1. ブロードウェイと銃弾
こんな脚本が書けたら死んでもいい。それは言い過ぎだけど、それくらい完璧。 かなり笑えました。オーバーな演出じゃないのが小粋。 [レーザーディスク(字幕)] 10点(2009-10-07 22:24:06) |
2. フルメタル・ジャケット
戦争映画の割には、時間の大半はそれ以前の訓練を描くことに費やされます。ということはここが重要だということであり、そこにキューブリックの真のメッセージが有ります。 これほど戦争の狂気と空しさを視聴者に痛感させる映画は有りません。 [DVD(字幕)] 9点(2008-11-16 10:21:16) |
3. フォレスト・ガンプ/一期一会
単純に面白い。長さを感じさせないし、一大叙事詩として完成してます。手法も新しいし、すごく革新的。 [DVD(字幕)] 8点(2008-11-17 00:16:40) |
4. ブロークバック・マウンテン
愛というものをちょっと違う角度から描いてみました、という作品。設定や音楽など全体的なバランスがこの作品を傑作たらしめています。アン・リー監督賞も納得。 [DVD(字幕)] 8点(2008-03-26 01:55:49) |
5. ファイト・クラブ
《ネタバレ》 面白かった。脚本命の映画。まぁオチはサブリミナルですぐに読めますが、テーマはそう簡単ではありません。ただラストはちょっと尻つぼみというか、おおざっぱになっていて微妙でした。しかし途中までの疾走感とデヴィッドフィンチャーの世界観には取りつかれます。 [DVD(字幕)] 8点(2008-02-20 00:14:31) |
6. 50/50 フィフティ・フィフティ(2011)
佳作ですね。ブライスダラスハワードがハマり役で、非常に良いアクセントでした。アナ・ケンドリックは「マイレージ・マイライフ」と似たような役回りで、これも好感が持てる。セス・ローゲンとJGレヴィットもまた素晴らしい演技。余命三ヶ月とか、末期がんではなくて50/50という点に新しさがありますね。 [DVD(字幕)] 7点(2013-05-26 21:49:14) |
7. プライベート・ライアン
どこまでいってもアメリカの映画なのだということをオープニングとエンディングで思い知らされる。それが悪いというわけではないが。いずれにせよ戦争映画としてはものすごく出来のいい作品。 [DVD(字幕)] 7点(2013-02-10 19:45:13) |
8. フロム・ダスク・ティル・ドーン
《ネタバレ》 ミラーボールで吸血鬼が踊る映画です。 [DVD(字幕)] 7点(2012-05-05 22:23:31) |
9. ブラック・スワン
《ネタバレ》 ニナの母親が叫ぶ。「ニナ、あなたは病気よ」と。そしてこの映画はその通りの映画で、その過程を描くものだ、といったら身も蓋もないが、白鳥がブラックスワンになる、というモチーフをうまく利用して映像効果を使っておりおもしろい。この奔放なカメラワークはやはりバレエだからか。ナタリー・ポートマンのほぼ一人芝居のような演技も言うまでもなく素晴らしい。「perfect」の言葉をあれほどまで痛切に感じさせる演技はほかに無いだろう。と、ここまで誉めておきながら7点なのは、やはり「ニナ、あなたは病気よ、病気なのよ」としか言えない点にあるのかもしれない。 [DVD(字幕)] 7点(2011-09-18 19:08:21)(良:1票) |
10. フェイク
確かに長いが、納得できるラストのカタルシス。ラスト、レフティの重みとメダルと500ドルの軽さの対比が際立つ。 [DVD(字幕)] 7点(2009-09-22 21:13:42) |
11. プラダを着た悪魔
思い出の映画です。メリル・ストリープとアン・ハサウェイが良い。基本はサクセス・ストーリーなんだけど、ファッションがいろいろ見れて映像でも楽しめます。 [DVD(字幕)] 7点(2009-07-02 00:27:47) |
12. ファーゴ
面白かった。ブシェミが好演。一つ一つの映像が印象的な割に話自体は平板。しかし登場人物全員が空虚というか、不幸な印象を受けました。 不思議な魅力。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-13 00:54:47) |
13. フロスト×ニクソン
《ネタバレ》 ニクソンが「過ちを認めた」という点のカタルシスがこの映画の80%くらいを占めるが、いまひとつコルソンに関係する証言が分かりにくい。事実に忠実に再現しているのだろうが、エンタメとしてそれまでは素晴らしかったのに、途中から追求というよりは、ニクソンのセンチメンタルな部分が強調されてしまった。うーん。 [DVD(字幕)] 6点(2012-05-13 21:02:01) |
14. プラトーン
映像は戦争モノとしては傑出していると思うが、「エリアスとバーンズはいつの時代にも要る」というようなあまりに単純化しすぎた図式は逆にこの作品を浅いものにしてしまう。それよりは、インテリで富裕層のクリスが気が狂ったように殺人マシーンになり、バーンズを射殺するようになるその過程をより強調すべきだった。あれだけ豹変した彼が、帰還するときには人間に戻って「エリアスとバーンズは……」なんて落ち着いた表情で思索するのはどうも違和感がある。ベトナム戦争を忠実に描いたという点でのみ評価されるべき作品のような気がする。 [DVD(字幕)] 6点(2011-11-14 00:22:19) |
15. ブルース・ブラザース
リアルタイムで観てたら8点つけてたかな。面白い、も一歩引いた面白いになってしまうが、完成度でいうと6点。でも楽しさ、気軽さ、音楽は素晴らしい。 [DVD(字幕)] 6点(2011-06-05 00:51:22) |
16. ブラッド・ワーク
ダーティハリー6と呼んでもいいが、監督メインになってから、彼の生命に対する謙抑的な姿勢が目立っていたのに、ここで「ダーティーハリーのような」という形容詞がつくということは、逆にこの作品は2000年以降のイーストウッドにとっては特異なものなのかもしれない。オープニングの大俯瞰や、相変わらずの十字架のモチーフはイーストウッド節。質としてはまぁまぁ。 [DVD(字幕)] 6点(2011-05-31 01:02:27) |
17. プレデター
《ネタバレ》 プレデターがかっこよくないor怖くない時点でもうダメでした。敵キャラにも魅力を感じなければこの種の映画は成り立たない。あの眼は最初サーモグラフィ的なやつかと思ったのに泥を塗ると見えないって良く分からない。そして最後なぜ肉弾戦に持って行ったのかも不明。仮面外したりしてるし。別にプレデターの正体は何でもいいけど、一貫性が無いし、説得力がない。ジャングルにハイテク怪獣ってのもなんかなぁ‥‥。見えないっていうのは画期的だと思うのですが。ただ軍隊の全員キャラが立っているのは素敵。 [DVD(字幕)] 6点(2010-10-02 09:55:31) |
18. ブラック・ダリア
《ネタバレ》 ここで言われているほどストーリーや人物関係がわかりにくいとは思いませんでした。ちゃんと観て、素直に追っていけばそれ程でもないです。自分がこういうミステリやサスペンスが好きだからなのかもしれないけど。 まぁパッとしないってのは確かに分かりますね。サスペンスは最後に分かりやすさをどうしても求めてしまうので、なんで最後にマデリンを殺さなければならなかったのか、とかジョージイ結局どうなったの、とか何だかんだケイとくっつけるの?とか色々腑に落ちないところがマイナスなのかな。映像はすごく綺麗です。 [DVD(字幕)] 6点(2010-02-16 11:18:06) |
19. ブルーベルベット
リンチらしさは出てるけど、あまりしっくりきません。非日常にのめり込むという構図はわかりやすいけど、ぶっ飛び方が中途半端だった気がします。意外と普通。これが新人監督だったら「すごい才能が現れた」と思うんだろうけど。 ただ、これがマルホランドのような傑作につながるステップになったんだなというのははっきり感じます。 [DVD(字幕)] 6点(2008-04-13 00:56:34) |
20. ブラッド・ダイヤモンド
まぁ普通ですね。途中まではすごく良かったのにラストになって急激にしらけました。お涙ちょうだいはきつい。戦闘シーンはさすがに迫力があったし、ディカプリオも渋くて良かった。 [DVD(字幕)] 6点(2008-04-04 13:38:59) |