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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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1.  俺たちは天使じゃない(1955)
3人の極悪な囚人たちが善良な雑貨商の家族と接しているうち、何かしてやらなければとまで思う温かさ。軽妙で歯切れの良い展開のなかに随所にくすっと笑ってしまうおもしろさ、まさに舞台劇の真骨頂である。それまでニヒルで格好ばかりつける嫌な奴と思っていたハンフリー・ボガートがとても良い味を出しているし他の2人もとっても良い。芝居好きの私には大満足の映画で満点をあげてもいいのだけど、勝手に死んでいったとはいえ蛇を使った犯罪?にちょっとだけひっかかってマイナス1点。
[DVD(字幕)] 9点(2015-02-03 08:28:50)
2.  黄金(1948)
人間の欲や猜疑心をよく表した名作だと思う。黄金は人間を変えてしまうとはよく言ったもの、そうした男をハンフリー・ボガートが巧みに演じている。それにまたストーリー(脚本)が良く、ラストは鮮やか。一見老年のショーン・コネリーかと見間違うほどのウォルター・ヒューストンがまた良い。助演賞文句なし。この映画はヒューストン親子で賞を取った作品だが、息子の映画に親父が出演、親孝行というか息子思いというか感動である。
[DVD(字幕)] 9点(2013-05-10 06:10:15)
3.  女はそれを我慢できない
「女はそれを我慢できない」の「それ」って何?と思いつつ見ていたが、途中からそんなこと忘れておもしろさ満載、好きだなあ。もちろんジェーン・マンスフィールドの魅力たっぷり、でっかい胸の膨らみに目のやり場に困るけど・・・。音痴とばかりに思っていた彼女の歌に思わずびっくり、エドモンド・オブライエンもなかなかやるう!
[DVD(字幕)] 8点(2014-03-09 09:27:48)
4.  大いなる遺産(1998)
デヴィッド・リーン監督のモノクロの「大いなる遺産」も良かったけど、米国に舞台を替えたこの映画も大変好きだ。好きなのは主役のイーサン・ホークやグウィネス・パルトローではなく、ロバート・デ・ニーロ。この大物俳優を単なる脱獄囚で処刑されてしまっては話にならない。やはり後半きちんと出てきて彼らしいアクションになるのも良い。この映画を最初見たとき、すべてが彼の差し金とわかってジーンと来た。(何か浦島太郎の亀みたいだったけど)
[DVD(字幕)] 8点(2013-04-13 22:56:56)
5.  オズの魔法使
何度も見た心に残る映画でなつかしい。「風と共に去りぬ」と同年の作で、戦後ようやく総天然色映画として登場した日本と違って、カラー映画の技術の差も感じる。映画のすばらしさはいうことないが、初めて見た頃の感動はなかなか思い出せない。(初めて見たときに感想を書くべき)しかし最初見た頃はかかしやブリキ男、ライオン、魔女が現実の人物と同じ人たちだとは気づいていなかった。そしてテレビもカラーではなかったような・・・ (白黒テレビ)
[地上波(字幕)] 8点(2013-01-06 10:23:41)
6.  女と女と女たち 《ネタバレ》 
パリ風のエレガントなお洒落とユーモア、イタリア風なコメディ、そして演じるのはシャーリー・マクレーン! 葬式の列を歩む悲しみの未亡人から始まり、浮気現場に出くわした妻、二人の男に迫られる女性、夫の書く小説の主人公に変身する妻、パリ社交界の花型でライバルと競う女性、雪の中を若い男に付けられる女性、全部で7人を女を彼女が演じる。まさに七変化なのだが、コスチュームはそれ以上になってしまう。単に目の保養だけでなく、シャーリー・マクレーンの魅力たっぷりの映画だ。このさい共演している男性の活躍は眼中になし。
[映画館(字幕)] 8点(2012-08-23 23:18:11)
7.  おしゃれ泥棒
オードリーの映画では好きな方、ピーター・オトゥールも結構はまっていて格好良い。 コメディながらサスペンス風というか、サスペンスながらコメディ風というのが好き。邦題も洒落ていて素敵。
[映画館(字幕)] 8点(2012-01-14 22:44:24)
8.  オーケストラの少女 《ネタバレ》 
冒頭からストコフスキーが登場し、5分余りの堂々たる演奏(チャイコフスキーの交響曲第5番)、これだけでもクラシックファンの私には十分に引きつけられる。 映画は強引すぎるほどに都合の良い展開だけど、決して悪い話ではないし大変わかりやすい。1930年代というのは世界大恐慌で米国には失業者があふれていたことも背景になっている。また一方では楽団を支援したり、大金をかけて遊ぶ金持ちもいたということか。きっかけも金持ち同士のいたずらだし、お団子のようなビリヤードの玉や変な双眼鏡など笑える。 ジュディ・ガーランドより歌がうまかったというディアナ・ダービンの歌はさすが、彼女の歌と楽団設立の偉業により点数もおまけ。
[DVD(字幕)] 8点(2011-12-22 20:42:37)
9.  愚か者の船
タイトルに興味を惹かれ見たのだが、国籍人種の違うたくさんの人たちが登場したくさんの物語が進行する、所謂グランドホテルのホテルが汽船になった映画だ。思わず笑ってしまいそうなシーンあり、感動させられるシーンあり、考えさせられるシーンもある。それでいてしっかりひとつにまとまっていると思う。人間誰しも愚か者なのかなあ。
[DVD(字幕)] 7点(2014-12-15 21:27:46)
10.  王子と乞食(1977)
子どもの頃読んだそっくり二人が入れ替わるだけの童話だと思っていたのだが、16世紀英国王室を背景にした物語はなかなかおもしろいし、キャストも超豪華だ。ヘンリー8世を初め実在の人物も多く、テューダー王朝の歴史の一部を垣間見ることもでき大変興味深い。マーク・レスターの一人二役の表情や仕草もなかなかのもの。王子と乞食の二人が同時に出てくるだけでなく、互いにふれあう場面など当時としての撮影技術はたいしたものだ。(DVDで改めて鑑賞した後の感想)うーん、少しアクションシーンが多いかな。それに原作は10歳の王子と乞食だったはず。5年ほど前に製作されていれば、本来の児童文学にそった名作だったかも。
[映画館(字幕)] 7点(2014-07-08 06:02:29)
11.  大いなる陰謀
原題の「Lions for Lambs」のライオンと子羊は何を指すのかを考えるだけでもすごく意味のあることだと思うし、米国の内情を鋭く描いた力作だと思う。正義のためには手段を選ばないとか、正義と平和のどちらかを選ぶとしたら正義を選ぶという、その米国の正義というものが独善的なものでなければ良いと思うが・・・。問題提起としてはすばらしい映画だと思う。
[DVD(吹替)] 7点(2013-09-28 10:49:57)
12.  大いなる西部
途中まではさすがウィリアム・ワイラー、西部を舞台にした本格的ドラマだと思ってみていたのだが、やっぱり銃の撃ち合いになるのか。どこかの島をめぐる領土争いを思い出してしまったけど、平和的解決はできないものだろうか。人物描写が大変良く、助演男優賞がチャールトン・ヘストンではなく、バール・アイヴスなのも頷ける。また音楽もすごく良く、テーマを少しずつ変化させたり、一大交響詩のようだ。
[映画館(字幕)] 7点(2013-04-30 17:31:54)(良:1票)
13.  オール・ザ・キングスメン(2006) 《ネタバレ》 
最初見たときはストーリーがあまりわからず好きではなかったが、1949年のロバート・ロッセン版を見た後もう一度見直すとまた評価が変わった。実にリアルで彫りが深く、アカデミー賞受賞の前作よりも原作(未読)に近いように思われる。それに俳優は豪華だし音楽も良いし、私の中ではこっちの方がすばらしいと思う。ただ恰幅の良かったブロデリック・クロフォードより、ショーン・ペンが知事らしくないのと、アダムがなぜ知事を撃ったかの表現が不十分で残念。原作はピューリッツァー小説だけあって、重みのある映画だが、暗殺者を捕らえず射殺するところはいかにも銃社会肯定国の米国だと思う。もしかしたら臭い物にはふたをしろの陰謀にも読み取れるが・・・。
[DVD(字幕)] 7点(2013-02-02 10:08:50)
14.  王様と私(1956)
「サウンド・オブ・ミュージック」の大ヒット以来、70年代にかけて日本では多くのミュージカル映画が上映(リバイバル)された。この映画も「オクラホマ」や「南太平洋」など多くのミュージカルを生み出した同じコンビ(作詞作曲)の、リチャード・ロジャースとオスカー・ハマースタイン二世がてがけただけあって、よくできている。作品賞を始めアカデミー賞の多くの部門にもノミネートされたほどだ。なかでもユル・ブリンナーのシャム王は、ブロードウェイミュージカルで当たり役となっただけに堂々としたもの、主演男優賞も頷ける。また映像も美しく、東洋的な雰囲気がよく出ている。 
[映画館(字幕)] 7点(2011-09-08 07:30:34)(良:1票)
15.  おかしなおかしな大追跡 《ネタバレ》 
この早口で喋りまくり、スピーディに展開するコメディ、いわゆるスクリューボール・コメディというものだが、その代表作と言えば「赤ちゃん教育」ハワード・ホークスである。そのハワード・ホークスに敬意を表して作られたのがこの映画だ。 この映画は若い頃映画館で見たものだが、そのときは深いことは知らずただおもしろかったという印象しか残っていなかった。 何十年か後、「赤ちゃん教育」などのスクリューボール・コメディを見た後、DVDでこの映画を再鑑賞した。DVDには主役のストライサンドや監督のボグダノヴィッチの解説があり、映画の進行とともに語られているので、実にその様がわかる。 バーブラのコメディはお手のもであり、ライアン・オニールは初めてのコメディだったそうである。特にライアンは「ある愛の詩」を撮ったばかりであり、その変容ぶりには監督自身が驚いたそうである。私ももちろん・・・。 ところでサンフランシスコはさすが坂の街ですね。これまた改めて感心。 
[映画館(字幕)] 7点(2011-07-03 22:10:28)
16.  おもいでの夏 《ネタバレ》 
映画はさほど有名でないかもしれないが、音楽は秀逸である。おそらく一度聴いたら耳から離れないのではあるまいか。ミシェル・ルグランの音楽が否が応でも、情感を盛り上げ、いかにも「おもいでの夏」というイメージを作り上げている。 さて映画はまさに青春まっただ中、はち切れんばかりの性に関する興味、好奇心。それを下品にならないように気をつけながらも、実直に描き出している。それがもっとも顕著に出ているところが、コンドームを買いに行くシーンであり、映画館での出来事だろう。そして後半は、主人公の少年と若い未亡人の「ひと夏の美しい想い出」に・・・。 この映画を見たときは、私はすでに少年時代を卒業し、人妻ジェニファー・オニールと同じ年齢であったが、それでも心にしみる映画であった。早速レコードを買い求め、すり切れるほど聴いたのは言うまでもない。 蛇足ながら、映画館で少年たちが見ている映画は、1942年の映画、ベティ・ディビスとポール・ヘンリードの共演による「情熱の航路」という映画である。
[映画館(字幕)] 7点(2011-05-30 18:09:01)
17.  お熱いのがお好き 《ネタバレ》 
単なるコメディのドタバタ劇としか見れなければ、評価は下がるかもしれない。しかしよく見ると入念に練られたすばらしい脚本であることがわかる。それもそのはず、「昼下りの情事」で見せたビリー・ワイルダーとI・A・L・ダイアモンドの黄金コンビの担当だ。このコンビはその後も「アパートの鍵貸します」「あなただけ今晩は」という名作も作り上げた。 映画の4分の3を女装で通すジャック・レモンとトニー・カーティスの二人、セックス・シンボルという看板だけで軽薄にとらえられてきたマリリン・モンロー、これらのキャストがすばらしい演技をしている。特にモンローのぱっちり開いた目はかわいいし、今まであの独特のポーズしか知らなかった私の誤った概念を修正することができた。 トニー・カーティスが港からホテルまで使った自転車を、ラストでは逆にモンローがホテルから港まで乗り、駆けつける。なんとも粋な演出だ。
[地上波(字幕)] 7点(2011-04-23 22:42:32)
18.  オペラ座の怪人(2004) 《ネタバレ》 
アンドリュー・ロイド=ウェバーのミュージカルはロンドンから、ニューヨーク、そして世界中を駆けめぐり、日本にもやってきた。そして日本では劇団四季によって度々公演され、ファンにはとても親しまれている。 ガストン・ルルーの原作から離れて、ミュージカルはクリスティーナと怪人それにラウル子爵の三角関係がテーマとなっているが、この映画はまさにこのミュージカルを映像化したものだ。したがって少しでもミュージカルにふれたことがあるかないかで評価が大きく変わってくるのは当然のことである。 私は、劇団四季の生の舞台こそ見たことはなかったが、歌われる曲は何度も聴いて親しんでおり、映画化は待ち望んで見に行った。そして期待通りのものと期待に反したものと両方の感想を持った。 期待通りというのは、舞台での限られた表現から映画の利点を余すところなく描き出していること、そして反したのはクリスティーヌのエミー・ロッサムに対して、怪人役のジェラルド・バトラーの歌唱力なさ、非常に残念というか聞き苦しかった。
[映画館(字幕)] 7点(2011-04-12 22:36:44)
19.  オペラの怪人(1925) 《ネタバレ》 
いろいろな「オペラ座の怪人」を見たが、ミュージカルでなくサイレントの「オペラの怪人」は初めてであった。むしろこの映画の方が原作に近く、後世の映画やミュージカルの方が改変されているという。その意味でこの映画を見たことは大変意義深かった。 この映画のファントムは「音楽と奇術に明るい、脱獄した猟奇犯罪者」であり、物語もミステリアスな怪奇ロマンとして描かれている。 前半部分のクリスティーヌとファントムの関わりは物足りないが、後半部分のクリスティーヌを救出する展開は、仕掛けやトリックが数多く出てきて楽しめる。
[DVD(字幕)] 7点(2011-04-12 05:48:18)
20.  踊る結婚式
アステアのタップの芸はお手のものだし、お相手リタ・ヘイワースもなかなか良い。しかし私にはミュージカルよりコメディの印象が強くおもしろかった。帽子の重さが2Kgとは信じられないが・・・。
[DVD(字幕)] 6点(2014-05-13 14:45:19)
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