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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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21.  フルートベール駅で 《ネタバレ》 
アメリカに今も根深く存在する人種差別。そのやりきれない事件を怒りを抑えるかのように静かに淡々と告発する。 かつては罪を犯し、刑務所に服役した過去を持つ。 しかし子煩悩で、母親や祖母思いの一面。 勤め先を解雇されそうになっても、安易に悪の道に戻ろうとせず、何とかもう一度働けないかと店長に談判する。 買い物に来た白人女性に見せる陽気で人懐っこい一面。 1人の妻子ある黒人の若者オスカーの、事件に至る大晦日から新年を迎える1日を淡々と実に丁寧に描いています。 作品の大半を占める、黒人青年の何気無い1日の描写が効いている。 そんな1日の終わり、新しい年が明けた矢先に起こった事件。何ともやるせない思いが残る。 病院で彼の無事を家族や友人が祈っている。本作を見る者も同じ思いで祈る。しかし・・・。 撃った白人警官は11ヶ月で刑務所を出所したという。 撃った側と撃たれた側、これが逆だったならどうなっていたのでしょうか・・・。
[DVD(字幕)] 8点(2014-09-10 21:43:20)(良:1票)
22.  ブラッド・ダイヤモンド
紛争ダイヤモンドをはじめ、豊富な天然資源を持つアフリカ諸国にある現実を時には情け容赦ない描写を含みながら告発しつつも人間ドラマ、アクション映画としてのレベルも高い作品でした。 その実力を過小評価されているきらいがありますが、俳優レオナルド・ディカプリオの素晴らしさを改めて感じる作品でもあります。  アジアやアフリカ諸国の紛争と先進国の関係を描いた作品は少なくない。ディカプリオ演じるアーチャーは勿論白人。主役の人間が、変にその作品の中の先進国代表になっているようなケースも見られますが、本作のアーチャーは白人でありながらアフリカ人である点も考えられた展開になっています。  ジェニファー・コネリー演じるジャーナリスト。作中の控え目な立ち位置も良かったし、こうしたテーマの作品にとっては難しい役どころだと思いますが、ジェニファーの静かな熱演もまた素晴らしかった。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-07-10 22:15:54)
23.  ブルックリン物語 《ネタバレ》 
1978年の映画ですが、もっと昔の映画の、”古き良き”雰囲気を漂わせる。登場する人物像もストーリーも笑いドコロも泣かせドコロも音楽も全てがこんな映画の雰囲気とマッチしていて実にいい。  第1話はボクシングもの、第2話はスタンリー・ドーネンの本職、ミュージカル。大切な人の死が絡む話なのですが、作品のラストは舞台に人生をかけてきた男が人生最後の舞台の幕が下ろされるのと同時に愛する人に囲まれ自らの人生の舞台の幕を下ろす。こんな死に方が出来れば幸せだ。  ブルックリンのちょっといいお話2編。単純で分かりやすくもよく出来たストーリーの人情喜劇でした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-03-11 21:28:52)
24.  ブロードウェイと銃弾 《ネタバレ》 
ウディ・アレンご本人が出ていないのが残念ですが、彼の入り込む余地が無いほど無駄の無い登場人物の配置とストーリー展開で、芸術家とは、アーティストとは、そんな小難しく理屈っぽくなってしまいがちなテーマを彼らしいテンポの良さと軽いタッチでサラリと楽しめる作品に仕上がっています。(でも、こういうテーマだけにやっぱりご本人にもご登場いただいて「芸術家とは何たるか!」についてのうんちくを語っていただきたかったとも思う・・・)多作の人、ウディ・アレンは作品を発表する度に様々な切り口で人間を描いて見せて我々を楽しませてくれるのですが、本作は楽しい方の彼らしさが良く出ており、ウディ・アレンが苦手な方にも楽しんでいただける作品だと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2009-07-05 20:54:57)
25.  フルメタル・ジャケット 《ネタバレ》 
前半の訓練と後半の戦場で作風がガラリと変わりますが、前半はとにかくハートマン軍曹が素晴らしすぎます。「じじいのファックの方がまだ気合が入っているぞ!」が一番面白かったですが、ピー音を入れなくていいのか?とも思える物凄い罵倒の嵐には爆笑してしまいました。しかし、ここで行われている事は決して笑える内容ではない。戦争さえなければ普通の明るい若者達の明るさや個性を殺し、冷酷な殺戮マシーンを大量生産していることに他ならない。そしてそれに耐えられず壊れていく若者が特に印象に残りました。後半、ベトナムに舞台は移る。こんな訓練を受けた若者達の人を殺すことへの感覚が麻痺していく様子、ベトナムの狙撃兵の女性を撃ち殺したジョーカーの表情等を通して実際の戦闘シーンは少ないですが戦場の狂気、戦争の恐ろしさが伝わってきます。ラストシーンでミッキーマウスのマーチと共に流れるジョーカーの声、「もう恐れはしない」とは己の死への恐れでもあり人を殺す事への恐れなのでしょう。戦争とはこうも人間を変えてしまうものなのか。 前後半を通して人間性を破壊していく戦争の恐ろしさ、愚かさを一貫して描いた反戦映画の傑作だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-01-31 02:29:55)
26.  ブロードウェイのダニー・ロ-ズ 《ネタバレ》 
自身もコメディアンだった経歴を持つウディ・アレンが売れない芸人と、それを支えて奮闘するマネージャーを描く視線が優しく温かい人情喜劇。ベテラン芸人たちが集まってダニー・ローズの思い出話に花を咲かせる。このベテラン芸人たちのやり取りが実にいい。感謝祭の日、ミア・ファローと仲直りをする様子をセリフも無く、遠くからそっとその様子を見せてくれるラストもとても好きです。更にエンドロールで流れるベテラン芸人達のワイワイガヤガヤぶりも楽しかったですね。
[地上波(吹替)] 8点(2008-11-20 11:11:23)
27.  不死身の保安官
ラオール・ウォルシュ晩年の作品。超お気楽コメディ・ウエスタンです。 ひょんなことから荒くれ者が揃う西部開拓の地に、ロンドンから銃の行商にやって来たド天然英国紳士。 ひょんなことからそんな英国紳士が凄腕ガンマンと勘違いされ、保安官に任命されてしまう。 ひょんなことから白人と対立する先住民から信頼を勝ち得えてしまう。 ひょんなことからジェーン・マンスフィールド演じる街で一番のゴージャス美女までゲットしてしまう。 襲いかかってくる先住民や西部の無法者に対し、臆することもなく正論で危機を突破していく。 全く場違いですが、なんだかんだでその場を収めていく英国紳士をケネス・モアがコミカルに好演。 ちょっと他に無い空気が漂う異色の西部劇ですが、これがなかなかの面白さです。 確かに、“不死身の保安官”です。
[DVD(字幕)] 7点(2021-01-16 22:17:22)(良:2票)
28.  ブレーキ・ダウン
それほど期待して見始めた訳ではなかったけど、 短めの尺よし、テンポよしでぐいぐい引き込まれる面白さがある作品でした。 見渡す限り砂漠の真ん中のハイウェイでクルマどうしのトラブル。 スピルバーグの出世作「激突!」を思わせる作品の始まり。 しかし、ある事情で妻が蒸発。辻褄が合わない出会った人間の証言。 テンポよく展開を変えながら不条理サスペンスとしてよく出来た作品となっているし、 前半は妻の蒸発をめぐるミステリ・サスペンス、後半はアクション映画としての見せ場も十分です。 トレーラーと犯人は崖下へ。命拾いして放心状態のラストもまた、「激突!」のラストを思い出します。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-05-15 19:43:08)
29.  ブリット
サンフランシスコの坂道を駆け巡るカーアクションが話題になった作品。 イーストウッドも「ダーティハリー」シリーズの中でもやったし、 後の作品にも影響を与えたと思われるこのカーアクションは60年代という時代を考えると見応え十分。 しかしそれだけではなく、ある事件の証人の保護をめぐり、 マックイーン演じる刑事が政界や警察上層部からの横やりにも負けずに奮闘する ハードボイルド・サスペンスとしてもまた、見応え十分の作品になっています。 やはりマックイーンには何かとたたかう、こういう寡黙な男の役がよく似合います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-29 15:10:02)
30.  二人でお茶を
1950年製作。ドリス・デイが一気にスターの階段を駆け上がっていった頃。 それだけに、彼女の魅力を存分に堪能できる作品となっています。 ドリス・デイという人は勿論きれいなんですが女優としては一味違った魅力がある人です。 気取ったところが無いというか、親しみやすさや健康的な明るさがある。 本作も彼女の笑顔がいっぱいの作品です。 ミュージカルの舞台の興行がベースになっているストーリーなので、 彼女の素晴らしい歌やタップダンスもたっぷりと挿入されています。 ドリスだけでなく、ミュージカルパートの多くで彼女のパートナーとなる男優が見応えのあるダンスを披露します。 ミュージカルとしてはこの2人以外のキャストは地味なのですが、 コメディとしてはベテラン勢がしっかり脇を固めて、この頃の映画らしい楽しさも十分の作品になっています。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-02-26 20:41:11)
31.  2つの頭脳を持つ男
本作の翌年製作の「オール・オブ・ミー」と並んでカール・ライナーとのコンビで魅せる、 全盛期のスティーヴ・マーティンの至芸が堪能できる作品です。 本作も、「オール・オブ・ミー」も日本未公開。 マーティン芸が炸裂すればするほど日本では受けが良ろしくないので、 マーティンのファンから見れば、彼の未公開作は逆に必見!ということになるのです。 キャスリーン・ターナーはデビュー作「白いドレスの女」に続いて悪女役ですが、 本作ではなかなかのコメディエンヌぶりを披露しています。 シシー・スペイセクは声のみのご出演ですが、最後は彼女にも姿を見せてもらいたかったなあ・・・。
[DVD(字幕)] 7点(2018-09-08 19:39:01)
32.  プロフェッショナル(1966)
なかなかの激シブ豪華キャストが揃った西部劇の快作です。 射撃、爆薬、弓矢、馬、それぞれが一芸に秀でたプロフェッショナル4人組が人質救出作戦に向かう。 4人組のリーダーのリー・マーヴィンがとにかく渋くてカッコいい。 朗らかで陽気なバート・ランカスターが意外でしたが、基本的にはこの両雄の映画。 ウディ・ストロードが得意の弓で敵を射抜く姿もいいのですが、 銃、爆薬、弓矢と闘う系の3人と比べ、馬が専門というロバート・ライアンの存在感がかなり薄いのが残念。 馬を豪快に走らせて操るといった見せ場が欲しかったですね。 そしてミスター悪役、ジャック・パランスに紅一点、CCまでもが顔を揃えます。 しかしなかなかCCを登場させてくれません。CC登場までは本当に男だけの映画ですが、 その前半がいい。とにかくシブい。カッコいい。 こいつら本当に大丈夫なのか?と思っていた矢先、山賊に囲まれるのですがそこでそれぞれの凄腕をまずは披露する。 以降もダイナミックな列車襲撃シーン、救出作戦決行などの見せ場も十分の作品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-29 22:13:53)
33.  不機嫌な赤いバラ
偏屈な元大統領夫人。こういうふてぶてしい役で余裕しゃくしゃくの貫禄を見せるシャーリー・マクレーン。 その夫人のシークレット・サービス役を演じるのはニコラス・ケイジ。 同僚たちとボヤく姿も、職業柄締めるところはしっかり締める姿も、どのニコラス・ケイジもいい映画です。 シークレット・サービスものとしては銃撃戦もアクションも無く、 終盤のある事件までは元大統領夫人とその周囲にいる人々を基本的にはコメディタッチで描いていく。 だからこそ、シャーリー・マクレーンとニコラス・ケイジの2人が作品の世界観にはまっている作品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-10-16 23:05:12)
34.  フライト・ゲーム 《ネタバレ》 
面白かった。 150人を乗せた国際線の機内で、乗客の命が危機にさらされるなか、孤立無援で捜査をしなければならない。 最初はイタズラとも思えるようなメールから少しずつ話を大きくしていく。 そして少しずつ、ニーソンを孤立化させていく。地上では自身がハイジャック犯と報じられる中、 再び乗客の信頼を勝ち得て最後の大きな賭けに。原題の通りまさしくノンストップでストーリーが展開していきます。 犯人は必ず機内の乗客の誰かなんだけど的を絞らせませんが、本作の場合はそこは大きな問題ではなかったと思う。 ニーソン航空保安官が抱える悲しい過去と現在。彼にはこういう背景を持つ役がよく似合うのですが、 心が折れそうな状況でタフなニーソンがどう危機を乗り越え立ち向かうのか。ひたすらリーアム・ニーソンを堪能できる作品です。 強さと渋さと、年齢を重ねた男の円熟味。リーアム・ニーソンという人は年を重ねるごとにいい俳優になっていますね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-10-12 20:18:18)
35.  不都合な真実
アル・ゴア氏の活動の様子も挿入されますが、大半はゴア氏の講演で構成されています。 映画館で上映する作品として、これでいいのだろうか?という思いも本作に関わった人達の間にあっただろうと思います。 映画として趣向を凝らすよりも、ゴア氏のメッセージがストレートにダイレクトに伝わるこのスタイルを選んだ。 時にユーモアを交えながらもスマートに、時には熱く語りかけ問いかける氏の講演に引き込まれました。 僕もそうですが、地球温暖化は重大な問題であると理解していても、講演や勉強会に出かける人は少ないだろうし、 映画だからこそ、アカデミー賞受賞作である本作を通してゴア氏の講演を見た人も多いと思う。 映画だからこそ、TVでも映画の枠で何度も放送されるし、DVDにもなる。人々が問題意識を持つきっかけになっていく。 本作が製作されて早いものでもう10年。多くの人が関心を持ち、当時は随分話題になりました。 これを映画という形で発表したのは正解だったのだと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-12-17 21:09:51)
36.  ブラジルから来た少年
オリヴィエとペック、2人の名優が顔を揃えながらも未公開に終わっている作品です。 やはり製作当時、その内容が問題視されたのでしょうか。 敢えて地味な作風となっていますが、 その分ナチ・ハンターと元ナチスの狂気の科学者を演じるオリヴィエとペック、 名優2人の存在感が引き立っており見応えのある作品となっています。 中でも見どころは大熱演を見せる、悪役が似合わないペックの怪演でしょう。 一方オリヴィエは「マラソンマン」では本作とは逆の元ナチスの博士という役で実に不気味な雰囲気を醸し出していました。 オリヴィエとペック、このキャストが入れ替わっていたらどんな作品になっていたでしょうか? それも見てみたかった気がします。
[DVD(字幕)] 7点(2014-10-18 15:36:33)
37.  ブルージャスミン 《ネタバレ》 
アレンのコミカルなヨーロッパ巡りは小休止。(あるいは終了?) アメリカに帰ってきた本作は久々に笑いの要素は控え目、 人生の分岐点を描いた少々シリアスな人間ドラマ。これもアレンお得意のパターン。 アレン映画独特の味わいのある色調に、相変わらず音楽がいい。 ケイト・ブランシェット演じるジャスミン。 “虚栄心”という言葉が真っ先に思い浮かぶ人物像。 かなりイタイお人柄ではあるのですが、 このジャスミンという女性を絶妙のバランスでどこか憎めないキャラクターに仕立て上げています。 また、ジンジャーとのあまりにも違う幸せへの価値観の違いや、 シリアスさのあるドラマの中に登場する男どもの、 少々なさけなくもコミカルなキャラクターもいいですね。 自身の監督作で何人もの俳優にアカデミー賞を獲らせてきたアレンですが、本作でケイトが主演女優賞を受賞。 相変わらず自ら脚本を手掛け、年1本ペースを貫く。 まだまだその手腕に衰え無し、その健在ぶりが嬉しい。
[映画館(字幕)] 7点(2014-05-27 22:50:19)
38.  ブルーバレンタイン 《ネタバレ》 
ある男と女が出会い愛が芽生え結婚に至る過去と、その結婚生活に行き詰る今を同時進行で描く。特に今のパートに関しては切ないというか、見ているのが辛い映画です。  2人それぞれに楽しかった日々を思い出すかのように、「今」の合間に挿入される幸せそうな過去の2人。揺れる手持ちカメラの映像の中の過去の2人は不安定でもありますが、若さや躍動感が伝わってきます。それだけに今の疲れたような2人との対比が痛々しく辛い。  結局は2人が別れるまでを見せる作品ですが、映画だからこそ、愛する娘と共にもう一度再生の過程を歩み始める2人の姿で終わってほしかった気もします。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-01 21:22:29)(良:1票)
39.  プリティ・ウーマン
公開時劇場で観て以来の再鑑賞でした。本作のジュリアは本当にお綺麗です。ジュリアが街を行く。まあ、みんな普通に振り返りますよ。  リチャード・ギアもお金持ち、高そうなスーツをスマートに着こなす。いつも通りのギアさんで。主演2人の魅力が存分に引き出され、軽いタッチで気分転換に見るのに丁度いい王道シンデレラストーリーです。  中盤、ロイ・オービソンの“oh,pretty woman”と使うタイミングも絶妙ですが、僕にとって本作の最も楽しい時間帯は前半、2人が出会ってしばらくの頃。まだジュリアがホテルで浮きまくっていた時間帯なんですよね。  支配人をはじめ、このホテルの面々も作品の中でとてもうまく機能していました。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2012-09-18 22:07:19)
40.  フォーン・ブース
正体も動機も不明の敵に理不尽に狙われる。状況は全く違いますが、僕はスピルバーグの「激突!」を思い出しながら見ていました。移動する「激突!」と全く移動しない本作。逃げることによる追いつ追われつ、逃げられないことにより追いつめられる本作。どちらにもその利点を活かした面白さがあります。ラストがスッキリといかなかったですが、それでもなかなか楽しめた不条理サスペンスでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-29 21:27:54)(良:2票)
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