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パブロン中毒さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 914
性別 女性
ホームページ http://ameblo.jp/cluttered-talk/
自己紹介 After shutting down my former blog, I'm writing some boring stories at new site. Anyone who's interested in, come along if you'd like to.

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1.  バイバイ、ママ 《ネタバレ》 
まず大拍手をします! ベーコン家総出演のこの作品。並みの俳優ならつまらん自己満足で終わるところ。 ところがところが、このクォリティの高さ。本物です。 回想シーンというものは、単なる説明に終わってはいけないということが良く分かります。(「ホワイトライズ」がいかに芸が無かったか納得)また、単なる説明でない回想シーンであれば、数回入れても映画の雰囲気が損なわれるどころか、完成度を増すということですね。 2回目に見ると、両親を嫌いながら、愛する人と心中するという同じ方向に生きてしまうエミリー、子供時代と同じ失敗をするエミリーにはっとします。それとハーカー夫人はすごいね。10歳の子に、この世で女の子が最も知らねばならぬ秘密を教えるんだから。私なんかこの事に気がついたのは30もかなり過ぎてからだわ。(誰も教えてくれん!) なんといってもこの豪華キャスト陣を惜しみなく無駄遣いする贅沢さよ。 サンドラにしても、マット・ディロンにしても、10分と映っていないでしょう。ものすごくおいしそうな料理をちらっと垣間見せるだけのような心憎い見せ方です。こんな贅沢も、ケビン君の内輪力なくては有り得ない。俳優さんが監督に乗り出した作品には、こういう内輪ならではのごちそうが期待できるところがよいです。これで作品の出来も良ければ言うことなし。 ケビン君の演じたお父さんは一目見て大爆笑。はずしにはずしてこのファンキーなスタイル、突き抜けている。大変よいです。そしてサンドラの妖しさよ。やっぱり美人だ。ケビン君の奥さんキラと比べるとさらにそう思う。 キラ・セジウィック。魔女顔である。私の嫌いなタイプの顔だ。目が寄っているうえに激しい奥目、ワシ鼻、そして歯が短いので口の中が空洞に見えるところが怖い。サイコ女をやったら右に出る者がいないグレン・クローズの継承者といえましょう。 それから娘のソシエちゃん。この子ただものじゃないわー。そんなに可愛くもないのにこの存在感。いつもブスくれた顔しているのに、なぜかその心中が伝わってくるという、役者の条件を満たした逸材と思います。先が楽しみだ。 ケビン君たら「エコーズ」でせっせと穴を掘りながらこんなプランを練っていたとは。俳優さんの余芸ではビル・パクストンの「フレイルティ」にも感心したが、個人的には笑いのセンスがあるところが私の好みに激しく合っている。次作も楽しみです
[DVD(字幕)] 9点(2006-09-17 00:49:33)(良:2票)
2.  薔薇の眠り 《ネタバレ》 
デミムーア出演作の中では個人的1位。女性の観客なら、見てる間ずっと「どっちにしようかな」とデミになった気分で悩むよね。やっぱりフランス男はロマンティックだー。アイディアよし。デミもエッチでよし。フランスの彼やっぱりよいな。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-20 20:04:09)
3.  パラダイム 《ネタバレ》 
あまりにも好きなので、一時所有していた。 髪型などに時代を感じるなあ。怖い仕掛けがいっぱいだ。「暗黒の王子」って、キリストの反対のものなのね。欧米の人はよっぽど怖かっただろうなあ。悪いけど、この恐怖って日本人には正確には伝わらないんだ、ジョン。でもこれくらい面白ければ食いつくよー。挿入される白黒画面の音声がすごくこわい。
[DVD(字幕)] 9点(2005-11-13 21:50:42)
4.  背信の日々 《ネタバレ》 
これを見たらベレンジャーに惚れてしまって、現実の男性がみんなタコに見えてしまった映画。 愛情深さと残酷さを、矛盾無くあわせもっているベレンジャーは悲しい男だ。「どうして愛情のほうだけにできないの?」と誰もが思うだろうが、それは父から受け継いだものであるからだ。父はそのまた父から。デブラと付き合うまでの展開がすばらしい。このままハッピーで終わってほしい。カントリー映画でいいじゃないかあ。と願い続けてしまいます。あれだったら、誰でもつきあっちゃうよねえ。ラストの放浪が美しい。涙涙。デブラは太いけど顔きれい。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-08 22:59:36)
5.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
ストーリーよく考えましたね。「バックトウーザフューチャー」のパクリとは思わない。しかししかーし、萩尾望都のパクリじゃーん。萩尾ファンなら納得ですね。ちょっと古いけど「銀の三角」。もつれた糸をほどこうとして、正体不明のラグトーリンが時を遡っては何度もやり直しをしてみるあの話。アメちゃんが萩尾望都読んでるとは思えないけどなー。だけどおんなじだよ。思えばシュワちゃんの「シックスデイズ」は「A-A´」のパクリだったし。?アシュトンはなぜにヒゲ。いわゆる「汚なづくり」?似合わないけど。萩尾望都のパクリと思いつつも充分楽しめました。でもストーリーは萩尾のほうが美しくてせつない。まんがだけど。ヒロイン役はなかなか○。セクハラ父役の人、なんか別ので印象残ってますが何に出てたかおもいだせない。
[DVD(吹替)] 9点(2005-10-31 23:25:40)
6.  パンズ・ラビリンス 《ネタバレ》 
悪の化身のように描かれている大尉側の事情でちょっと考えて見ますと、「立派な父」は死ぬ際に時計に時間を留め、息子にこれを遺した。これはどういうことかというと、「オレと同じようにおまえもいつか必ず死ぬぞ」という呪いをかけたということですたぶん。 「いつか死んでしまう」ことに激しい恐怖を抱きながら残りの人生を生きろ、というのが父の呪いだったのですね。だから、他人に時計の事を聞かれた大尉は「時計なんて知らない」とウソをつきます。 「いつか死ぬ」ということに対して、知らないフリをしていたい、という意味です。 呪いをかけた父は、「悪い父」です。では、「良い父」はどこにいるかというと、地上にはすでに居なくて、命を失ってからでないと行けない地下の王国に居る。 一方で、「母」なるものはどうなっているかというと、「弱い母」は原始的な生き方をする母です。 美しさで男性を引き寄せ、セックスをさせて妊娠することによって、恒常的な男性の庇護を得ようとする、それが原始的な生き方です。実は大尉はそんなことわかっていて、罠にはまったふりをしていますが、目的である息子を得るまでは騙されたふりをしているのです。そして、「弱い母」の罠をとても憎んでいます。これが「女性嫌悪」です。本当は女の股などから生まれたくないが仕方ない、ということです。大尉が子供のオフェリアをためらいもなく射殺する場面では、これが強くあらわれています。 「弱い母」だけが登場するかというと、そうではなくて「強い母」メルセデスがいます。彼女は「意思を持った母」で、「悪い父」と戦います。正確に言うと、悪い父に呪われた男とです。 オフェリアは父なるものの庇護を受けられず、かといって「弱い母」に教えられた生き方もしたくない。「強い母」と一緒に戦う道を選ぼうとしますが、〝この時点では(内戦の時代)〟それは適わず最終的には「良い父」の待つ王国へ行く。 「呪われた男」大尉が最期にしなければならなかったのは、自分の息子にも呪いをかけて、「呪いのチェーン」をつないでいくことだった。けれどそれは「強い母」によって、阻止されます。 女性を嫌悪する男が意思を持った女に敗北した瞬間です。 スペインにはこの後も「良い父」が存在しない時代が続いたようですが、デルトロは「強い母」の存在を強調していますからスペインというのはそれで「もっている」国なのかもしれません。
[DVD(字幕)] 8点(2008-07-01 16:50:08)(良:3票)
7.  パーフェクト・カップル
なかなか面白く見られた。キャシーベイツがレズビアンというのにたまげた。実生活のことはよく知らないけど。「アリ」なようで「やめてー」なようで、もはやこの世のものとは思われないそのりりしいゲイ姿。完全に主役より強烈になっちゃってた。そういえばこないだシュミットさんで彼女の胸を見てたまげたばかりだ。 トラボルタなんていつでもトラボルタだけど今回は「某大統領のフリしてます」なめずらしい役どころ。確かにあのドーナツ屋シーンは特筆モノ。ぼそぼそしゃべってるしさ。いつもまぶしそうな目だしさ。モノマネとしては下手だったけど、「それなりの《トラボルタがやってる》クリントン」ではあった。ところで「ビョーキ」の亭主を持ったらどのように生きていけばよいか、現在世界で最も含蓄のあるアドバイスができるのはヒラリーに間違いない。ぜひ聞いてみたい。べつに実生活には役立たないが。仁科明子と対談なんていかがでしょう。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-10 22:03:22)
8.  バタリアン
これを見てスプラッターホラームービーに開眼した思い出の作品です。その後いろんなドロドログチャグチャ作品をひたすら見続けることに。しかしすっかり大人になった今では「品が無いのはやだ」などと思って、何でも受け付けることはなくなった。コメディーということにすら気が付かずに画面に釘付けになっていたあのころ。冒頭の白いやつ、ピクピク動き出して超怖かった(当時)。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-29 22:43:57)
9.  π(パイ) 《ネタバレ》 
べつにつまらなくはない。白黒は見づらい。細部がどーなってんのかわかりにくいために、鏡のヒビを、頭にできたヒビと思っていた。そしたら違った。むきだしにされた膿んだ脳のイメージ、これを不自然でなく映像化したかったのでしょうね。自分で自分の前頭葉にロボトミーするって、はたしてできるのか?とにかく「脳をいじる」についての映画。このころからすでに「ひきこもり青年が主人公」の映画ブームの兆しが。一見の価値はある。非常に見づらいが。
[DVD(字幕)] 8点(2005-12-10 00:21:16)
10.  バッド・ボーイズ(1983) 《ネタバレ》 
もう22年前かあ。これを見たら、夢に出てくるほどショーンペンに惚れてしまったあのころ。それからほどなくマドンナの結婚相手として登場したときには、驚愕しました。「私のショーンが」と。今はノーマルなおっさんと化したショーンですが、いやー、このころは、危険だった。フェロモン全開だったし。美しかった。現在のショーンを見るたびに、「なんで惚れていたかなあ」と思うこのごろですが、このころは、美しかったのよう、信じて。全体的に「痛み」を感じるようにできている作品でしたね。質は悪くないと思います。レイプシーンが痛すぎる。
[映画館(字幕)] 8点(2005-11-20 17:20:09)
11.  8月のメモワール 《ネタバレ》 
「ベトナム戦争の映画がなんとかで」と熱弁をふるってたらなんと母が「それならよいのを見た」といってすすめたという作品です。どっかの公会堂で見たらしい。公会堂って。 アメリカのプアホワイトがこれでもか、というくらいに描かれていますなあ。前後左右みな貧乏。すごいなあ。「アメリカ=富」って「うそだー」と思ってしまいますよね。「ディアハンター」より貧乏。しかし主役がケヴィンコスナー。貧困層に見えないんだよなあ。どうしても頭よさそうに見えちゃうしなあ。彼はこの役を演じるために相当がんばって「貧乏で低学歴」に見せようとしているのがみえみえだなあ。妻はダサい女でリアルだったけど。ともあれ秀作。夏休みに子供に見せてもよいでしょう。
[DVD(字幕)] 8点(2005-11-15 21:25:16)
12.  ハーヴェイ・ミルク 《ネタバレ》 
84年のアカデミー賞ベストドキュメンタリー受賞だそうです。 ハーヴェイの生い立ちに詳しく触れていないとか、彼の政治活動について通り一遍の説明しかしていないとか、彼の恋愛関係について全く触れていないとか、金銭問題はなかったのかとか、ドラッグはやっていなかったのかとか、消化不良の点はいっぱいあるが、まあこれは殺されてしまった哀れなハーヴェイへの追悼映画、ということである程度美化されても仕方ないのであろう。美化することで、実物よりもつまらないハーヴェイ・ミルクになってしまったのではないだろうか。 申し訳ないけど私はハーヴェイ・ミルクよりもダン・ホワイトにほうに、激しく興味が湧く。 私なりにダン・ホワイトの犯行を分析してみますと、これは「失敗した無理心中」ですね。 ダンは市長とハーヴェイを道連れに死のうとしたのです。 彼は「世界が終わった」と感じ、1人で死ぬことができずに無理心中しようとしたのだった。 見るからに虚勢を張っていて、建て前ときれい事しか言えず窮屈で余裕のなさそうな、まさにコロンボドラマの犯人役に出てきそうなダン・ホワイトにとって、何が「世界の終わり」なのかというと、「家庭の崩壊」です。 具体的には、妻から離婚を迫られたのです。 理由にはいろいろな可能性があるが、たとえば、言いなりの条件で離婚に同意しなければ、妻への暴力について被害届を出すと脅されたら、元警官のうえ有名人である彼は相当追い詰められたのではないか。 妻に捨てられたという事実は、ダン・ホワイトにとって決して他人に知られたくない恥部なので、自ら語ることは絶対になく、こうなった以上は妻も隠すでしょう。 実際にダンは85年に自殺したそうですから、もともと「自殺志向」だったのです。 また、ダンはハーヴェイ個人を嫌っていたわけではないと、私は思う。「自分に対していつも誠実(オネスト)に接してくれた」と言っている。 けれど、学歴でも収入でも人気でも〝恥ずべきゲイ〟であるはずのハーヴェイより劣ることになったとき、ダンが唯一勝てるものだった「ファミリー」が崩壊して、彼の中で「世界」は終わったのです。たぶん。 ダンの妻がインタビューに応じたこと自体が不思議であり、なにか自分の「アリバイ作り」的なものを感じるし、妙に落ち着いていて怖かった(分かる人は分かるよね)。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-03 15:47:40)
13.  バーン・アフター・リーディング 《ネタバレ》 
これは〝アンチ〟の作品ですね~。 何に対するアンチかって、私がふだんからさんざん見ているような「テロリスト」とか「スパイ」が出てくる国家的陰謀系映画やドラマですよ。 それらの山のような作品群と、コレと、どこが何が違うかというと、見ればわかるように〝物事はマヌケなハプニングで動いていることが多い〟であり、〝誰もがマトモな目的を持って合理的に行動しているわけじゃない〟である。 〝並みの作品〟では、全くもってその逆になっているのであり、これだけの量を見てくるといくらボーッとしている私ですら、「物事はそんなに目標どおりにうまく運ぶものかなあ」とか「計画どおりにサクサク行きすぎるよなあ」とか「煩悩にかられてワケのわからない行動をする人とかいないのかなあ」とか、思うわけです。ようするに「不自然」なんだ。 コーエン兄弟がこういう作品を作って「不自然」と主張してくれたことは、評価したい。こういうのが主流になることは、ないとは思うけどさ…。 でもまあ、キャストが豪華すぎるわりには、なんだかな…。 はっきり言うけど、豪華すぎるんだよ。このテーマで主役級の俳優を何人も使う必要があるのか? そしていつものお気に入り女優を出すのはどうなの? 私は別にコーエンファンというわけではないので、そういうのがあざと~い感じがしていまいちノレないですね。「オレらの作品なら、こ~んな超A級俳優も低ギャラで参加したがるんだよん」って大書きしてあるのと同じ。 見慣れた俳優さんが何かしているというシーンばっかりだもの。べつにこの作品は、役者さんの微妙な演技を鑑賞させるための作品というわけじゃないのに。 これさあ、BC級俳優で固めたら、テーマが際立ってけっこう面白くなったんじゃないでしょうか。 ちなみに、こういうキャスティングだとどうしても上手い下手が目立ってしまうが、最も良かったのがマルコヴィッチ。見ていられないほど最悪だったのはブラピ。
[地上波(字幕)] 7点(2010-09-26 01:22:09)
14.  バスケットボール・ダイアリーズ 《ネタバレ》 
私は白人のティーンエイジャーの行儀の悪さとか大嫌いなので、この手のものはけっこう冷淡な気持ちで見ることができてしまう。そりゃひどい目にあってもしょうがないんじゃないの、これだけお行儀が悪ければ、貧乏とか母子家庭とか神父とかホモコーチのせいという域を超えていると思うもの。行儀良くしろよまったく。 確かにジムの転落の原因は「仲間ではない」とはいえないのだが、ニュートロンのことを考えると「ジム母」と「ニュートロン母」の違い、というほうが大きいと思わざるを得ない。「ジム母」は頼りなく描かれている。 一応のハッピーエンドを迎えてしまうということで、やはり「レクイエム・フォー・ドリーム」よりも数段落ちると言わざるを得ない。 そのへんは実話だからしょうがないということにもなるが、更正できたうえアーティストとして成功することもできたジムは、10人に1人なのか、100人に1人なのか、そのへんどうなのよ。と突っ込みたくなりませんか。「1人のジム」に対し、「何人のミッキーやペドロ」がいるのか、そこらへんはっきりしてもらわないと、とんでもなく事実認識を誤ってしまわないか。 はっきりいってジムが死ななかったのはレジーが居たからでしかないけれど、〝レジー〟はそんなにたくさん存在するのだろうか。 ジムは立ち直った、OK、そんでミッキーとペドロは?10年後にはどうなったのけ? なにかこれでは、クスリで身を持ち崩してもおおむねの場合どん底から這い上がれるかのように楽観してしまいそうになりますね。そういう人は危険ですから中島らも「アマニタ・パンセリナ」の「咳止めシロップ」の章を読んで気を引き締めてください。 とにかくこの映画のようにヘロインや覚醒剤は個人の意思ではコントロールできないそうですから、タバコすらやめられない私のような人は一回でも手を出してはいけません。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-12-19 18:46:08)
15.  ハピネス(1998) 《ネタバレ》 
デブのフィリップシーモアホフマンにデブの女の子がじとーっとせまるじゃん。すごーくお似合いなのになかなかそれを認めないんだよね。「俺にはふさわしくない」とか分不相応なこと思っているのね。皆さん、笑えませんよ、誰しもこれと同じだわ。「自分のレベル」って、本人が一番わかってないんだわ。そのことにハタ、と気付きますね。ん?気付かなかったって?鏡を見てよーく考えましょう。それからいたいけな少年に悪さをするおじさんのことは、絶対許さないようにしましょう。こんなものを「少数派の悲しみ」とかいってごまかされてはいけません。世の中には理由なんてなくても「いけない」ことがあるのじゃ。それは何かって?「お父さん(またはお母さん)がいけないと言ったから」それが人間としてあたりまえだ。「いけない」か「いけなくない」か、宗教無しで確実に判断できなくてはいけないんですよ、日本人(の多く)は。これももちろんうけうりだ。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-08 00:40:50)
16.  パニック/脳壊 《ネタバレ》 
なんだ誰も見てないのかな。これは重い。救われない。息子だけは守ったとは言ってもさ。 この登場人物の中で、一番の悪者は誰でしょう。それはかーちゃんです。とーちゃんはもちろんヤな奴だけど、そういう夫を陰であやつり、善悪の判断つかなくしてるのは妻さ。マクベス夫人だよね。あのかーちゃん抜きでも、こんな商売をずっと続けられたわけはないよね。嫁はいびるし。とーちゃんよりかーちゃんをやっちゃったほうがよかったんでないの。嫁が老けてて不細工だからといって、ネーブキャンベルと出会って目覚めて行くってのはちょと無理があるな。彼女の住んでる部屋が妖しくてよかったな。映画ではインテリアのチェックは欠かせません。
[DVD(字幕)] 7点(2005-12-23 23:21:46)
17.  パラノーマル・アクティビティ 《ネタバレ》 
リアリティを出すために何をするか。 手ブレドキュメンタリー風を採用。 それよりももっと効果的なのは。 「普通にデブな女優を主役に採用。」 これだこれ。 すごいリアリティが出るものですね~はっきりいって私はこれほどの効果があるとは驚きである。 普通にデブというのは、普通のアメリカ人の白人女性ということで、それ=リアル、なんてリアルなんだ。 …問題は、監督さんがそこまで計算したうえでデブ女優を採用したのかということだろうか。 低予算だったからこの程度の女優しか使えなかったということであれば…予想外の結果が出たということに。なるが。 8歳のときにこっくりさんじゃなくてウィジャ盤をやったために悪魔つきになってしまったという設定のようです。なのでウィジャ盤をものすごく嫌うわけのようです。 そんな伏線は別にどうでもいいのだ。 なんでドアを閉めて寝ないのだろう。 寝るときって、ドア閉めないか? ましてやへんなものが入ってきているのなら、閉めるのが普通ではないのか。 …まるで意地のようになって、あくまでもドアを開けて寝るのはかなりおかしいけど。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-08-15 17:36:04)(笑:1票)
18.  パトリオット 《ネタバレ》 
飲酒問題と暴力と差別発言が心配なメル・ギブソンだが、こと、体力勝負のヒーローを演じればこんなに説得力がある役者さんはいない。 メル・ギブソンはどうしても主役をやるべき人なんだなあ。たとえ、酒乱でレイシストで家族を殴っていても、これは動かない事実である。 で、これはどっからどうみてもアメリカの精神を熱く語った話なんですけど、主役はオーストラリア人、監督はドイツ人だ。どういうもんだ。 …作り手の中核が生粋のアメリカ人でない、というところに、かえって真実が潜んでいるような、気がしますね。生まれながらのアメリカ人でないからこそ、こういう作品に「熱く」なっちゃうんじゃないかと。 エメリッヒのスピード感ある話運びに加え、ドラマ部分も泣かせのツボをきっちり押さえて、戦闘シーンで盛り上げるテクも充分で、「善玉悪玉」の別が鮮明すぎてベタであるという致命的な欠点を上回る効果を上げている。とは思う。ラストでは、誰しも多少は涙腺がゆるんでしまう。とは思う。 ちょっとまって。 「我々は多大な犠牲を払って星条旗(当時は星の数が違うけど)を獲得したのじゃ。どんなもんだ。」であって、もっと言えば「自衛権というものは、先祖が血で獲得した権利なのじゃ!(だから武装する権利は死んでも手放すものか)」というふうに聞こえますね。実際そう言いたいわけです。 でもこの話ってさあ、ネイティブアメリカンをいっぱい殺して、追い払った後の話なんだよね。 そこをすっとばして、知らん振りして、「悪いイギリス人が攻めてきた!大変だ!」…って言ってるのか?もしかして? 殺されて、土地を追われたネイティブアメリカンの側からすれば、「ざまあみろ」としか思えないのではないのか? エメリッヒにすれば、この作品が「オレは建国の精神をちゃんと理解して完全にアメリカ人になった(たった10年でか?)」宣言なのだと思う。カレはドイツ人だからこそ、こういうものに「熱く」ならないとアメリカ人になれなかったのだ。クールに仕事と割り切った作品であるとは、とても思えない。 けど、「パトリオット」を見たネイティブ系のアメリカ人の人たちは、どういう気持ちになるだろうか。 「星条旗万歳。建国の父それは農民兵。」と賛美してくれるとでもいうのか? ルー・ダイアモンド・フィリップスは、もしこの作品のオファーがあったら受けただろうか? 私はそれが知りたい。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-23 20:04:58)(良:1票)
19.  バンテージ・ポイント 《ネタバレ》 
本当にTV映画ではないのかなあ、と怪しむほど最近のFOX製ドラマのそのまんま、な感じがしました。よりによって、アラブ系のテロリストに狙われるアメリカ、というどうしようもない「24」なテーマを「LOST」の主人公とかフォレスト・ウィテカーとかTVでよく見かけるアラブ系俳優を出して撮っていることだし…。 けれどけれども、映画であるならばお金のかけかたがまるで違うであろう。のはずである。 きっとロケでの交通規制とか爆破シーンとか群集のエキストラとか車のスタントとかでいっぱいお金を使ったのであろう。映画なのだからー。 だのに、どうにもこうにも私の脳内はFOXドラマを見ているときと同じ波長になってしまう。 シーンを切り替えるときのリワインド映像は、「トゥルー・コーリング」と同じだしなあ。LOSTの人は相変わらず濃い顔だしなあ。 違いといえばデニス・クエイドが出ていることくらいだ(ウィリアム・ハートはすでによくTVに出ている)。私はカレの顔がだんだんハリソン・フォードに見えてきたのだった。そう、「不利な状況にめげず、最後には必ず真実に辿り着く不器用で愛想のないヒーロー」というハリソン・フォードが長らくモノにしてきたこのポジションは、次はデニス・クエイドが座るところだったのだ。「そんならクリント・イーストウッドと同じじゃないの」と思われるかもしれないが、そこは微妙に違うので、同じようにあこがれの対象でも大衆はハリソン・フォードにならがんばればどうにか成れるかもしれないが、イーストウッドに成るのは絶対にムリなのであって、両者のポジションはやっぱり別である。 顔も似ているうえ、セックス・アピールに欠けるという点で共通しているクエイドがハリソン・フォードの後釜を狙ったのは自然なことかもしれぬ。だがなあ…狙うほどのポジションとは私には思えないのだが。 さて私はLOSTの人が1人で犯人を探しに行ったところでわかってしまいましたけど、こんなユルいオチで驚かそうとはよもや思っていないはず。そんなTV以下の脚本なんて書かないはず。 結局残るオチは替え玉編だけですが、これはヒントが無いも同然だから驚いて当然ですよね。アラブのテロリストが任務遂行中なら躊躇なく少女を跳ね飛ばすに決まっているし、「市井のアメリカ人」が間一髪で救うなんてのも単なる「願望」で強引な終わり方です。
[DVD(字幕)] 6点(2009-03-16 18:27:31)(良:1票)
20.  8mm 《ネタバレ》 
何でも手に入るほど金持ちになったら、最後にはそういうものが見たくなるの?ほんとか? それとももともと単なる変態だったからなのか?それほどの金持ちになってもそんなものたとえお金をもらっても見たくないけど。夫がそういう変態だったことを知ったら、情けないあまり自殺するか?それとも夫にかわって謝罪の意味で?あの夫婦の心理がさっぱり分かりませんでした。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-30 21:11:23)
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