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ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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1.  L.A.コンフィデンシャル 《ネタバレ》 
ダーティーな傑作ミステリ刑事ドラマでした。 部署内のドロドロした腐敗がリアルに描かれていて面白かったです。 組織内に蔓延した腐敗は変えられるものではないですが、前向きに妥協しているので深いです。 タイプの違う主役がそれぞれ男らしくて面白かったです。
[DVD(吹替)] 8点(2015-11-17 21:54:53)
2.  8 Mile 《ネタバレ》 
エミネム超カッコいいし。 自分はラップとか全然知らないんですが、 この映画のバトルの雰囲気がやっぱカッコいい。 会場の熱気が伝わってきてやたら熱くなる。 普段の自分が見る映画とは逆の人種差別が感じられて面白かった。 荒涼としているがパッショナブルでいて、 荒れた10代を味わった人なら感じるであろう何か強い魅力がある。 それ以外は普通の(特訓して大会で優勝するといった流れをくむ)青春スポコン映画みたいかもしれない。 ただエミネムの場合は特訓する代わりに、ラッパーのよくいうマザーファッカー的な体験とか、いろいろ苦い思いをたくさんして、 またダチとつるんで、その中で真のラップが生まれてくるというそんな感じだったと思います。 一発映画ですが、最後で相手を負かした時に「ざまぁみろ」といった感じが非常にいい気味でした。 それを味わうだけでも一見の価値ありだと思う。 作り物映画ですがエミネムのカリスマ性にも少し触れることができる。 最後で「ダチとつるんでるままじゃ一流にはなれない」というようなところで 主題歌「Lose Yourself」のイントロが聴こえ始めた場面がカッコ良かった。 当時「Lose Yourself」を初めて聞いたときは衝撃を受けた。 どちらかというとメタラーの自分ですが、バトルの熱気には呑まれました。
[DVD(字幕)] 7点(2013-06-09 23:47:51)
3.  エアベンダー 《ネタバレ》 
シックスセンスのMナイトシャマラン監督もロードオブザリングやハリーポッターのようなファンタジー映画を作ってみたかったのですね。 青いパッケージとアバターというキーワードが、映画アバターと商業的に上手く被さってるなぁ、なんてそんな気がしてしまいましたがそれって妄想ですか。  Mナイトシャマラン監督は霊的な、または神秘的な世界を描くことを得意としたスピリチュアル監督ですが、この映画でも気の力やエレメントの世界が面白く描かれてます(原作がそうなんでしょうけど)。  拳法の舞と気の力の使い方が見事にマッチして美しいです。 ちょっと前に多量生産され気味だったファンタジーの世界を東洋風に描くことで他のファンタジーとはまた違う幻想性があります。  坊主の少年の額のタトゥーは美しいですが、矢印の形が好きじゃないです。 矢印って我が強い印象があるのに、この少年はそういう感じじゃないですし。  神秘性はありますが、CGを大々的に使ったファンタジーはアニメやゲームとほぼ変わらず、 美しい乙女が湖面に身をささげる場面はFFじゃないでしょうか?  変な白いドラゴンみたいな幻獣も、あれってファルコンから来てますかね。  エレメントがいきているファンタジーの世界が好きです。
[DVD(吹替)] 6点(2012-09-20 00:07:36)
4.  エクスタミネーター 《ネタバレ》 
ベトナム戦争の傷を心に負い、またそれを追い求めてしまう男の復讐バイオレンスアクション。 社会のゴミを一掃する必殺処刑人エクスタミネーター。 これがB級で良い。 ワイルドで荒い感じがまた男らしい。 バイオレンス・アクションが普通に楽しめる。 首切りは強烈。焼殺も凄い。 悪人に容赦なし。 B級ならではの変な迫力を感じるが、全体的に地味でもある。 処刑人はパッケージほどカッコ良くない。普通のおっさん。 終始むくんだ寝起き顔。 自分の観た映画ではランボーとかマッドマックスなどを少し思い出した。 歌が素晴らしい。 歌詞に浸り、歌に聴き入ってしまう。 メッセージ性のようなものも少しだけ感じられ、 アメリカ人の抱くベトナムのイメージになんとなく思いを馳せる。
[DVD(字幕)] 6点(2012-06-16 01:13:52)
5.  エレファント・マン 《ネタバレ》 
(2009年の映画メモをもとに作成) 昔友人から聞いた話で、記憶も曖昧なんですが、「この作品の本来の姿は”恐怖映画”の類であり、それが何故か日本に入って来た時に”感動の映画”とやたらいわれるようになってしまった」、のだとか。 もちろん定かではなく信憑性も薄いです。 しかし僕はこの作品を初めて観た時に「感動的な映画」だと思い込んでそれを強く意識し過ぎた為か正直いうと「!??」な感じでした。感動は凄く微妙で逆にドロドロと恐ろしい重苦しい場面が残りました。 しかし今回は「恐怖映画」と決め込んで観てみると、、、非常に良質な恐怖映画であり、また深く感動する場面がありました。 2度目にしてやっとヒューマン映画だと気付きました。 ジョンメリックの姿は非常にグロテスクで、それは他のホラー映画とは比べられない程の圧倒的な恐怖とリアルな質感で生理的な不快感を与えます。 それはどのホラー映画でも味わう事の出来ない深い漆黒の恐怖感です。 悪魔のような清掃員の男がいます。いや本物の悪魔です。彼がジョンメリックを客共と引き合わせる場面なんかこれほど残酷な悪意に満ちた場面は他の映画にはありません。 おぞましいです。 作品全体には独特の暗い雰囲気があります。精神的に重いです。 しかしその中でメリックの汚れの無い心の輝きは光ります。 彼の心は美しく澄んで綺麗です。 彼には美しいものを見出す感性があり、美しい物を作り出す才能があります。美しいものに対する尊敬の念を持って、人に対して気品に満ちた美しい態度で接します。 そんな彼の人間的な素晴らしさというか、心の美しさに感動します。 最もグロテスクな肉体をして彼の心には一切の汚れた部分が無いです。 嫉妬とか攻撃性を全く表さないなど僕はとてもできません。 これをみると、肉体とは何なのだろうと考えます。 また「人はなぜ生まれてくるか?」とまで考えさせる程の恐怖映画はまずありません。 メリックは拍手喝采に包まれました。ほんとに素晴らしいです。 最後まで誇らしくあることを選んだメリックに感動しかありません。  フリークスの仲間たちがメリックを逃がす場面がありましたが、圧倒的に美しい場面です。
[DVD(字幕)] 9点(2012-03-22 02:57:47)(良:1票)
6.  エルム街の悪夢(1984) 《ネタバレ》 
(2009年映画メモより)こりゃ面白い。名作といわれるのも分かります。 ジェイソンと並ぶスラッシャー・ホラーの元祖だと聞きました。 しかし、ただのスラッシャー・ホラーではなく、夢と現実の世界を行き来するところが良いです。 その為か、少し曖昧で不条理な感じのする光景がいくつか見られますが、恐怖感や不安を表すのに非常に効果的です。 少女達が縄跳びして歌っている場面なんか白昼夢みたいで少しヤバいです。 ティナが殺される場面は名場面だと思います。 血で美しく芸術的に画面を彩ります。魅せるゴア芸術を実演してくれます。 スプラッタやるなら血の量が大切なんです。この作品ではそれが惜しみないです。 ナンシーがどんどん追い詰められてゆくところが見事です。 フレディーとナンシーの戦いは壮絶です。 こういう所をとことん容赦なく描いているところが良いです。 フレディを夢世界から現実世界に引っ張ってくるなんて素晴らしいです。 興奮しました!バックトゥーザフィーチャーと同じくらい興奮しました。 親たちはもっと子を信じなさい!子の話に耳を傾けなさい!、という気になります。 そういうメッセージも少しだけあると思います。  子どもがせっかく夢のあるユニークなことを熱心に話しても、大人はそれを無視して現実的なことしか言わなければ、そこから恐ろしい怪物も生まれるでしょうに。  
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-01 21:30:01)
7.  AVP2 エイリアンズVS. プレデター 《ネタバレ》 
やった~!!(現時点での)100人目ゲッチュ! 評価の低い作品のようですが、自分はなかなか楽しめました。 最近は低予算なホラーばかり見てるから、億単位のお金がかかったホラーを見たら、 目がギラギラして「¥」のマークになっちゃいそうです。 ■本作は、多くの人が「画面が暗すぎる」っていうもんだから、 僕がここで「オレは映像の暗さを恐怖として楽しめたゼ!」とでも強がってみたかったけれど、 やっぱりちょっと暗いですね、、、。 もしかしたら、AVP1で「カッコよすぎて怖くない」「モンスターがヒーローものに成り下がった」「ホラーじゃねえし!」などの批判意見が多くて、 だから“エイリアン1”の「暗さ」を強く意識(暗い=恐怖感)したと、AVP1で明瞭になりすぎたから、画面を暗くして不明瞭にして暗闇に対する潜在的な恐怖感と不快感と不気味さを演出した、などテキトーな推測してみた。 AVP1とはアプローチの仕方が違う。 確かに“エイリアン1”は「暗さ」で成功していると思う。 でもこの作品はどうだろう?決して悪くはないが、アクション性の高い作品、恐怖よりもそれを売りにしている場合ネックになると思う。 明るさ設定で明るさを半分あげると、ちょうどよくなる。 ■リッキーが偉いです。「早く来るんだ」といって不良の手を握って助けようとした。 僕なら不良なんかムカついてるので、あの状況では即効で窓を閉めます。 「ハイ、さようなら」パタンって、見なかったことにしちゃう。 いくら映画の中で人を殺したってね、エイリアンvsプレデターって名を 堂々と祀り上げて、堂々の主役にしてからに、 その名で興行収入が成り立っている時点では、“A”も“P”も(映画の中では)もはや正義なんです。 “悪”ってのは、ある視点の側でみて「都合の悪いもの」「不快なもの」に当てはめる名で、 だから自分の中での“悪”は、あの不良ドモでした。 ■少女の父親「ほら何もいないじゃないか、、、ん?う、ウギャ~~っ!!」って、最早コントの領域ですね。 ■エイリアンの口内発射型勃起チ○ポ風攻撃が強すぎる。こりゃもう突き立てる場所が人の頭ではない筈だ。場所が違う。使い方を間違っているエイリアンです。  ■金髪美女ファンとしては、ジェシーは死ななくても良かったね。 たとえ彼女がしたたかなビッチだとしても(いや僕はそんなことを思っていません)。 
[DVD(吹替)] 6点(2011-02-22 04:30:29)
8.  エグゼクティブ・デシジョン 《ネタバレ》 
非常に面白かったです。素晴らしいスリリングアクションの秀作だと思います。 カートラッセルは知りませんが(お恥かしいことに、俳優の顔と名前って全然おぼえらんないんですよ)、スティーブンセガールは俳優として大好きです。 だからセガールが楽しみで観た作品なのですが、、、「え~っ!」って感じです。 これからセガールのアクションが炸裂するかと思ったら、あっという間に終わってしまったからです。 本当にセガールはつまらない映画には沢山出演して活躍ているのに、この作品のような面白い映画では全然活躍できないなんてちょっと可哀想です。 渋くて良い俳優なのに映画運がないですね。 この作品ではドッキングで乗り移る場面がアホ過ぎて、、、そのクセしつこくてなんだかイライラさせられました。 セガールもかなりアホでした。早く乗り移れよ!ってのもありますし、「後は任せたぞ!」的な表情がアホでした。 てか、パッケージにセガールが大きく写りすぎでしょう(活躍のワリには)。 あとは非常に良かったです。爆破の解除とか素晴らしかったです。 ボスのハゲがなかなか頭良くてカッコイイかったけど、途中で目的を変えて仲間を撃ったあたりからはちょっとだけ残念でした。 それでもなかなかの悪役でした。 何だかいろいろと問題がありそうですが、非常に面白かったです。  《追加》あと、ここのレビューで皆さまが合言葉のようにセガールセガールいっているので面白かったです。
[DVD(字幕)] 8点(2011-01-31 03:13:42)(良:1票)
9.  駅馬車(1939)
「ウェスタンの最高傑作」といわれるのも分かるような気がしました。 いやぁ、素晴らしい! 登場人物も戦闘も素晴らしいです。最高です。とても深いです。 
[DVD(字幕)] 8点(2009-02-13 18:27:42)
10.  エクソシスト 《ネタバレ》 
とても極悪な作品です。「悪」です! 少女のオゾマしさ、極悪さは普通じゃない。 ここまで悪魔を見事に再現したのは素晴らしい(いや、恐ろしい)。 しかも少女でここまで凶暴で迫力のある悪魔を再現してみせた。 とり憑かれた少女が「本物」にしか見えないから。。。 少女にあんなことをさせちゃって、、、 この作品が少女の将来にとって悪影響を与えなかっただろうか、心配だ。 大人になって「常識」をある程度知ってから観ると、とても恐ろしい映画だったと気づく。 「常識」から逸脱しすぎているから。 何度も観て、知っていてもゾッとするね。 スパイダーウォーク?逆さになって階段を下りてくる場面や、首が半回転する場面はゾッとする。 それを普通に「さりげなく」やるんだからね! しかも全体的に人物描写や日常生活のくたびれた感じ、静けさがとてもリアルに描かれている。 そこでごく普通に常識を逸脱したことがリアルに起こるから怖い。 あと、さりげなく悪魔の顔とか映ったりするじゃん!怖え~よ~! 「チラリズム」ってやつ? でも放尿シーンが一番怖かったりして、、、、日常風景をぶっ壊すっていう意味ではね。。。 この作品の怖さは日常と常識に逆らった「アンチ常識的」な怖さなのかも。 いや、そもそも「怖い」とは非日常的なことなのかもしれない。 (その意味では少女が逆さになって階段を下りて血を吐く場面では常識を逸脱して、あまりに異端で悪魔的に感じられて怖かった)  少女に関わる人々の苦悩、心労が画面から伝わってくるようだ。 特に母親の心労の様子が見事だ。 神父の表情からもくたびれた感じが伝わってくる。 「神父」と「悪魔」との死闘は凄まじく、観ているこちら側が疲れる。 あと関係ないけど、警部さんがとてもお茶目で良い人だった。 静かに流れてくる、戦慄をさそう美しくも恐ろしいテーマ曲が素晴らしい。 霊感の強い人がこの作品を観たらなんと言うか聞いてみたい。 ここまで邪悪で凶暴で悪魔的な作品は無いかもしれない。 作品の中では本当に悪魔がそこに宿ったのだと思う。 今のホラーがこの作品を越えるのは無理かもしれない。 (身体の調子が悪い時にはあまり観ない方がいいかもしれません。。。) 
[DVD(字幕)] 9点(2008-03-09 01:13:51)
11.  エイリアン2/完全版 《ネタバレ》 
驚異的なクオリティー! 鬼レベルの面白さ!完璧です。 とにかく素晴らしいと思ったのは全体のメカデザインの素晴らしさ。 宇宙の人工都市がいちいちカッコ良過ぎる。 大型トラックみたいの(戦車?リプリーが運転したやつ)も超カッコイイ! 武器や建築物、建物内部、機械装置等々のデザインが素晴らしくカッコイイので、 TVゲームが好きな僕は、そういう部分でとても楽しめた。 この作品のデザインは「バイオ2」をはじめ数多くの「TVゲーム」や「ジャパニメーション」等に多大な影響を与えているように思う。  また、観ていて飽きさせない、ダレさせないのが凄い。 軍隊の人たちは個性がとてもよく出ていて面白い。 ビショップが大好きなんだよね。なんかカッコイイじゃん。 また、少女レベッカがとても良い雰囲気をだしていると僕は思う。 「少女」っていうのがツボ。 都市での生き残りは少女一人だった!少女ってなんだか神聖な存在だと思うから、 その少女とグロテスクなクリーチャーとを対比させるのはとても効果的だと僕は思う。 「少女」と「メカ」っていうのもなんだか相性がいいと思うし、少女がカプセルで眠るというのにもどこか惹かれる。 リプリーは「母親」、、、エイリアンの「母親」、、、もしかしたらこの作品では「母親」というものを描いているのかもしれないと思いました。 女王エイリアンのシーンは「怪物」「モンスター」とかじゃなくて「生命の神秘」みたいなものを感じた。(母親は巨大なんですね) その巨大感は美しく見事だった。 この静寂感は、人間がなにか神秘的なものと遭遇したような感動があった。 このシーンはグロテスクだが、「闇」を愛する者であれば「美しい」と感じるかもしれない。  最高傑作と名高い「エイリアン2」ですが、僕個人は「エイリアン1」の方が好きかも。 雰囲気でいえば「エイリアン1」の暗い静かな雰囲気の方が好きです。 1作目ではエイリアンの脅威、そこにいる人物像を淡々とリアルに描いているから。 しかし「エイリアン2」は前作の雰囲気をほとんど損なっていないばかりか面白過ぎます! エイリアンの迫力も損なわれずに素晴らしいです! 監督が変わったのに、ここまで完璧に世界観を引き継いで見事な続編をつくってみせたのは驚くしかありません。 最後に一言、、、エイリアンってホントに美しいですね!
[DVD(字幕)] 9点(2008-03-09 00:50:39)(良:1票)
12.  エイリアンVS. プレデター 《ネタバレ》 
エイリアンが可哀想だった。 結局プレデターのほうが人間に近い形だから味方にするんですね。 面白かったのはエイリアンの頭が奇麗にスパッと切れたところ。断面を見たのは始めてかも。緑色って奇麗ですね、というのが印象。 ピラミッドっていうのはそれ自体が神秘的なものだが、それが地下にあるというのでさらに神秘的で不思議な印象を受けた(地下っていうのが良いと思う)。 舞台をピラミッドにしたのは正解だったと思う。 だってエイリアンをデザインした「ギーガー」はエジプト美術から少なからずの影響を受けていると読んだことがある。 だからピラミッドはそれなりに雰囲気が良かった。 南極というのも良い。南極って人が踏み入れられない場所だからとても神秘的だと思う。 エイリアンのデザインは複雑な形の連続からグロさ、美しさを感じる。 でも親玉が鎖に繋がれてたりとか、意味わかんないけどね。 プレデターのデザインも良いですね。 プレデターのカッコ良さは「ジェイソン」や「レザーフェイス」と相通する(しないかな?) ズッシリとした重みのあるカッコ良さ(ゴーレムのようなかっこ良さ)。 かっこ良さはあるが、「エイリアン」「プレデター」それぞれ1作目ほどのリアリティや説得力をもって描かれていない様な気がする。 簡単すぎるというべきか、、、 たとえばエイリアンの赤ちゃんが女性の胸を突き破って出てくるシーンは(「エイリアン」の1作目を観ていただければわかると思うが)、それがここではとても簡単にあっさりと描かれてしまっているような気がする。緊張感が無いともいえるかもしれません。 プレデターが透明になるのは、「ジャングル」でこそそれが意味を持って効果的にあらわれるのかもしれない。 もはや「危険だ」「怖い」とは感じない(怖くなくちゃいけないというわけではないけど)。 これはホラーというよりも「エイリアン」と「プレデター」が織り成す「SFアクション」として楽しめる。 一番面白かったのはロッククライマーをしながら携帯電話で「打ち合わせ」をしているところ。頂上にちゃんとその相手がいて「いや~映画ですね!」と感心した。 この作品は「エイリアンはアートだ!」と考えている僕には結構イタかったです。 でも楽しめた。 
[地上波(吹替)] 6点(2008-02-09 00:43:37)(良:1票)
13.  エイリアン 《ネタバレ》 
とてもいい! なんかもう、「エイリアン」という文字が浮かび上がってくるところからカッコいい。 並外れたセンスを感じる。 デザインが素晴らしい。 ギーガーのクリーチャーデザインはもちろんのこと、背景の宇宙船や装置がとても良い。 それが過剰じゃなくて、必要最低限の機能的なデザインだからリアルに感じる。 今観ると、「昔のSF映画」の良さがあると思う。 色彩は色鮮やかというよりも、むしろモノクロで、その色あせた感じが落ち着いていてカッコいいと思う。 宇宙の「黒」と、宇宙船の銀色がかった「白」とが対比されているように思えた。 エイリアンは生物的だけど、どこかメカニカルな感じがする(ロボットとは違う)。プラスチックとか、そういう無機質な感じがするけど、デザインが昆虫のように複雑な形態でグロテスク(生物的)だ。 なんだかエイリアンの赤ちゃんは「男性器」にしか見えない。  エイリアンは暗闇に隠れてあまり表に出てこないし、人が殺される(過剰な)描写もあまり出てこない。しかしそこがいい!あえて見せない。だから映像がうるさ過ぎないでリアルだ。 そして静寂的な怖さもあり、暗くて不気味な雰囲気もあり、全体的にクールだ。 また、この頃は「組織」の存在感も不気味だ。 そして独特のリアリティがある。 やはりシリーズ第一作目はリアリティを徹底している。  
[DVD(字幕)] 9点(2007-12-04 01:18:52)(良:2票)
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