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1.  ビューティフル・ボーイ(2018) 《ネタバレ》 
志は高い作品だとは思いますが、全然深められていません。何よりも、麻薬中毒のはずの息子は、話が進んでも、お肌はピチピチ、髪はツヤツヤ、目には光があって、会話もまともに成立している。その上で、どこからクスリが始まり、そして深まっていったのかも分かりませんし、それが生活をどう(制御不可なレベルまで)蝕んでいったのかも分からない。つまり、中毒ではなく、単に趣味でクスリをやっているようにしか見えないのです。この作品は父親と息子の双方の手記を元に作られたということなのですが、手記だけを元に作ったのでは?と思ってしまいます。●ただしただし、終盤、母が息子を追う場面で炸裂するのは、アメリカン・プログレの伝説パブロフス・ドッグの"Of Once And Future Kings"!!これにはびっくり!いや、ドッグの曲が映画で使われるのって、絶対にこれまでほかにはないですよね?思わず背筋が伸びてしまいました。ここだけは10点つけたいです。
[DVD(字幕)] 5点(2023-03-28 01:17:02)
2.  ピラニア(1978)
どこをどう切ってもB級なのは、もともと予想どおりだからいいのですが・・・それでもやはり、肝心のピラニアがほとんど「見えない」のは、モンスター・パニックとしてはいかにも不十分ではないか。せめて、どこか途中で一匹だけでも回収し、生態の観察とか何とかいう口実で、そのディテールを見せる、ということはできなかったのかな。みんなが都合よく騒いでいるだけに見えます。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-02-23 00:10:16)
3.  ピアース・ブロスナン サルベーション 《ネタバレ》 
この何ともB級な設定に、この豪華なキャスティングは・・・と思いながら見始めたのですが、はたして、それぞれの個性発揮の演技を鑑賞するだけで十分楽しめます。ブロスナンの胡散臭い牧師なんかはもうそのまんまですし、グレッグ・キニアの小心者キャラもまさしくこの人ならでは。その上でコネリーとかエド・ハリスとかマリサ・トメイまで重なってくるのですから、楽しすぎです。ですが、終盤、話が一気に収束方向に向かってからは、何もなかったようにあっさり幕が引かれてしまいました。上に挙げた後の3人なんかも、あれなら後でピンポイント見せ場があると誰もが期待するのに、ほとんど存在としてなかったこと扱いです。コネリーの娘や父なんかも含めて、周到に設定した各人物を処理しきれないまま終わったという感じです。
[DVD(字幕)] 5点(2023-01-27 01:14:44)
4.  ピニェロ
詩人・戯曲家・俳優のミゲル・ピニェロの伝記映画、であるはずなのですが・・・予告編が延々と続いているのかと思うくらい、思わせぶりなショットの切り貼りだけが続いていく。この主人公が何を考えてどういう人生を送り、またその中からどうやって創作が生まれていったのか、さっぱり分かりません。雰囲気的な迫力だけはありましたので、点数はそこに対して。モノクロとカラーの使い分けも、もしかすると何か意味があるのかもしれませんが、それを考える気力も起こりませんでした。
[DVD(字幕)] 3点(2022-12-14 20:38:44)
5.  ビリーブ 未来への大逆転 《ネタバレ》 
対象素材の知名度や存在感に対して、制作側が入口でびびってしまったのかな・・・と思うくらい、平坦で奥行きのない作品。一番まずいのは肝心のクライマックスの弁論で、最初にあえて失敗させて後から覆すというのは演出なんだろうけど、あれでは、たまたま4分の再反論が認められたから運が良かった、という印象にしかならない。というか、それだけ喋ることがあるんだったら、最初から喋っとけよ、とも思います。あとそもそも、作戦としても、結局法律全体を問題にしたかったのか、依頼者の状況に特化した問題提起をしたかったのかがぶれてますね。むしろ、わざわざ3人もゲストを呼んで行う模擬弁論の方がシーンとしてはずっと面白いと思いました。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-06-16 01:10:14)
6.  人質
とにかく、警察の捜査の段取りが信じがたいほどいい加減で、その時点で真面目に見る気が起きない。最後まで何とか見られたのは、1人で頑張ったエイドリアン・ブロディの演技を確認するという、ただそのためだけ。
[DVD(字幕)] 3点(2021-06-18 00:24:49)
7.  ビッグ・ダディ 《ネタバレ》 
しつけのできてないガキは大嫌いなので基本的イメージは良くなかったが、ネタがたくさん盛り込まれていて、一応退屈せずに見ることができた。ただし、法廷の場面は無理矢理盛り上げすぎで、かえって興ざめ。レイラ役の女優さんは初めて見ましたが、なかなか魅力的ですね。
[DVD(字幕)] 4点(2021-04-06 23:51:57)
8.  ビール・ストリートの恋人たち 《ネタバレ》 
前作「ムーンライト」でもそうだったような、ちょっと突き放したような感じの冷めた描写。冤罪逮捕勾留という一大事も、割と淡々とした視点で進んでいく。わざとらしく盛り上げないところは一応好感が持てますし、時系列操作なども工夫が窺えます。ただそれが、突き抜けたところまで成功しているかといえば、そうでもないのですが。●ところで裁判は結局どうなったの?肝心の証人が行方不明という台詞がありましたが、それだけで公判は飛んでしまうんじゃない?何で長期間拘束されてるっぽいのか、そこからしてよく分かりませんでした。●主演のキキ・レインは、これが映画初出演のようなのですが、いい感じの目力と存在感で、今後に期待です。
[DVD(字幕)] 6点(2021-04-02 00:58:09)
9.  127時間 《ネタバレ》 
亀裂の底で腕を岩に挟まれて身動きができなくなりました、さあどうしましょう、という設定なので、場面も限られれば、カメラワークなどはもっと限られる。それをどうするのかだけでも大変なのですが、さすがダニー・ボイル、進行もカメラもあれこれ手を変え品を変えて、きちんと作品として成り立たせていますね。回想や幻覚の織り交ぜ方、ハンディカム映像や(たまに入る)外側の風景など、技術面では水際立っています。一方で、話の性質上、助かって終わり、にはなってしまい、それ以上の発展の余地に乏しいので、結局はエピソードを見せられただけ、という気もしなくはないですが。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-09-01 00:58:14)
10.  引き裂かれたカーテン 《ネタバレ》 
前半は何とものんびりした雰囲気で、やっぱりヒッチコックは、ずれた人とか間が抜けた人とかの方が本領発揮だよなー、こういう真面目な正統派サスペンスは向いてないよなー、と思わせます。ところが博士との対決から脱出に移行するにかけて、まるで別映画のように分かりやすくスリリングになってきます(それはそれでヒッチコックらしくない、と言えば言えるが)。脱出に自転車!バス!という身近なツールでかえって生々しさを感じさせ、ただ単に「関係ない郵便局職員が何回も出入りする」というだけで危機感を醸し出す。この辺りの職人芸は見事なのですが、逆に敵警官があちこちで再三登場するのはかえってだれてしまいますし、劇場のシークエンスもむしろ凡庸でした。●「フライパンで膝のお皿を打つ」というのは想像するだけで痛そうだなあ。あれは利きそうだ。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-07-08 00:44:20)
11.  ビッグムービー 《ネタバレ》 
設定はすごく面白いはずなのに、ネタがついていっていない感じ。大体、マーティンがやっていることが滅茶苦茶なのだから、マーフィの方はそれを「一般人の立場から」受けてこそ面白さが引き立つはずなのに、精神的に不安定になって宗教(?)に逃げ込むという受け方では、仕掛けが仕掛けになってません。主演二人の演技も、お互いに遠慮したのか、何となく腰が引き気味になっています。
[DVD(字幕)] 4点(2020-06-24 00:04:27)
12.  ビリー・リンの永遠の一日 《ネタバレ》 
アン・リーがこんなシニカル目線100%の作品とは珍しいな、と思いながら見始めたのですが、やはり前半は今ひとつぎこちないというか、「周りの無邪気で脳天気な人たち」が類型的で面白くないというか。ただ、ショウが始まってからのいろんな収斂がもたらす引き締まり力はなかなかでしたし、気がつけばきちんと話を1日のうちに収めている(回想とかはありますが)様式美も評価したい(その点からすると、この邦題は原題よりも良い)。それから、チアガール役の彼女は、ちょっとはにかんだ感じがアメリカン・ヒロインには珍しくて、良い感じではないですか?ほかの映画にはあまり出ていないようですが。●難点は、やっぱり主演の彼の演技力がこの物語の標準に達していないこと。それと、敵ボスみたいな存在のあの役がスティーブ・マーティンって・・・何をどう真面目に悪ぶって演じても、あなたはいつでも歌って踊り出しそうな雰囲気満載であり、真剣にやればやるほど笑いが出てきてしまいますから、無理をしないでください。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-19 00:26:13)(笑:1票)
13.  美女と野獣(1991)
まさに直球ど真ん中のハッピーエンドアニメ。余計なことをしていないのがよい。たまにはこういうのを見て、基本を思い出さないといけない。
[DVD(字幕)] 6点(2020-04-12 16:55:43)
14.  100万ドルの血斗 《ネタバレ》 
まず敵そのものが、巧妙な作戦を立てるでも自分の身を危険にさらすでもなく、やってることが単なる子供の誘拐という卑劣な行動である時点でダメ。一方で主人公側も、無策にばんばん出ていって返り討ちにあってばかりだし、バイクやらなんやらの設定も何も生かされていない。その上で、親子の確執と和解がどうのこうのというのをやりたかったっぽいんですが、これも見事なほど機能していない。ここまで褒めるべきところが見つからないシナリオも珍しいです。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2020-02-24 00:53:13)
15.  ヒート 《ネタバレ》 
最初に見たときは、平坦で異様に長いという感想しかなかったのです。しかし、数回見て良さが分かりました。全体に特徴的なのは、「ちょっとした手がかりで瞬時に状況を判断して行動する」という演出が多用されていること。僅かな物音で仕事を中止するデニーロ。銀行前で車に乗る寸前、視界の端の動きで即座に銃撃に対応するヴァル・キルマー。アシュレイ・ジャッドの一瞬の手の動きだけですべてを察知するヴァル・キルマー。騒ぎの中で道端に止まっている車を見ただけで、デニーロの存在に勘づくパチーノ。そういった地道な(それでいて格好良い)積み重ねがあるからこそ、カフェ対決や街中の銃撃戦などのメインの場面も光ってきます。そうそう、港湾の倉庫地でデニーロの作戦を(そして実力も)看破するパチーノというのも忘れがたいですね。これこそがプロの闘いです。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-02-20 03:30:22)
16.  ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ
コメディアン志望の若者とかパキスタン云々とか途中で相手方の彼女に起こる事態とか、いろいろそれっぽいエキスが存在しているというのに、それがただ淡々と綴られているだけであって、何も機能してません。とりわけ、肝心の主人公の象徴たるステージ・コメディに何ら変化がなく、単に繰り返されているだけというのは実に痛い(加えて、主人公のステージに向けた「熱」とか「喜び」とか「体温」みたいなものも感じられない)。したがって、全体に軸が存在していないので、中身として面白くもならないのです。それと、尺も長すぎ。
[DVD(字幕)] 3点(2020-01-18 23:21:51)
17.  ビッグケーヒル
保安官のジョン・ウェインが、きちんと育っていない2人の息子を何とかする・・・のがテーマっぽいんですが、これが見事に機能していない。だって、結局最後まで、ウェインは特に父親として何かしたってわけではないからなあ。大体、長男があの「おもいでの夏」の変態欲情少年ゲイリー・グライムスという時点で、違和感ありありです。また、敵の悪ボスのジョージ・ケネディも、ところどころでいい人っぽい側面を見せつけており、それがちょっと捻ったつもりなのかもしれませんが、結局それだけで終わっており、どこにも着地していません。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2019-10-26 19:28:34)
18.  Be Cool/ビー・クール
エアロスミスのメンバーはえらく小綺麗なお坊ちゃんルックスになってしまったなあ、という程度しか印象に残らない。内容的には、マフィア系でもちょっと目新しい路線でやろうとした結果、演出の腕が伴わず、かえって何もできずに終わってしまったという感じでした。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2019-06-07 02:10:32)
19.  ヒドゥン(1987) 《ネタバレ》 
まず、悪玉の行動が、フェラーリだカセットテープだお姉ちゃんだと、物欲&煩悩まみれ一直線なのが笑えます。大体、宇宙から来たはずなのに、その思考の様式は地球の人間そのものだろ、とか突っ込んではいけません。また、乗り移る先も、最初の2人はいいとして、その後はそのストリッパーのお姉ちゃん!そして何と犬!と、思いもかけない発想が飛びだしてきて、これまた笑えます。全体の構成がシンプルであるがこその清冽なパワーすらあります。で、ただ、終盤は警部補や議員が絡んできて中途半端に重くなっているし、悪玉の目的に大統領就任とかを匂わせているのも、かえって煩悩の勢いを削いでいます(それならいっそ、直接大統領を乗っ取る!とかならまだよかったのですが)。
[DVD(字幕)] 6点(2019-02-28 00:59:49)
20.  悲愁(1959)
すごく期待が高まりそうなメロドラマのはずなんですが・・・描写が表層的かつ平坦で、生活感もなければワクワク感もない。ペックは元アル中という設定なのですが、中毒性があるのか、単に酔っ払って陽気なだけなのかも分からない。つまり、シナリオをそのまま演者が実行して終わり、にしかなっていないのです。
[DVD(字幕)] 4点(2019-01-20 02:28:57)
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