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キリコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 982
性別 女性

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1.  バターフィールド8
おっ、これは思いがけずお馴染み様の二人部屋、おじゃまします。そうですねェ、オスカーはノミネートだけとか病気とかでリズへの同情票かも。どうせ受賞するなら「熱いトタン屋根の猫」のほうが作品としても納得できるんですが。 リズは熱演してて悪くはないけど娼婦というにはイマイチ雰囲気がないし、恋人のいる幼馴染との関係でも都合のいい甘えに好感持てず。 何よりダメだったのは彼女が愛したというリゲットの支離滅裂さ。人前であれほど罵っておいて実は愛しているなんてのは唖然としてしまう。彼に愛情があるなんて見てても思えないんですけど、リズ側から見ても彼女が初めて心から愛したという説得力が感じられません。これだけ人物が立ち上がってこないのは脚本が悪いんでしょうか。薄幸のヒロインのメロドラマでも心に響いてきませんでした。 
5点(2004-10-09 21:16:12)
2.  鳩の翼
お金がない、身分が違うというので愛する人と結婚することを許されないケイト。それでは、、というので彼に惹かれてるお金持ちだけど死期が迫っているミリーと恋人を接近させ遺産を相続させようと画策するが二人が近づくと心穏やかではいられない、、、なんて危険な大博打かつ苦しい深謀遠慮。 この三角関係は二人を信じている純真なミリー騙すような形なわけで、なんとも大胆で恐ろしいまでに計算高い女心。でもこのケイトが悪女というのではない。なんか切ない。 クリムトの絵、ベニスのロケーションなど優雅なムードとヘレナ、アリソンの雰囲気はマッチしているし、ランプリングも美しい。これもいい映画かもしれない、、という気はするけれどよく分からないというタイプの作品だった。     
6点(2004-07-22 13:28:59)
3.  裸の町(1948)
オープニング早々に事件が発生して、ストーリーは刑事の事件捜査の過程と共に描かれる。この事件の真相もなかなか凝っていて、展開にも緊張感や面白さがある。 事件を段々追い詰めて犯人に迫ると犯人がニューヨークの街中を逃げ回るが、これが市内でのオールロケで撮られている。 これは当時のハリウッドでは画期的なことで、戦後貧しいイタリアでスタジオや機材もお金もないというので屋外ロケ作品が作られ、それが迫真のリアリズム効果を生んだというのが発端らしい。 だから実際の街の路地を逃げ回る犯人、追う刑事達の映像はリアルで緊迫感がある。  追い詰められた犯人はウィリアムズバーグの高い鉄塔に逃れるのだが、犯人(カメラ)が見るニューヨークの俯瞰映像は平穏な日常と犯罪が同居する大都会のありのままの姿を映し出す。。 上空からの俯瞰映像はオープニングにもあり、製作者自身(?多分)によるスタッフや映画紹介のナレーション付きという作りも斬新。スター主義のハリウッドでバリー・フィッツジェラルドはともかく、他はあまり知られていない俳優を使ってるところにも新鮮な感覚がある。 残念なことに制作したマーク・ヘリンジャーはこの作品の完成直後に急死している。また監督のジュールス・ダッシンはまもなく赤狩りでアメリカを離れることになる。 
8点(2004-07-01 19:15:48)(良:1票)
4.  ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 《ネタバレ》 
楽しかったですよ~ あっという間の150分でした。 今回一番の特徴はボグワーツの屋外が美しいスコットランドロケで撮られていること。 鷲+馬のバックビークに乗ったハリーが空を飛ぶシーンは爽快でワクワクしました。物語にうまく取り込んだ山や川、湖や丘の自然が雄大で素晴らしいです。  学校も自然の中で、急斜面を行ったり来たりするので敷地関係は新鮮な印象でした。 あれだけの原作の忠実な映画化を2時間半で見せるのはどうしたって無理なので、これは原作を知っている、という前提で作られているのかもしれません。 省略されている部分もあるし、シリウスが敵だと思い込んでるハリーがあっさり味方だと納得してしまうのや、ハリーのお父さんとシリウス、ルーピン先生の関係など説明不足で分かりにくいかもしれません。 でも細かいことを気にしなければ話の展開と映像だけでも十分楽しめると思います。  マージおばさんの風船やまね妖怪の変身、ナイトバス、壁の絵、忍びの地図などの魔法の数々は書けばきりない楽しい映像。 ディメンターの造形、それが魂を吸うイメージの映像は良くできてるし、あばれ柳が枝をビュンビュン振り回す迫力は思わずウワッ、、とのぞけってしまったくらいです。  出演者で言えば一番活躍したのはハーマイオニ、みんなちょっと大人っぽくなりました。 なにしろ魔法の世界ですからね、楽しく見られれば十分満足です。 
8点(2004-06-28 18:21:02)(良:2票)
5.  花嫁の父
「花嫁のパパ」はこれのリメイクで、私はこちらを先に見たのですがほとんどこれをベースにした同じ作りです。リメイク版の父はこれよりさらにあれこれと結婚に抵抗しますが、こちらは案外あっさりしてます。しかし時代が変わっても娘の結婚に内心穏やかでない父心や、結婚までの準備や費用の大変さは不変で、演じる父が名優のS・トレーシー、娘が18歳で輝くように美しいE・テーラーというのが一番の見所。20年前の窮屈な礼服を無理やり着るところや、結婚式のリハーサルシーンなど結構おかしくて笑えます。ほのぼの見れるホームコメディで、リメイク版とあわせて見るとなお面白いと思います。 
7点(2004-05-15 16:03:51)
6.  母の眠り
重い癌を患っていた母親が死んだだけなのになぜ娘が取調べを受けているのか、なぜ娘はああも母に反感を持っているのか、などの疑問は展開と共に明らかになっていく。ドロシーに扮したメリルがかなりのボリュームに見えるのに、病にやつれてからはかなり頬がこけているように見える。(さすがに裸の骨が浮いてるのは吹き替えかもしれない)完璧な主婦というだけの母に反感を抱きキャリアウーマンとして仕事にこだわる娘。でも自分がいざ主婦をやってみるとそれがいかに大変でしんどいことかと思い知る。夫や子供達が何不自由なく自由にそれぞれの好きなことができるのも、彼らの生活基盤を支える地味で退屈な家事を担当する母がいればこそ。父はやはり仕事を口実に現実から逃げていただけなのか。あまりのしんどさに娘は切れてしまうが残り少ない命の母が娘に諭すシーンのメリルがいい。  
7点(2004-04-14 19:19:29)
7.  ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
次々起こる危機の連続でも必ず切り抜けてしまうという展開、そこかしこに古今の冒険活劇映画で見たようなシーン、目一杯なCGとサービス一杯・盛りだくさんな割にはなんだかワクワク感がない。レイチェルは死んだと思ったら呪文で簡単に生き返ってるし、何千年の恋は冷たくて何だかあっけないし、、あんまり都合よすぎるのもしらけちゃう感じ。 
5点(2004-04-13 23:47:48)
8.  波止場(1954)
港の労働者たちの組合のボスがまるでマフィアのような悪辣さで描かれている。そんなボスに搾取され牛耳られていても誰も彼に異を唱えることができないでいる。ボクサーくずれのブランドもそんな彼に利用されても反抗できない。不正の暴露に立ち上がるようにアジテーションを飛ばすのは神父のみ、彼の一貫した励ましで兄を殺されたブランドもとうとう証言台に立つ。組合の幹部の不正とか告発など社会派の地味な題材だが、出演者が舞台出身の演技巧者だし緊迫感のある展開で見ごたえがある。ここでは不正に敢然と立ち向かう勇気が描かれているが、監督が赤狩りで裏切り者とされるカザンだからちょっと複雑な感じもする。若いM・ブランドの横顔はP・ニューマンにそっくり。
7点(2004-03-21 21:39:04)
9.  花嫁のパパ(1991)
銃も麻薬も暴力も家族崩壊もない極めて健全な家庭の結婚ものホームドラマ。娘可愛さ人一倍の父親が突然娘に結婚すると言われてビックリ仰天、あれこれ抵抗したりしながらも結婚式を済ませるまでをコミカルに描く。やや裕福そうなこの家庭のやり方が参考になるかは疑問だけど、アメリカ版結婚式ハウツーものとして見ると興味深いところもある。父親もD・キートンの母親も娘もいいし安心して楽しく見られます。
6点(2004-03-08 22:51:54)
10.  ハンナとその姉妹
3姉妹とその関係者などの登場人物たちは皆個性的で、常識的でまともなのは長女のハンナだけのように見える。アレン演じる心配性で病気恐怖症の男のセリフはおかしくて笑える。短い話をつないでいくような作りだが、それぞれの性格や人間模様が浮き上がってきて面白い。ダイアン・ウィーストやマイケル・ケインなど達者な人たちが意外な変わり者を演じてて楽しめる。
7点(2004-02-26 22:30:16)(良:1票)
11.  ハッド
40年前のこの作品で今に重なって見える事件がある。父親が長年丹精こめた牧場で口蹄疫が発生する。どんなに辛くても全ての牛を賭殺処分しなくてはならない。ブルドーザーで大きな穴を掘って牛を追い込み、牛たちは一気に銃殺されて埋められていく。 仕方ないこととはいえこの牛のアウシュビッツには胸が詰まる。今も牛や鳥などがこうして処分されているのだろうと思うとかわいそうになる。15年ぶりに帰ってきたハッドは、この感染牛を知られる前に売ってしまおうと言うような酒飲みのやくざな男。家を出る前にも飲酒運転で兄を死なせていて、牧場は老いた父と兄の息子が経営している。謹厳実直な父はこの息子を快く思っていないが、甥は快活で豪放なハッドに好意を持つ。父と息子の対立、牧場を襲った悲劇、崩壊など暗い話が描かれる。父のメルヴィン・ダグラス、ハッドのポール・ニューマン、甥のブランドン・デ・ワイルドの3人がいいのでこうした人間模様に見ごたえがある。メルヴィンは30年代の若くて軽妙なのしか知らなかったが、渋くてシリアスな演技が見事だった。ブランドンはシェーンから10年、面影を残して成長し立派な若者になった姿が見られる。  
8点(2004-02-25 22:40:04)(良:3票)
12.  バス停留所
これはモンローが演技開眼!とか言われて彼女はがんばってると思うんですが、モンロー好きの私には今ひとつの作品です。ドン・マレーのカーボーイがかなり自己チューで、ノーテンキなのがうっとおしく思えたのが最大の原因ですかね。私はあんな男はごめんですわ。。。マリリンに「やめときなよ~」と警告したくなりました。
6点(2004-01-08 16:27:16)(良:1票)
13.  巴里の女性 《ネタバレ》 
長年の共演者エドナのために作ったメロドラマ。すれ違いで悲恋に終わるんだけど、この女性は恋人の母と共に孤児を育てるという生き方をする。波乱の人生の末、笑顔で新たな人生を選択した一人の女性がすがすがしい。ボディアクションなしのコメディでもないシリアスドラマのうえ、わずかな字幕のサイレントでここまで微妙な心理描写ができているのに気がつくと、やはりその演出手腕はすごいことだと感心する。
8点(2003-11-14 16:44:55)
14.  パリで一緒に
オードリーの作品は彼女だけでかろうじて許せるのも多いが、これはいくら何でもいただけない。まず脚本が酷すぎる。それでも何とか見られたのはオードリーが素晴らしく美しいし、ファッションが素敵なことだけ。締め切り間際なのに全く書けてない脚本家に雇われたタイピストがオードリー。この脚本家が「エッフェル塔を盗んだ娘」というタイトルで、映画の脚本を行き当たりバッタリの思いつきで話す内容を、この二人が劇中の登場人物になって演じる、と言う筋なんだけどこの話がまるでメチャクチャで面白くない。どんな魅力ある名優でも脚本が悪いとどうしようもないというのがはっきり分かる、ある意味で貴重品。やたら映画関連の作品名、俳優、映画製作のことなど映画関連事項が出てくる。仮装パーティだかでチャップリンまで出して、しかも隅っこで小さくなっている。これでさらに印象悪化。それでも魅力的なオードリーに免じて2点。
2点(2003-10-24 17:49:11)(良:1票)
15.  パリの恋人
オードリーがファッション誌のモデルになる話なので、これはもうトップモデル並みの彼女のファッションと踊りを楽しめる。歌はともかくオードリーはバレエをやってて踊りはうまいし相手役のアステアは言うまでもない。これだけなら文句はないけれど、雑誌の編集者もオードリーもアステアの写真家も自分勝手で共感できないキャラクター。編集者達は本屋で散らかし放題で取材するは一方的に本屋の娘をモデルに決定、パリのオードリーは本来の仕事も放ってカフェで議論、仕事がうまくいかないと見るや途中で帰国しようとする写真家と、自分勝手で無責任な仕事振り。これでかなり面白くなくなってしまった。でも主演の二人の魅力にプラス1点。
6点(2003-10-16 14:51:38)
16.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
何も考えずに楽しめばとっても面白い娯楽作品です。ディップはユニークで楽しいキャラだし、ヒロインのキーラはきれいで逞しく見せ所がたっぷり。骸骨CGも良くできてるし、音楽がワクワクと気分を盛り上げる。お話があれっと思う粗雑な部分もあるが、これだけ楽しませてくれれば気にならない。家族で安心して見られます。
8点(2003-09-20 21:28:09)
17.  遥かなる大地へ
前半のアイルランドのシーンがいかにもという感じで、哀愁のある音楽と共にとても良い感じで始まる。トム君も若くて逞しく、素敵なアイルランド青年をとても魅力的に見せる。けんかのようなボクシングシーンも迫力がある。お話はロマンスをからめやや甘いところがあると思うが、アメリカのはじめの頃の荒々しい雰囲気が伝わってきて、なかなか面白い。ロン・ハワード監督って見せ方が上手ですよね。
7点(2003-08-17 21:12:29)
18.  巴里のアメリカ人
出だしはおばあちゃんとのダンス!や子供達との掛け合いなどが楽しく、中盤はレスリー・キャロンとの優雅なダンス、終盤は絵の中に入ってから(想像の世界)のカラフルで多彩なダンスと素晴らしいシーンが満載。素晴らしいけどこのショーを見せるような終盤のダンスシーンは延々と長くて、いくらおいしいご馳走でも食べ続ければ飽きてくるようにちょっと食傷気味になる。 ジーン・ケリーやレスリー・キャロンは絶好調というほど見事だが、ストーリーはこのダンスシーンを見せるためにあるような感じで、前半はともかく後半の展開ではハッピーな気分とまではいかない。アメリカじゃこれが一番人気らしいけど、私は「雨に唄えば」のほうが楽しい気分になれるので好き。  
7点(2003-07-13 16:13:49)
19.  バニラ・スカイ
ややこしい話で一度劇場で見たきりだからよく理解できてない。こういうのはビデオで納得するまで見なくちゃ・・
5点(2003-07-13 16:00:00)
20.  初恋のきた道
自分の作ったおいしいものを好きな人に食べさせたい、声が聞きたい、遠くからでも見ていたい、そんな苦しいまでに一途に人を思う純な恋心。しかもその気持ちのまま40年も連れ添った夫の死に、この母はどんなに悲しかったかと再見してもボロ泣きでした。そんな愛し合った両親を敬い、優しく思いやる息子や村人などの温かさもますます涙を誘う。初出演のチャン・ツィイーの可愛い走り方や表情にはすっかり魅了されてしまう。比較するのも何だけど、初登場でこんなインパクトの強い女優はローマの休日のオードリーと似た感じかもしれない。村はずれの黄葉や野原などの風景も美しく音楽もいい。いくつになってもこういう感動って最高です。
10点(2003-07-13 15:40:48)
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