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中岩無洋さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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1.  5つの銅貨
十何年前だか忘れてしまいましたが、滅多に観ることのないNHKにチャンネルを合わせたら、品の良い老人がニューヨーク・フィルの指揮をしていました。再放送だったのですが、この人が晩年のダニー・ケイでした。当時「クラシック音楽?固っ苦しくて性に合わん!音楽はロックだ!」という自分だったのですが、その自分でも知っているニューヨーク・フィルでタクトを振るっているのがお遊びとはいえミュージカルコメディ俳優というのは驚きでした。何気にこの放送を観ていたのですが、その面白いこと面白いこと!しかもダニー・ケイ自身は指揮法どころか楽譜も読めないなんて(この映画では楽譜にこだわり編曲するコルネット奏者レッド・ニコルズを演じています)!!でも、この時見た彼ほど楽しそうに指揮する人は今でも見たことがありません。間違いなく音楽を愛し音楽の神様に愛された人、そして自分にクラシック音楽も良いものだよと教えてくれた人です(NHKさん、ぜひともまた再放送を!)。そんなダニー・ケイの本作品は笑いあり涙ありの良作です。ダニー・ケイの芸達者ぶりは勿論、共演しているサッチモの音楽も素晴らしいです。【追記します。この間BSでの放送を再度観て、思い入れが強くなったので加点します。個人的なワガママですけれども、できるならば皆様にもお薦めしたいと思っております。正確に言うならば多分若い方々は御存知でないであろうダニー・ケイという俳優を知って欲しいのです。たとえ評価が低くても。】
10点(2004-03-01 17:03:29)
2.  エデンの東(1955)
色々言いたいことがあります。まず、この作品を観る為に苦労した事。近所のどこのレンタルビデオ屋にもなく、DVDを購入しようとしましたがDVD化されておらず、結局別の所に住む知り合いに頼んでレンタルビデオ屋で借りてもらいました(又貸しは良くないことです、スイマセン)。期待度満点で観て良作だと認識しました。多分、古い映画(ジェームズ・ディーンを知らない人もいるのでは)なので借りる人も少なく、数多くの映画が出品される中ひっそりと撤去されているレンタルビデオ屋が多いのでしょう。でも、この映画を撤去してしまうのはチョッと悲しいです。また、これから運良く(?)この映画を観る方々には、旧約聖書『カインとアベル』の話が予備知識としてあった方が良いと思います。できるならば『アダムとイブ』→『その息子のカインとアベル』という流れを知っておいた方が良いかと。『善と悪』もしくは『罪と罰』をテーマとしたこの映画を深く観ることができるかと思います。有名な話ですので知っておいて損はないと思います(自分はユダヤ教徒でも、キリスト教徒でも、イスラム教徒でもありません)。最後に蛇足ですが、監督エリア・カザンは、1950年代のハリウッドに暗い影を落とした『赤狩り』(ロバート・デ・ニーロ主演【真実の瞬間】、ジム・キャリー主演【マジェスティック】で取り上げられている事件)に際して密告を行い、映画界から追放されるような憂き目にあっています。この映画の公開時にエリア・カザンがこの事件に巻き込まれていたのかどうか分かりませんが、因縁めいたものを感じます。
10点(2004-02-10 19:33:21)
3.  ガタカ 《ネタバレ》 
最初レンタルビデオ屋の棚で見つけた時、ビデオパッケージに『SFサスペンス』と書いてあったんで借りたんですよ。自分の中では『火曜サスペンス劇場』的な軽めの作品と期待してたんです。で、観始めて出だしはそうだったんですが、途中から「あれっ?事件については?」という 展開になり、で最後は号泣してました!これって『SFサスペンス』なのでしょうか?良い意味で裏切られたので構わないのですが。どんなに科学技術が進歩して人間が無機質のような存在(出てくる俳優さんが人造人間っぽい)になっても、人は人らしくいて欲しいと思わせる良作だと思います。 
10点(2004-01-26 13:38:53)
4.  スモーク(1995)
O・ヘンリの小説が好きな方には間違いなく好みの映画だと思います。色々な人間模様を織り交ぜて構成されているので短編集のようであり、舞台がブルックリンですので。特にラストのクリスマス・ストーリーは皆様も評されているとおり秀逸です。私の中では、ディケンズの『クリスマス・キャロル』やO・ヘンリの『賢者の贈り物』と比べても遜色がないと思っています。またこの場面でのハーベイ・カイテルとウィリアム・ハートの表情が良い!今の時期ですので、ぜひお薦めです。
10点(2003-12-11 10:56:28)
5.  エイリアン
本作品で秀逸なのがエイリアンそのものだと思っています。卵→孵化したフェイスハガーが被寄生体に幼体を注入→ある程度大きくなった幼体(チェストバスター)が食い破りながら被寄生体外へ→脱皮しながら成体(エイリアン)へ。二十顎を持ち、内側の顎が舌の様に出し入れできるという構造に無理がないように後頭部を異様に大きくしたそうです。それがまた美しいまでにグロテスク!どうやったらこの様な生物を創造できるのであろうか。この後、この手の映画はたくさん出ていますが、エイリアンそのものに打ち勝たない限りこの映画を超えることはないと思っています。
9点(2004-03-02 11:06:59)(良:2票)
6.  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル 《ネタバレ》 
あまり話題にならなかったみたいですけれども良作だと思います。”何が起こったのか?”は途中で解るのですが、”なぜそうしたのか?”が最後になってようやく解りました。細部にわたって良く出来ていると思います。多分、ラストでダスティが観ている歌劇にも意味があるのかと思いますが、何の歌劇だか分からないのが気になります。どなたか御存知でしたら教えて下さい(→【veryautumn】さん 、【シュンペーター】さん、有難う御座います。あらすじを読んだのですが、あれはリュ―が自刃する場面では・・・。)。死は本人にとっても苦痛ですが残された人間にも苦痛なのです。 
9点(2004-02-24 13:37:43)
7.  ユージュアル・サスペクツ
皆様も評されているとおり、アガサ・クリスティーの某小説の手法。しかしこの手法は、途中でオチが分かってしまうととんでもなく駄作になってしまう。多くの方々(当然私も)を「やられたっ!」と言わしめた今作に拍手を送りたい。またクリスティーが「2度と使えない手法。」と述懐しているように、映画でこの手法を再び用いることはしばらく無理であろう。それぐらいのバクチ的な内容の映画を成功させたのは見事。 
9点(2004-02-16 13:22:43)
8.  十二人の怒れる男(1957) 《ネタバレ》 
脚本が良い。舞台脚本としても使えるし、アレンジもできるしで見事。リメイクやパロディを作ろうとした場合、低予算で可能なのではないだろうか。ただ日本では陪審員制度がないので馴染み薄かもしれない。また、『疑わしきは罰せず』といったオチもチョッとといった感じが。でも、良作品であることには違いない。
9点(2004-01-22 13:14:47)
9.  二十日鼠と人間(1992) 《ネタバレ》 
久々に良い映画を観た感じがします。切なく、救いようがないですけれども。スタインベック原作と分かり、また映画とは違って原作の結末には救いがあるかもしれないと思い、早速本屋さんで翻訳本を購入。が、原作も救いなし・・・。映画は原作と比べて、キャラクター設定の違いや説明不足の点もありますが、そこを素晴らしい演技で補っているので遜色はありません(特にジョン・マルコビッチとゲイリー・シニーズは!)。個人的には原作より映画の方が好きです。映画を観た後、思ったのは原題の『Of Mice and Men』。直訳すると『二十日鼠と人間の・・・』となり、「『の・・・』の後は何だ?」と気になっていたのですが、ロバート・バーンズの詩の一部を引用していたのですね。『二十日鼠と人間の 最良の企ても だんだんと狂ってゆき 約束された喜びの変わりの 嘆きと苦しみのほかは 我々に何も残らない』。その通りの映画なのですが、どういう心境でこの小説を書いたのでしょう?
9点(2003-12-17 16:47:50)
10.  ギルバート・グレイプ 《ネタバレ》 
ジョニー・デップもジュリエット・ルイスもレオナルド・ディカプリオも今では考えられない初々しさ。今のジョニー・デップはジゴロみたいな役回りが多いし(それはそれで渋くて良い)。この映画は誰でも持っている家族に対する情を上手く描いていると思います。親子間・兄弟間で気にいらないこともあるかもしれないけれど、やっぱり家族は家族。血は水より濃いのです。自分は親兄弟と仲良くないですけれども、「うん、うん」と頷きながらこの映画を観ていました。ラストで母親をさらし者にしないために家ごと火葬してしまうシーンは、ギルバートの母親への頑なで他人に理解して欲しいと思わない強烈な愛情を感じてしまって、涙、涙でした。 
8点(2004-03-29 11:34:59)
11.  ファンタジア 《ネタバレ》 
映像と音楽の相互作用を表現した難解な映画だと感じる。かなり実験的かと。そういう意味では今観ても古臭くはないと思われるが、個性的すぎるので他人には薦められない。全編クラシック音楽が使用されているので、クラシック音楽と疎遠な方は退屈するであろう。あまり言いたくはないのであるが自分が観た時、ラストの【禿山の一夜】から【アベ・マリア】に移行した時になぜか涙がポロポロと。泣ける映画ではないはずなのだが・・・。 
8点(2004-03-23 18:00:24)
12.  ギャラクシー・クエスト
タイトルといいビデオパッケージといい子供だましの映画かと思いきや大人だましの映画でした。↓【veryautumn】さんが仰っているように『バック・トウ・ザ・フューチャー』のようなチョッと前の良いアメリカ映画の香りがします。
8点(2004-03-10 17:32:09)(笑:1票)
13.  クライム&ダイヤモンド
このサイトを見つけて良かった。ここで皆様のレビューを拝見しなかったら、多分一生この映画を観なかったでしょう。タイトルが派手なだけに、うさん臭そうな感じですし。自分の勝手な印象なんですが、これは良い意味でアメリカらしい映画ではないかと思っています。荒唐無稽な部分も多々ありますが、そこがオシャレ。あまり考えずにサラッと観たので、ラストで「あ~良かったね~」と素直に思えました。
8点(2004-03-10 17:17:17)
14.  レッド・オクトーバーを追え!
セリフが途中ロシア語から英語に変わったり、鼻に付くぐらいの『強いアメリカ万歳!』といった内容だったり、潜水艦は兵器なのだから娯楽映画としては生々しすぎるといった感想もありますが・・・。スイマセン。幼少期に読んだ『サブマリン707』や『青の6号』の興奮が想起されてしまったもので。 
8点(2004-02-16 12:55:39)
15.  デッドコースター
最初、7点で投稿したんです・・・。でもコメントがすべて文字化けしていて・・・。『魑魅魍魎』みたいな気持ち悪い文字ばかりが・・・。何かの呪いでしょうか・・・?なので8点献上に修正します・・・。これでダメだったら9点・・・。それでもダメだったら10点・・・。11点が入力できてしまったらどうしよう!?
8点(2004-02-02 13:14:21)(笑:6票)
16.  ホテル・ニューハンプシャー
「私ってなんて不幸なんだろう。」という気分の方には薦めたい作品です。なぜなら作中の家族の方が多分もっと悲惨だからです。それにも関わらず暗い映画ではないのが不思議。とてもポジティブです。ジョン・アービング原作の映画として『ガープの世界』、『サイダー・ハウス・ルール』等がありますが、本作品は原作に忠実のような気がします(『サイモン・バーチ』の原作は残念ながら未読です)。まあジョン・アービングの小説を2時間前後の映画にする事自体に無理があるように思えますが・・・。ですので本作品はストーリーを無理矢理圧縮させた様に思え、場面転換が目まぐるしく解りづらいです。ただ、原作でも重要となっている『生き続ける為に必要な事』の2つの挿話は盛り込んであります。また、原作にはない最後のセリフが良い!
8点(2003-11-26 18:57:35)
17.  リバー・ランズ・スルー・イット
風景がキレイだ!川面にキラキラと躍る釣り糸の場面なんか特に!フライフィッシングをやってみたい!!が、ほとんど釣未経験な上に不器用であるという事実とこの映画の俳優陣からほど遠い位置にある自分の容姿を冷静に分析した結果、己の美意識が許さなかったので却下。
7点(2004-03-23 14:08:36)(笑:1票)
18.  スパイダーマン(2002)
自分にとっては意外と好印象のこの映画。その理由を述べますと、―①主人公の最初の動機が、好きな女の子の気を惹きたいというのに好感を持てた。男で透明人間になれたらとりあえず女風呂でしょ~。それと同じ。②『一体どこにその大金を使ったんだ?』というぐらいにゴージャスでチープな作り。さすがサム・ライミ監督。③実はまったく本作品に興味がなかったのであるが、後輩の男に誘われて当時の先行レイトショー上映に無理矢理同行。2人ともいい大人なのである。『な~ぜこの年で野郎とレイトショーを観なければならんのだ?』と初手からテンション低。挙句に映画館前で並んでいるとあちらこちらにスパイダーマンの格好をしたファンの方々がいて、さながら前衛芸術の舞台上のよう。既にこの時点で『これは現実ではない』と感情を遮断して自分は地蔵状態に。そしてトドメのように後輩がおもむろにバッグからデジカメを取り出し、「あのスパイダーマンの格好をした人と一緒の写真を撮って欲しいのでお願いします」とカメラを手渡された時には記憶が飛んだ。―このような状況の後でこの映画を観たら誰でも良い評価をされると思います。ヘタしたらどんな映画でも良評価になります。 
7点(2004-03-03 20:05:13)
19.  テープ
イーサン・ホーク&ユマ・サーマンという才人夫婦が出演しているというので観たのですが、この映画の売りは設定と低予算での製作です。出演者はたったの3人、撮影場所もチープなモーテルの一室でのみ。感じが似ている【十二人の怒れる男】と同様、舞台用脚本を転用しているようです。しかし【十二人の怒れる男】みたいに社会的な問題を取り上げてはいませんので内容は少し薄いです。それでも3人の『誰が主導権を握るか?』といった展開は緊迫感があって中々。 
7点(2004-03-01 16:50:04)
20.  レッド・ドラゴン(2002)
思うのであるが・・・。ハリウッド実写版『美味しんぼ』の山岡士郎役はエドワード・ノートンが良いのではないか?そんな映画が出来るはずもないが・・・。
7点(2004-02-24 14:31:28)
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