?。飲んだくれ3人組。どっかのコメディアンみたいな人。シスター。航空会社の社長婦人と息子。腎臓移植のために移送される女の子。  それぞれの性格、個性、人生、事情をわかりやすく、短時間でまとめてくれた前半。  そして事故が起きる後半。  それまで違うベクトルを向いていた人々が、事故が起こった瞬間同じベクトルを向くこの一瞬がたまらないです。  おそらく人生において交わることがないだろう人々が、事故によって「生存」という共通の目的を持つ瞬間。  とても良いです。これがパニック映画の醍醐味です。  腎臓移植の女の子はともかく、それ以外の人々がそれぞれ抱える悩みや不満が、事故と比較対照化されることで急にちっぽけな物に感じます。  生命以上に大切なものはないという事に気付く瞬間です。  そういえば、小さいころ悩んでいたら、よく母が言っていました。  「命までとられるわけじゃないんだから」  まさにその通り。究極の極論を映像化してくれるパニック映画は最高です。  でもみんなちょっと落ち着くの早すぎです。
[DVD(字幕)] 7点(2012-10-15 20:18:57)
31.  SF/ボディ・スナッチャー 《ネタバレ》 
 原因がまったくわからない状況の前半と、原因がわかってからの後半の二部構成。  ホラー要素が強いのは、どちらかというと前半ですね。後半はサスペンスアクションといった感じでしょうか。病気と同じで、やはり原因がわからない状況は一番心理的な恐怖を煽られるわけで・・・。原因がわかってしまうと対処のしようもありますしね。  ただこの映画が良かったのは、原因がわかったところで既に手遅れだったという状況。おかげさまで、最後まで緊張感もって鑑賞することができました。  観ているときも見終わってからもいろいろな想像ができる秀作ホラー。オススメです。
[DVD(字幕)] 7点(2012-03-02 16:12:54)(良:1票)
32.  エスター 《ネタバレ》 
面白いけれど怖くはないですね。少なくとも30過ぎている人は絶対怖くないと思います。なぜか、昔懐かしいホラーサスペンスの雰囲気を感じてしまいました。個人的には、前半エスターに優しく、後半は芯の強さでエスターに対抗する妹が、登場人物達の中でひときわ光っているように感じました。
[DVD(字幕)] 7点(2011-07-06 21:46:03)(良:2票)
33.  エクスペンダブルズ 《ネタバレ》 
 豪華キャストにちょっと期待しながらの鑑賞。  率直に言って期待していたほどの出来ではなかったです。  中盤、島からの脱出、機銃掃射、粉塵爆発(ガソリン?)のシークエンスはかなり盛り上がります。とゆーかこの映画のピークはここでしょう。  終盤の大乱戦が、とにかく画面が暗くて見づらい。更にアップの多用で何がなんやら。せっかくのスターたちのアクションがもったいない。やたら破壊力抜群の銃は面白かったけど。  気になる女を助けにいくだけのストーリー。物語的面白さは皆無と言っていいでしょう。ガンナーの裏切りも、映画の面白さに貢献しているとは言い難い。  スタローンの見せ場が無さ過ぎるのも不満です。  ジェイソン・ステイサムとジェット・リーが頑張っていたので、そこそこ面白くは仕上がっています。  でもやっぱこれだけの面子を揃えてこの出来じゃねー。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-06-22 03:40:55)
34.  X-MEN:フューチャー&パスト 《ネタバレ》 
 タイムトラベルものってのが好きではありません。つじつまが合わなかったり、タイムパラドックスってのが苦手だったりするからです。  この作品では、『意識だけが過去に戻る』ってのがポイント。そんで過去の自分の体を借りちゃう。過去を変えると未来も変わる。  クソのような未来は無かったことになる。この辺りごちゃごちゃせずに、180°新しくなった未来を用意したのは思い切っていて良いです。エンタメ作品ですし、これくらいのほうがわかり易いです。  ただしこの結末だと、今まで頑張ってきた1~3はすべて無かったことになってしまいます。ジーンもプロフェッサーXもサイクロップスもみんな生き返って、ハッピーなはずなのに、何故か悲しい。それはきっと、1~3の歴史、そこにあったストーリーがこの作品によって消されてしまったからです。  ですから、3のラストさえ無かったことにする超ド級の反則技によって訪れるハッピーエンドに、喜びよりも変な虚しさを覚えてしまいます。  話は変わりますが、この作品ではストーリーを重視しています。よって、既存のキャラの中で、特に今までメインだった人たちのみが活躍します。新キャラも出ますが、完全に脇に徹しています。  したがいまして、超能力バトルがいつもに比べると少ない気がします。  最も超能力が駆使されるバトルは未来パートにおけるセンチネル戦になりますが、なにしろ一方的に負けてしまうので、面白くありません。しかも同じようなやられっぷりを、冒頭と終盤で2回も見せられてしまいます。  超個人的な感想で、『ミュータントならではの特殊能力により生まれるバトル、ドラマ、それがX-MENの最大の魅力』と定義している私にとって、この作品は前作までと比べ今イチな印象です。  とは言え、特殊能力の映像の数々は、今までのシリーズの中でも最高。特にブリンクとクイックシルバーの能力のヴィジュアルは芸術の域。ヴィジュアル面だけでいけば文句のない出来です。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-04-11 13:04:35)(良:1票)
35.  エクセス・バゲッジ/シュガーな気持ち 《ネタバレ》 
 ファザコン娘が仕事ばかりの父親に振り向いてもらうために誘拐をでっちあげ、車泥棒がそれに巻き込まれちゃうっていう切り口はかなり面白いです。やや『べた』っぽい設定ではあるんですけど、ヴィンセント(ベニチオ・デルトロ)がBMW盗むまでの手際が鮮やかで、これからの展開に期待が膨らんじゃいます。  ただそれ以降が少々盛り上がりに欠けちゃったんですよね。コメディとしては笑えないし、サスペンスとしてはだらだらしているし、ドラマとしては深みがないんです。登場人物たちに共感もできないんです。むしろエミリーの自分勝手な行動にイライラしちゃって仕方がなかったです。たばこで出火なんてその最たるものです。  そこから先はほとんど惰性で見てしまったんですが、後半なんかいろんなことをうやむやにしながら、なし崩し的にハッピーエンドにもってちゃった適当さは嫌いじゃないです。ただグレッグやガスがいったいどーなったのか、やたら話に出てくる『ドーカスさん』にはちゃんとお金返して謝ったのか、許してもらえたのか、それぐらいは、はっきりさせてもらってすっきりしたかったですね。
[DVD(字幕)] 6点(2014-05-14 12:02:10)
36.  エイリアン 《ネタバレ》 
 静かに始まるオープニング。冒頭のタイトルから素晴らしい雰囲気です。なんとも不安な気持ちにさせられます。  僕にとって、この作品はSFというよりホラーの側面が強いです。幼少期に見たため、恐怖感が刷り込まれているせいもあるかもしれません。  なんにせよ、どこに恐怖を感じるかは人それぞれだと思いますが、僕の場合は大きく2箇所。まず一つ目が、見知らぬ惑星で、見知らぬ生命体を調査しないとならない状況で、そこで突然卵から孵った何かに襲われるシーン。防護ヘルメットに食い込み、切り離そうとすれば顔の皮膚がはがれるというありえない状況。こーゆーときに限ってなぜか想像力がかきたてられて、頭の中で一人絶望的な気分を味わってしまうのです。  そんで二つ目が、ラストで脱出する寸前のどたばた。これはもうまさに助かりそうだからこそ感じる恐怖ってやつですね。あとちょっとで助かる。みんなでシャトルに乗り込んで脱出するだけ。それなのに、エイリアン、そこにいるのかよー、っていう状況。絶望的な状況であれば、当事者たちの諦観の念に共感し、逆に恐怖感は感じづらいものです。やっぱ助かりそうなときだからこそ、生と死をリアルに実感して、緊張感もあいまって恐怖心が最高に掻きたてられちゃうんでしょう。  ただそんな最高傑作ともいうべきこの作品も、船の全体像が把握しづらいことが個人的にはちょっとマイナスポイント。状況が少しでも分かりづらかったりすると、この手の作品は緊張感を削がれます。もうひとつは猫。しつこいです。猫よりエイリアン優先、脱出優先でしょう。あれだけクルーの生命を優先させていたリプリーが肝心な時に猫探しって、説得力がなくなるでしょう。わざと危険な場面を作ろうとしているように見えちゃって、ほんとイライラしちゃいました。  本当に、もはや伝説になりつつある作品なのに、そーゆーとこもったいないですね。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-03-23 00:42:07)(良:1票)
37.  栄光のエンブレム 《ネタバレ》 
昭和のにおいを感じさせる、べたな青春スポーツ映画。展開は読めるし、演出・演技はお約束のものばかり。だからこそ、安心して見られました。新鮮さはありませんが、懐かしい気持ちになります。 サットンが途中でいなくなるのが残念。最後まで、サットンとヤングブラッドの活躍を見せて欲しかった。 「ハートブルー」でも感じましたが、パトリックスウェイジは人をひきつける役者さんですね。 アイスホッケーが乱闘ありきのスポーツだとは知りませんでした。 ヤングブラッドがお家に帰ってから、特訓をしますが、アイスホッケーの特訓より明らかに乱闘の特訓に力が入っているのはちょっとうけます。 お父さんも遂に力をかしたと思ったら、やはり乱闘対策。 「ジャージを脱がすんだ!」って。冷静に見ると面白いじゃないですか。
[DVD(字幕)] 6点(2011-11-02 13:26:35)
38.  L.A. ギャング ストーリー 《ネタバレ》 
 マフィア映画にしては人物の描き方が浅く、ドラマが盛り上がりません。  仲間を1人、また1人と集めていくシーンは好きですけどね。祭りや遠足の前のワクワク感に似ている。  一筋縄ではいかない面子をそろえて、いったいいどんな凄いことをやってくれるのだろうと楽しみで仕方がない。  ところが蓋を開けてみたら、コーエンのカジノや麻薬を積んだ車を襲うだけ。  まあ、最初はそこから始めるのだろうと思ってみていたら、終始そんな感じ。なんと芸がない。  なのでアクションは夜のシーン多め。  暗いうえにみな同じファッション。  誰がどこにいて、誰が誰撃ってんのかわかりづらいです。  わかりづらいから、見せ場であるドンパチシーンもいまいち盛り上がりません。  ※例外はあります。靴磨きの少年が巻き添えで撃たれてしまうシーンは緊迫感もあり良かった。だから今後の復讐劇に期待を寄せたのですが、それを超えるものは後半ほとんど出てきませんでした。  盗聴器を発見された途端、主人公たちの素性が一気にばれる理屈もよくわかりません。  エマ・ストーンは大好きな女優さんですが、正直この映画ではいてもいなくても良い程度の役回り。  軍隊あがりの歴戦の猛者オマラ。  投げナイフの達人コールマン。  天才ガンマンのマックス。  有能な人物を集め、個性豊かなはずなのに、それにしては盛り上がらなかった不思議な作品です。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2024-05-12 17:12:33)(良:2票)
39.  エリザベスタウン 《ネタバレ》 
 いわゆる『人生失敗してもやり直せる。頑張ろう。』という人生応援ソング。  ただ内容を見る限り、仕事で上手くいっていない人は元気をもらえるかもしれませんが、恋愛でうまくいっていない人には、神経逆なでするだけかもしれないですね。  それに、言っていることは正しいのかもしれませんが、なんとなく説教臭い雰囲気がちょっと嫌。  映画としての面白みにも欠ける。  『良い話』をただ『良い話』として見せるのと、『映画』として魅せるのは、違うと思うんですよね。  この作品は、はっきりいって冗長。それでいて工夫もない。もう少し感動を演出しても良いんじゃないかな。  単純にラブコメとして見る分には、面白いと思います。なんたってこの作品のキルスティン・ダンストは魅力抜群。キュンときちゃうシーンだって、結構あります。  ですが冒頭の出だしがあれでは、純粋なラブコメとして見るのは最初から無理なんですよねー。  『ドリューの失敗が世に知れ渡り、そのうえでエリザベスタウンの人たちは、彼とどう接するのか。』そーゆードラマ展開を期待しちゃっていたわけです。私の期待とはちょっと違うストーリーでしたね。  この作品にいまいちノレない理由がもう一つ。この作品は『結果』ばかりを並べすぎです。  『母親は精神安定剤を飲んでいる』⇒なぜ?  『全く靴が売れず、10億ドルの損失』⇒どこが悪かったの?その靴が出来上がるまでのプロセスは一切なし。  『ドリューにやたら興味をもつクレア(キルスティン・ダンスト)』⇒どこに惹かれたの?  などなど、数え上げるときりがありません。  当然それらに対する回答は、劇中一切触れられません。でもそれって手抜きなんじゃ。  どうでも良いシーンが多いわりに、肝心なシーンや説明が抜けている、そんな印象の映画です。  雰囲気がいいだけに惜しい。
[DVD(字幕)] 5点(2017-04-08 00:04:37)
40.  エイプリルの七面鳥 《ネタバレ》 
 この作品からは、優しさが感じられます。  それも、押し付けがましい優しさではありません。  演出された優しさではなく、自然体から滲み出るような優しさ。  鑑賞中、まるで小説を読んでいるときのような、人物の心の機微を感じられる良さがあります。  とは言え、映画として、これって面白いのでしょうか。  よくある話をドラマ仕立てにしただけで、映画として見応えのあるものになっているとは思えません。  七面鳥を持って行ったり来たり。もっとコメディタッチであれば笑えるのですけど、変にリアルな作風であるため、こんなに誰もオーブンを貸してくれないものかと、不自然さを先に感じてしまいます。  それに、そんなに家族との再会を大切にしているのであれば、『事前にもっと準備しておけよ。』とも思うのです。  家族が様々なトラブルに見舞われて、来るのが遅くなったのはただの偶然。  実際は、七面鳥を持ってうろうろしていた時に来た可能性だってあります。  段取りの悪さ、見通しの甘さに、若干イライラしたせいで、ストーリーに入り込めません。  『人生をきちんと生きている自分を、家族に、母に見てもらう。そして母ともう一度やり直す。』  素材はすごく良いのに、うまく調理しきれなかった感じです。  まさにこの映画に出てくる料理のようです。
[DVD(字幕)] 5点(2016-07-10 23:16:23)
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