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1.  ユー・キャン・カウント・オン・ミー 《ネタバレ》 
主人公はしっかり者に見えて実はわがままな部分を持ち合わせているし(後半にはっきりしてくる)、弟はぐうたらに見えて意外に人の心を敏感に理解している。主人公の上司は神経質で横暴に見えても影では悩んでいるところもあるし、息子は純心に見えても心には傷を抱えている。これら主要な登場人物たちに共通しているのは、「精神的に成長しきれていない」ということ。いみじくも、弟の台詞に、「彼(姉の子)はまだ3歳だ」という一言があるが、同じ次元のことは全員に対していえる。しかし、この作品は、それを決して非難したり追いつめたりせず、弟の帰郷という不測の事態がもたらす少しずつながらも確実な変化・成長を、じっと見守っている。ちょうど、作中の神父が行っているのと同じように(これがまさに監督の視点)。だから、この作品は見終わった後に心に残る共感と感銘を呼ぶのです。ローラ・リニーとマーク・ラファロという配役も的確。ただし、邦題には一工夫ほしかった。
[DVD(字幕)] 8点(2007-06-13 02:53:20)(良:1票)
2.  ユージュアル・サスペクツ 《ネタバレ》 
この作品は、筋だけ追っていけば、ごく普通の作品です。しかし、オチを知った上で見返すと、そのたびごとに、ここにこういう工夫があったのかという発見がありますし、その細部のこだわり職人芸を堪能する作品なのです。その上で、ネタそのものというよりも、その「ネタの割り方」の美しさが、作品を後世に残るものにしています。また、G・バーン、S・ボールドウィン、デルトロ、ポスルスウェイト、そしてスペイシーといった、一癖も二癖もありそうな連中をこれでもかと揃えてみせたキャスティングの妙も称賛されるべきです。
[映画館(字幕)] 8点(2005-04-28 03:05:25)
3.  U2/魂の叫び
U2というバンドは、もともと「オリジナルしかやらずに」キャリアを重ね、「ヨシュア・トゥリー」で天下を獲るにまで至ってしまっていた。しかし、キース・リチャーズとの会話の中で、「何か、得意のナンバーはないのか?」と訊かれ、カバーをやったことのない彼らは愕然としたのである。そこで彼らは、ルーツ・ミュージックの探求に向けて怒濤の如く進んだのであるが、そんな無理は長続きすることなく、あっさり撤収。90年代への突入とともに、開き直った全面的なモダン・ロック大展開へと向けていくのである。つまり、この作品は、そんな彼らのごくわずかな先達探求の期間を切り取った、いろいろな意味で貴重な作品なのである。●映像面では、4人のメンバーそれぞれを視野に収めたカメラワークが素晴らしい。そして、表情もステージアクションもきちんと撮り切っている。ライブ映像にありがちなブレやしつこいカット割りもなく、音楽ドキュメンタリーとはこうあるべきという撮り方。●それにしても、しみじみ思うのは、エッジ、アダム・クレイトン、ラリー・ミューレン・Jrの偉大さである。あんなボーノみたいな変人と、よくまあ何十年も、解散も分裂も活動停止もすることなくバンドを継続できるものだ。この取り合わせこそが奇跡であり、だからこそその4人を収めたこの作品も意義深い。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-08-25 01:45:25)
4.  ゆりかごを揺らす手 《ネタバレ》 
デモーネイが超人的な行動をするのではなくて、「自分で母乳を与えて乳児を自分のものにする」とか、「サプライズパーティを利用して混乱させる」とか、身近な範囲内でじわじわ攻めてくるのが、現実味があって良い。また、登場人物が怖がったり脅したりするだけではなくて、1つ1つのシーンできちんと心理表現の演技がついているのが、作品の質を高めています(赤ちゃんにすら表情が表れている!)。ただし、出発点がどっちが善とも悪ともつかない心理の綾が設定として優れているのに、最後はやっぱり単純肉弾戦になってしまったのは、ちょっと残念。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-02 00:18:09)
5.  夕陽の群盗 《ネタバレ》 
何と、これがロバート・ベントンの監督デビュー作だったんですね~。いいとこの坊ちゃんが徴兵を拒否して逃げ出し、いろいろ計画があるはずが、あっという間にワルの集団に引きずり込まれていく。となると、ここからこのギャング団が派手に暴れ回って、とか想像するのですが、その後の展開は次々に予想を裏切りまくります。そして、一つ一つのエピソードが寓話性や象徴性を帯びていて、いつしか別世界を構築していくのです。ありきたりなウエスタンの枠にはまったくとどまっていないのが、後の大監督の萌芽を表しています。ただ、そこまで行った割には、終盤は逆に分かりやすくまとめすぎたのではないかという気がしました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-06-16 01:07:09)
6.  夕陽に立つ保安官 《ネタバレ》 
鉄格子も扉もない独房という超絶的なシュールさと、それを作中で正面から堂々と使用してしまう素晴らしさ!そんな美味しいネタを後々まできちんと引っ張ってくれる懇切さ!もうこの作品はここだけでOKです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-05-28 03:21:18)
7.  夕陽のギャングたち 《ネタバレ》 
B級メキシコギャングとアイリッシュ爆弾テロリストという取り合わせが面白い。敵の大佐の、一見して明らかなほどの分かりやすい冷酷悪人顔も面白い。橋の爆破のシーンは、その前からの「じりじり感」も含め、圧巻。「そこまでせんでも」と言いたくなるほどの無駄な熱さが、作品の質を高めています。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-05-02 01:06:37)
8.  夢(1990) 《ネタバレ》 
「乱」と並んで、モノクロ時代の代表作よりも好きな作品。第2話の、段々の斜面で全員が勢揃いしている構図など、実に強烈である。いかにも「夢」でしか見られない場面という感じ。この辺の鮮烈で幻想的な描写に比べ、後半は登場人物が喋りすぎなのが気になる。夢なんだからそんなに人は喋らないと思うし、映像だけで十分語れるほどのものがあると思うけど。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2009-03-11 01:14:13)(良:1票)
9.  許されざる者(1992)
ウエスタンのスタイルをとりながら、手法的には現代サスペンス・アクション風に場面が進んでいく。そこがこの作品の新鮮なところだったのだと思う。ところどころ照明が異様に暗くて、せっかくのハックマンやフリーマンの演技を堪能できなかったのが残念。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2003-11-29 04:37:00)
10.  遊星からの物体X 《ネタバレ》 
最初から最後まで、ずっと同じことをしているようにしか見えなかったのですが・・・ただ、ラストで明確な結論を出さずにあえて突き放し、しかも敵をやっつけてハッピーエンドでも何でもないという妙な雰囲気が、作品としてのインパクトを保っています。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2010-02-07 16:51:18)
11.  夢を生きた男/ザ・ベーブ 《ネタバレ》 
伝え聞く数々の逸話が正しければ、ベーブ・ルースという人は、野球上の業績では偉人であっても、それ以外の部分では何ら学ぶべきところはなく、むしろ目の前にいたら腹が立つというか、あまり一緒にいたくないタイプの人物であるので、このようなドラマの形で伝記として提示されても、あまり興味は引かない(ドキュメンタリーなら見てみたいが)。ただし、最後のいかにも衰えて弱々しくなった姿と、選手としては偉大だった彼が監督としてはどこからも誘われなかった冷厳な事実はなかなか印象的だった。
[DVD(字幕)] 5点(2006-04-20 22:55:24)
12.  誘惑の接吻(キス) 《ネタバレ》 
脳天気な邦題に反して、割と地道で切実な内容。主人公の少年がヘタレな一方である一線以上は動じず冷静であるのが、現実味があるようでもあり、面白みを削いでいるようでもある。「みんなから白い目で見られるとき、どう行動したらいいかは分かるわよね。私の子でしょう」というママの一言はいいですね。しかし、君はかつて「初体験/リッジモント・ハイ」で、ここでの息子の彼女とほとんど同じ役回りをやっていなかったかね、ジェニファー君。そりゃ叱れないでしょ。
[DVD(字幕)] 5点(2005-09-01 03:15:40)
13.  Uターン 《ネタバレ》 
この豪華キャストからは予想もできないほど、退廃しきった雰囲気で延々と苛々させるだけのお話。展開なんかはそこそこ凝っているのが、さらに後味の悪さを増幅させている。ビリーボブの性格極悪な修理屋やホアキンとクレア・デーンズのバカップルの絡ませ方も笑えた。ただ、これら魅力的なサブキャラが片付けられてからのラスト30分は、やはりちょっとダレたと思う。
[DVD(字幕)] 5点(2005-07-18 02:06:19)
14.  ユー・ガット・メール
 設定の面白さに監督(脚本家)自身が酔ってしまって、そこから先に表現が全然進んでいません。この作品の登場人物は、各シーンを成立させるためだけに存在しており、まるでプラスチック製であるかのように薄っぺらです。 
5点(2004-01-12 01:15:20)(良:1票)
15.  ユーズド・カー 《ネタバレ》 
道路を挟んだ2軒の中古車販売店の商売騒動!というあまりにもこぢんまりした設定が実に魅力的。さぞや馬鹿げた下らないネタがいろいろと、と期待したのですが、意外にストーリーが跳ねない。至るところで妙に深刻だったり真面目だったりする。終盤の中古車一斉大移動はそれはそれで壮観であり、むしろここから逆算したんだろなどと思いつつ、それでもやはり本来の作品世界とは合っていない。というわけで、妙に長く感じました。いえ、実際にもこの設定と内容で110分超えって、長いんですが。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-12-30 22:08:18)
16.  夕陽に向って走れ
前提の人物関係もはっきりしないし、そうすると各人物の行動の原動力もぼやけてくるので、追跡劇にもスリルがない。また、こういう展開ならば、「逃亡側はいかに追跡をかわすか」「追跡側はいかにそれを見破って確保に向かうか」の競り合いが大事なのに、その辺が意識されていないので、ただ逃げるだけ、追いかけるだけになってしまっているのです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-03-19 00:42:35)
17.  夕陽の挽歌 《ネタバレ》 
老若のカウボーイの逃走と、それを追いかける兄弟となれば、いろいろドラマが湧いて出てきそうな期待をしてしまうのですが・・・特に何も起こりませんでした。とりわけ、ホールデン&オニールはまだしも、追跡の兄弟側のキャラがまったく立っていないのは致命的です。道中も何か目を引くようなことが起こるわけではなく、子犬とラバをめぐるやりとりが一番スリリングだというのは、やはりまずいでしょう。大作っぽくやろうとしてる音楽のしつこさも難点。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-06-21 00:17:53)
18.  ユリシーズ(1954) 《ネタバレ》 
何といっても原作は紀元前の叙事詩!はたしてどんな壮大な世界が!と期待は高まるのですが、意外なほどぱっとしません。前半はやたらと弛緩した緊張感のない場面が続きますし、後半の一つ目巨人やら魔女の登場部分は、ほとんどコントみたいになっています。やはり、原作が吟遊詩人の口伝えの詩であり、もともと詳細は決まっていないことを考えると、よほど制作側にイマジネーションや構築力が必要になってくるのですね。そこが徹底されておらず、画面化するだけで手一杯なので、焦点が定まらずにフワフワした雰囲気のまま終わってしまうのです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-01-22 01:30:48)
19.  郵便配達は二度ベルを鳴らす(1946) 《ネタバレ》 
前半はとにかく雰囲気がのんびりしてて、殺人計画云々というスリルはほとんど感じられなくて・・・法廷シーンのあたりからは大きく盛り返してきますが、ラスト近くのたたみ込むような強引な展開で、元に戻ってしまいました。不倫倒叙犯罪系の源流としての意味はあるかもしれませんが・・・。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-10-18 02:13:44)
20.  勇気ある追跡 《ネタバレ》 
導入部はなかなか緊張感があると思っていたのですが、そこからはさして盛り上がる展開があるわけではなく単調に対象を追いかけているだけだし、何よりもキム・ダービーが始終ワーワーうるさいのが気になる。というか、人に助けてもらって、最後の最後までワガママの言いっぱなしじゃん。これは、これが格好良いと思って作られたのか?
[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-05-20 02:11:17)
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