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1.  あなただけ今晩は
いや~面白い!簡単に言えば「アパートの鍵貸します」のカラフル版なんだけど、とにかく色のバリエーションが豊富で、映像だけでもロマンティックな気分に浸れる。再度コンビを組んだジャック・レモンとシャーリー・マクレーンの息もピッタリ。何が飛び出すかわからないびっくり箱のような脚本も相変わらずで飽きない。双子の娼婦が座りながら踊るシーンなど細かいところにも笑いのエッセンスを散りばめ、見返すとさらに楽しめる。久しぶりに心から笑えた作品、ワイルダー最高!
10点(2004-02-22 20:27:29)(良:1票)
2.  ブルックリン横丁
知名度こそ低いが、多くの人に見てもらいたい映画。涙なしに見られないし、娘役のペギー・アン・ガーナーなんて取り上げられないのがおかしいほどの名演技を見せてくれる。それとなんと言っても、下町情緒溢れるブルックリンの町並み、そこに住んでいる味わい深い人達が作品に深みを与えている。近年ではヨーロッパ映画にお株を奪われている分野だが、今作においては遜色がない。展開こそハリウッド的で大味ではあるが、メインは人情物語といえる。現実を直視する母親と夢想家で気楽に生きている父親、この板挟みに悩むフランシーがじつに丁寧に描かれている。自分の手元に置いておきたい、そう思わせる作品だ。
10点(2003-05-10 00:10:14)
3.  情婦
ここの点数見ていくら何でも高すぎるんじゃねーの?と思ったが、お手上げ、文句なしの10点献上。サイトの紹介文から大どんでん返しありきの作品かと鑑賞したが、いやいやどうして弁護士事務所を中心にロバーツ、看護婦、疑惑のレナードと個性的キャラクターの織りなす舞台劇の面白いこと。看護婦に止められている葉巻を隠れて吸うレナードなんて意地を張っているが、どこかそれを楽しんでいるところが微笑ましい。サスペンスなんだけど、コミカルな人間模様が舞台劇のように楽しく、全く飽きさせない。まさに映画の魅力が凝縮された究極の作品だ。
10点(2003-05-03 22:24:46)
4.  日の名残り
レクター・シリーズが強烈なアンソニー・ホプキンスだけに計算高い異常者と勝手な俳優像を描いていたが、高潔で気難しい役どころを男の渋さを漂わせながら見事演じきっている、まさに名演技だ。切ない恋仲を演じるエマ・トンプソンもまた素晴らしい。熟年の俳優陣が今作を格調高い作品に仕上げている。お互いを意識し始める過程、一筋縄に行かない男女関係を雇われの身分をふまえ、感情を押し殺し、表情としぐさで心の内を見事に表現している。なんと言ってもホプキンス演じる執事スティーヴンスに好感を持てる。気難しいが主人に対する忠誠心が強く、時には、父親を度重なる失態を理由に雑用にまわしたり、主人の命令でユダヤ人だからという理由でメイドを解雇したりと主義主張は一切口にしない。弱いところを見せたがらないスティーヴンス、そんな彼がたった一度だけ自分の主義主張で女中頭に会いに行く。いい年なのにそわそわしたり、照れた様子のスティーヴンスが見られる食事のシーンは何とも微笑ましい。久しぶりにいい映画を見たなと思える傑作だ。
10点(2003-04-26 19:14:05)(良:1票)
5.  ストレンジャー・ザン・パラダイス
この映画を一言でいえば沈黙の美学。この作品はとにかく沈黙が多い、エヴァが出ていった後のウィリーとエディ、そしてエヴァの彼と3人で映画を見るシーン(かなり笑える)は特に沈黙が長い。もしそれを退屈に感じたのなら、残念ながら今作はあなたに向いていない。例えば、意味もなくテレビを見るウィリーとエヴァのシーン。話のかみ合わない二人はブラウン管から流れる異星人がどうのといったくだらない番組を意味もなく見る。そして生まれる沈黙の空間。なぜか無駄がない完璧なシーンに思え引き込まれる。それは人間のさり気ないしぐさ、ディテールまでこだわるジム・ジャームッシュ だからこそなし得た結果なのだ。仲がとりわけていいわけでもない、価値観も違う、すれ違いばかりの3人。人によっては、ラストに物足りなさを感じるかもしれない、それは結果ばかり求めて過程を楽しんでいない証拠だ。楽しいのではなく、楽しめるかどうかが問われている。個人的には何度も見たいと思わせる作品。
10点(2003-03-25 09:05:03)(良:3票)
6.  ギルバート・グレイプ
間違いなくラッセ・ハルストレムの最高傑作。人間のもつ、優しさ、心の痛みを丁寧に描く。ジョニー・デップ、レオナルド・ディカプリオなど、のちの売れっ子俳優も素晴らしい演技を見せる。監督の力量が余すことなく発揮された作品。
10点(2003-02-20 20:02:35)
7.  バウンド(1996)
サスペンスの本質は息もつかせない展開と張りつめた緊張感。電話、壁を効果的に使った演出、ジーナ・ガーションの不思議な魅力、古典的だからこそなし得た傑作サスペンス。
10点(2003-02-13 17:58:32)
8.  ダウン・バイ・ロー
脱走の過程など細かいところを気にする映画でない。牢屋の中で「I scream、 You Scream、Ice cream」叫びながら踊ることに意味がある。3人の会話、コンビーネーションを楽しむだけでいい。万人受けする映画ではないが、パルプ・フィクション好きならはまる可能性大。
10点(2003-02-10 16:19:09)
9.  ユージュアル・サスペクツ
これほど、レビュー書きづらい映画はない。ただ言えることはサスペンス映画の醍醐味は騙されること。必ず2回は見てしまう映画ですな。
10点(2003-02-09 23:37:05)
10.  奇跡の人(1962)
ヘレン・ケラーに関しては、目が見えない、耳が聞こえないため心も閉ざしてしまったなど彼女の苦悩は良く知られている。だが、この映画はヘレン・ケラーの無教育故のわがままで凶暴な面を表現し、教育をまかされたサリバン先生の壮絶な教育を描いた点が優れている。いままでの「可愛そう・・・」といった陳腐な感想はこの映画を見た後は出てこない。教育をしないことの残酷さ、サリバン先生の親ではない故の苦悩、本当のヘレン・ケラー物語はこの映画である。
10点(2003-02-09 23:32:54)(良:2票)
11.  フライド・グリーン・トマト
現在と過去の使い分けが素晴らしい。見てる方もキャシー・ベイツ同様、ジェシカ・タンディの話を聞きたくなる作りは見事!サスペンス、ヒューマン、ブラック・ユーモアすべて併せ持つ、極めて完成度の高い作品。
10点(2003-02-09 17:19:25)
12.  遠い空の向こうに
映画を見ていてこれ以上のカタルシスを感じたことはない。主人公のひたすらに夢を追い続ける姿に感動、夢と希望が満ちた映画。最後のエンド・ロールで実際の映像を見せるシーンは涙が止まらない。これこそ、映画化するべき実話。
10点(2003-02-08 16:31:56)
13.  この森で、天使はバスを降りた
パーシ演じるアリソン・エリオットに尽きる。まさに天使のような透明感、悪ぶっても心の優しさが感じられ、なんて事もない話を名作にした。ここまで感情移入させられると泣かずにはいられない。ラストは疑問符が付くが、何度も見てしまう映画。
10点(2003-02-08 11:32:49)
14.  スモーク(1995)
オーギー役のハーベイ・カイテルに尽きる。毎日、同じ場所、同じ時間に写真を撮ると言ったエピソードも素晴らしいが、タバコ屋主人が適役!ストーリも5つの嘘を絡めたエピソードを軸に、最後の絶品クリスマスストーリーへと続く展開が素晴らしい。
10点(2003-02-08 11:31:55)
15.  十二人の怒れる男(1957)
12人の陪審人が個性的で、部屋の温度と比例し討論が熱くなる過程を見事に描かれている。リアルタイム進行なため、緊張感がこちらにも伝わってくる演出も素晴らしい。最終的に無罪となるが、果たしてそれでいいのだろうか。机上理論で判決を決める危うさを感じる、ヘンリー・フォンダが話術が巧みなペテン師なら・・・あの異質空間の集団心理の変化を見事に表現されているがある種の恐怖感を感じてしまう。人間が人間を裁く難しさを感じさせる映画。
10点(2003-02-08 11:25:13)(良:2票)
16.  ペーパー・ムーン
孤児アディとペテン師モーゼのやりとりがとにかく面白く、永遠と見ていたいほど・・・。はっきり言って、監督の手腕がどうのというより、実の親子でもあるアディ、モーゼのコミカルでユーモアに満ちたやりとりが生命線であるの確か。ただ、大げさな展開をせず、純粋に二人に焦点を当てたところは監督のセンスの良さを感じる。この映画に高得点を付けている人は誰もそんな展開を望んではいないのだから・・・。
10点(2003-02-08 10:18:22)
17.  マンハッタン
個人的にはウディ・アレンの最高傑作。女性の共感を得られづらい話ではあるが、わかるよ~この優柔不断さがストレートな男の心理を表してると思う。ラストで流れる「ラプソディ・イン・ブルー」はまさにこの映画のための楽曲と思えるほど見事にマッチ、なんて贅沢な終わり方なんだ。
10点(2002-12-30 17:53:19)
18.  サンセット大通り
シリアス映画もお手のものですね。今作においてはラストに強烈な印象を残す、メイクアップを施し、階段を下りるシーンでのグロリア・スワンソンのおぞましい顔、そしてライトを一斉に浴び、一世一代の演技を魅せる。まさに非の打ち所のない終わり方、コメディ映画でもそうだが、ホント最後の仕上げがよろしい。映画館で見ると、また新たな発見がありそうですね。
9点(2003-05-12 18:15:33)
19.  アパートの鍵貸します
哀愁漂うコメディ、まさにビリー・ワイルダーの真骨頂ともいえる作品。この時代のハリウッド俳優って、端正な顔はもちろん喜怒哀楽の顔が明確に分かれているところが面白い。最近だと笑っているのか、泣いているのか、わからない顔の役者も多いが、今作のジャック・レモンの表情の豊かさを今の俳優は見習うべきだろう。そしてこのメリハリのきいた顔がコメディに不可欠なテンポの良さを演出している。ヒロイン役のシャーリー・マクレーンも可憐で実に魅力的。たまに首を傾げるマドンナ役の映画を見受けるが、今作においては疑う余地がない。また最後のマクレーンがアパートへ走るシーンはウディ・アレンの「マンハッタン」を思い出す、男女逆だけど、影響されたのかなあ。
9点(2003-05-10 17:51:07)(良:1票)
20.  第十七捕虜収容所
ほんと、ワイルダーの描く人間劇は面白い。話、展開は実に単純なんだが、登場人物の役割分担がはっきりしていて、なおかつ個性的なため、暗い狭い収容部屋のカットがほとんどでありながら、男達の絡み合う人間模様だけでも十分楽しめる。特にアニマルのキャラクターが良い、いつも馬鹿騒ぎしているんだけど、戦争の後遺症の残るジョーイに手紙を読んであげる優しい面も持ち合わせる。陽気な人間の優しさは身に染みる、ジョーイの笑顔がそれを物語っている。ワイルダーの素晴らしい点は「映画は娯楽」と割り切っているところ、捕虜収容所といえば暗い、残酷なイメージしか沸かないが、彼の作品には笑いが溢れ、希望に満ちている、役者も生き生きしており、舞台とは裏腹に幸福感に浸れる映画だ。
9点(2003-05-07 17:29:29)
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