121. ハード・プレイ
バスケットのプレイのシーンは面白かったのですが、登場人物の思考回路はさっぱり理解できませんでした。 4点(2004-06-17 00:04:37) |
122. パーフェクト・カップル
まったくどうでもいいような題材なのだが、最後まで見られたのは、エマ・トンプソンとキャシー・ベイツの巧演があったからこそである。 4点(2003-12-26 03:25:48) |
123. ハンニバル(2001)
前作の最大の見せ場だった息詰まるような心理合戦はまったくなし。ということは、当然のように前作よりはつまらないわけです。あと分からないところが(すでに指摘されていますが)、(1)冒頭の銃撃戦にはどのような意味が?(2)屈強の看守も簡単にねじ伏せるレクターが、なぜあんなにあっさり捕まる?(3)手首を切り落とすくらいだったら、手錠の鎖を切る方がはるかに簡単では? 4点(2003-03-24 01:12:52) |
124. ハーフネルソン
ダメ中学教師と女子生徒のどうのこうのがやりたかったんだろうけど、そもそも主人公がうじうじナヨナヨしているばっかりで、前提となるべき「生活」も「行動」もないので、結局何も起こっていません。女子生徒の方も、ただ喋っているだけで、やっぱり演技力が低いんじゃないかな・・・。輪をかけて、フラフラ落ち着かないカメラが、ドラマの醸成を阻害しまくっています。見どころといえば、まだ駆け出しだった頃のアンソニー・マッキーの出番が割と多い点くらいでしょうか。 [DVD(字幕)] 3点(2024-02-03 01:19:27) |
125. はじまりはキッスから
《ネタバレ》 ちょっとひねった感じのラブコメ、しかもマリサ・トメイ出演となれば期待は高まるのですが、まったく中身はありませんでした。ちょっとした偶然がきっかけでどんどん浮気が連鎖して・・・ということがやりたいのでしょうが、肝心の元のカップルのあり方や個々の人物の立ち位置がまるではっきりせず、しかも役者がみんな同じような芝居をしているので、設定の意味がありません。終盤をブラック風味にしているのも、狙ったつもりなんだろうけど、外してます。マリサの出番も少なめで、しかも変な役というのもがっかり。 [DVD(字幕)] 3点(2021-08-21 00:07:22) |
126. ハンナとその姉妹
せっかくいろんな登場人物を配置しているのに、みんな似たような人格設定の似たような芝居しかさせてないのですよね。まあ、アレン作品はほかでも大半がそうですけど。マイケル・ケインとバーバラ・ハーシーの絡みだけは若干新鮮でしたが、それもほかのパートに埋もれてしまいました。 [DVD(字幕)] 3点(2021-06-22 01:25:26) |
127. ハリウッドランド
《ネタバレ》 とにかく、何から何まで「思わせぶり」なだけの作品。別にラストが曖昧だからダメとは言わないが、かといって、主人公はスタートの時点と比べて何も発見していないのだから、そもそも作品として成り立っていないと思う。他方で、主人公の(元?)妻と子供がどうのこうのという部分は、単に邪魔なだけ。 [ブルーレイ(字幕)] 3点(2020-09-16 01:19:58) |
128. ハリーの災難
思いっきりネタ一発のシチュエーション・コメディであり、しかも舞台劇風に限られた場で同じような取り合わせの人たちがああだこうだ喋っている。よって、秋晴れの光景の中に直立不動で横たわる遺体というシュールな構図がもたらすインパクトも、だんだん薄れてきますし、進めば進むほど単調になっています。それにしても、シャーリー・マクレーンはこれがデビューだったんだね。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-07-09 00:49:34) |
129. ハッド
《ネタバレ》 全体に立ちこめる荒涼とした雰囲気にはいろいろ期待が高まるのですが、中盤まではそれっぽいシーンの積み重ねばかりで、少しもドラマが動かない。殺処分のシークエンスのインパクトはなかなかですし、そこから徐々に人がいなくなっていく展開も痺れますが、それだけでは回復できませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2019-02-27 00:31:12) |
130. 馬上の男
元カノが自分を振って大牧場主との結婚を選んだことから、そこで三角関係的争いが生じるという、何ともウエスタンらしからぬチマチマした話。それならそれでジメジメを徹底してくれたら逆に面白かったのですが、その辺が中途半端で、しかも途中からの展開は迷走しまくっています。制作側がみんな途中で息切れしてしまったというか、そもそも何が作りたかったのか分からないというか・・・。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2018-11-01 00:29:04) |
131. ハムレット(2000)
ハムレットの映画版はすでに何作もあるんだから、今度は舞台を現代のニューヨークに持ってきました・・・という試み自体はいいんだけど、そこで全部が終わってしまっているのです。つまり、設定背景や美術や衣装を現代風にしたというだけであって、やっていることはこれまでの作品と何も変わっていません。もっと思い切って換骨奪胎して、原作の要素で残っているのは残渣くらい、くらいの配分にした方が面白かったと思うけどなあ。せっかくこうするんだったら。 [DVD(字幕)] 3点(2018-06-12 01:25:07) |
132. ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
《ネタバレ》 いや、2人の間の子供なんかが出てきて、しかも活躍してる時点でダメでしょ・・・この時点で、前作とはさらに別コンセプト作品になり、そしてもちろんさらにつまらなくなっています。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2017-04-16 23:00:41) |
133. ハンコック
《ネタバレ》 みんなから嫌われているヒーローという設定なのであれば、もっとチープでダサダサなスタートになっていなくてはならないはずなのに、最初からそこそこ格好良くて成果も上げたりしているので、前提がすでに破綻しています。ヒーローもののくせに、性能や動きの細部が詰められておらず、映像面が適当感満載なのも問題です。まあ、ウィル・スミスとかシャーリーズ・セロンとかの重すぎるキャストを持ってきた時点で失敗でしたね。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-08-01 02:00:53) |
134. 白熱(1949)
みんな似たような演技と撮り方で、別に何も怖く感じなかったのですが・・・。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-06-02 01:03:55) |
135. バンド・ワゴン(1953)
どのシーンでも明るく楽しく大騒ぎしているだけなので、歌やダンスとしての表現は一部感じられても、映画としての表現が感じられませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-04-30 16:54:11) |
136. バーレスク
《ネタバレ》 例えばこの劇場は、経営難で資金繰りに苦しんでいるという設定なんだけど、それが反映されるのは、数回映される督促状と、シェールの台詞だけ。そもそも、前半部分でもそこそこお客さんは入っているように見えるし、スタッフの数は結構多いし、何よりも「寂れている感」が全然ない。なので、後半いくらお客さんが入って盛り上がったという体を取っても、説得力がないのです。一事が万事その調子で、背景や人格の設定がないのを、楽曲群の挿入でごまかしているだけ。あ、シェールも大分衰えましたね。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2014-06-26 04:02:30) |
137. バーン・アフター・リーディング
脱力感を演出のコンセプトにするのと、手を抜くのとは違います。登場人物各自の視点が定まらず、描写の基礎も外したまま進んでいるので、ネタがネタとして機能していません。 [DVD(字幕)] 3点(2012-07-10 04:37:41) |
138. ハリウッド式 恋のから騒ぎ
邦題からして中身の薄さが窺えてしまうのですが、やっぱりそのとおりの内容です。大体、ウィリアム・H・メイシーという人は、こんな真面目にあれこれ考えたり行動したりするキャラクターには合わないでしょ。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2012-01-12 03:24:21) |
139. ハイ・クライムズ
《ネタバレ》 軍事法廷という特殊性をまったく生かしていない、何から何までどこかで見たようなシーンの継ぎ合わせで終わってしまう内容。そもそも、弁護側の2人が法廷で全然活躍しないので、日常生活の場面にも説得力がまったくない。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-09-27 03:58:16) |
140. パリで一緒に
《ネタバレ》 脚本家がああだこうだと考える内容が、それこそ思いつきを並べただけで、発想も計算も感じられないのが最大の難点。お馬鹿映画だからこそ、締めるべきところは締めないといけないのです。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-05-20 00:11:42) |