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rhforeverさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

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181.  老人と海(1958)
 有名な大好きな文学作品を映画として見る場合期待するのは、なかなか文章だけでは、 想像しにくいものを描いてくれるか(例えば、ハリポタの空中で弾を打ち合うゲームとか)、あるいは文章を読んで抱いたイメージをきちんと再現してくれるかのどちらかですが、残念ながらそのどちらにも当てはまりませんでした。  過去の映画に対する批判としては、無理難題で野暮なことはよく分かってるんですが、 やはり撮影技術の拙さが非常に気になって。(この点は鱗歌さんが書いてられるとおりです) リメイクがあるとのこと、是非見たいです。
[DVD(字幕)] 4点(2010-08-30 11:18:40)
182.  ロボコップ3 《ネタバレ》 
 アメリカ映画に、企業が本来持っている悪辣さを描くことを期待したのが馬鹿でした。 1作、2作と徐々にそちらの方へ向かってきたのが、いきなりの社長退陣、日本企業による買収で、全くの普遍性に欠けた単なるジャパン・バッシングの作品に堕落しました。  それとあの基本プログラムに逆らったり、変更したり、あげくに削除したりするお手軽さ。あまりの安易さに呆れ返ってひっくり返りました。  これじゃロボットとしての苦悩も糞もない単なる強化人間です。(大脳も小脳も残ってるし)
[DVD(字幕)] 4点(2010-08-30 11:02:02)
183.  ロボコップ2 《ネタバレ》 
 前作よりは、より一層オムニ社の悪質さが鮮明に描かれているのは、好感が持てます。 また、未だに「子供は天使だから、傷つけるなんてとんでもない」みたいな考え方が、日本でもあちらでも強い中で、はっきりした悪がきをだして、しかも悲惨な死に方をさせるのは、ぶっちゃけ大好きです。(実は子供嫌いなんですよw)  ロボコップに寄せられるPTA?の要望、あるいは変なプログラムで狂ったロボコップの言動とか、薄っぺらな道徳を皮肉ってるシーンも気に入りました。  ただ………、すごく残念なんだけど痛快さがまるで無かった。人間の悪党の罠にかかってバラバラにされるとか弱すぎるし、敵のロボットとの対決にしても、これをいっちゃあお終いなんだけどやはり特撮の貧弱さがひっかかって。  あと、最初に書いたようにオムニ社を悪の存在としてはっきり描きながら、企業の良心wみたいな中途半端な立場の重役を出してみたり、トカゲの尻尾切りがはっきりしていながら、社長には指一本触れれないとか、まだ少し中途半端さが残りました。
[DVD(字幕)] 7点(2010-08-30 10:50:16)
184.  ロボコップ(1987) 《ネタバレ》 
 資本主義の本家本元のアメリカで、たまにこういう企業論理のあくどさ、醜さを表現する映画が製作されることあるのは、いつも新鮮な驚きです。(もちろん、そういった映画でも、とにかく収益をあげなければならないという企業論理に適ってるからこそ制作されるんでしょうが)  単なる正義と悪との戦いにせずに、一つの企業内部の勢力争いに絡めたのもなかなか上手な展開だと思います。  また、犯罪者の人権ばかり擁護される社会に住んでる人間にとっては、ものすごくはっきりした悪が、しかるべき最期を遂げるのは痛快です。  ただ、オムニ社が本当の悪としてしっかり描ききれてなかったのが少し残念かな。 本当に企業論理で動くならば、ラストシーン、副社長を殺した真犯人が誰かなんて問題よりも、ロボコップと戦闘ロボットとどちらが収益をもたらすかの観点で動いて欲しかったし、悪の専務もプッツンして暴れずに、そういう論理を展開して欲しかった。 あのエンディングじゃ、かなり本質が薄れて、例えば副社長の友人だった黒人の重役に若干好感をもつような感じになって少し興ざめです。  ※日本人としても、小泉・竹中の民営化路線がどういう世の中を目指してたか実によく分かる映画ですよね。日本でも作らないかな、郵便配達の途中に殺害された郵便局員がロボットとして蘇る「ロボ局員」 国民新党くらいがお金出してww
[DVD(字幕)] 7点(2010-08-25 09:56:30)
185.  インデペンデンス・デイ 《ネタバレ》 
 ものすごく自分でも意外なんだけど、素直に面白くて、素直に感動した。 ま、よくある手法ではあるんだけれど、大統領から農薬散布の親父までバラバラの階層、 バラバラの立場、バラバラの人種、宗教の人々が最終的に一つにまとまって巨大な敵をやっつける展開に引き込まれた。農薬散布の親父格好良すぎ。  皆さんのおっしゃるほどアメリカマンセイ、アメリカ中心主義じゃないですよ、この映画。最後に敵を倒す二人、一人はユダヤ人でもう一人は黒人。従来のアメリカ中心主義なら、ここはWASPになったところ。むしろアメリカ中心主義=白人中心主義をなるだけ避けた映画だと思われ。(ユダヤ人の親父が「俺はユダヤ教徒じゃない」と言った元国防長官に「誰にでも欠点はある」と言うところなんか痛快じゃないですか。ま、できたら黒人をイスラム教徒にして、あの親父といがみあわせたらもっと面白かったかと)  ま、地球製のコンピューターウイルスがPC言語が完全に違う異性のコンピューターに通用してしまうところは、毎回ひっかかるとこですが、これは実はこの物語世界のPC技術は墜落した円盤のコンピューターを研究した成果を取り入れたものであるとのこと(原作はそうなってるそうです)。これを一つ脳内補完してもらえれば問題ないかと。  さらに、何故異星船のコンピューターにしかるべき防御がされてなかったかと言えば、 例えばよく売ってる防御ソフトとか入れといてごらんなさい、重くて円盤飛ばないですよ。 平成27年5月19日点数のみ8→7(8点は購入対象になるため)
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-23 18:23:59)
186.  ラスト、コーション
 こういう映画を見ると、映画を鑑賞するものとしての自分の低レベルを痛感させられてしまう。駄目だなあ、つくづく。 ヒロインが好みじゃないという時点で、完全に気持ちがソッポむいてしまうのは本当にどうにかならないものかと。  何か化粧したほうが野暮ったくなるという点だけが非常に珍しい女優さんでした。  あと、自分自身が少数派に属する人間だからこそ、決して他人の嗜好を非難すまいと固く誓ってるんですが、暴力による「愛」をロマンチックに描写するのって何だかなあ。もちろん、そういう形があることと、この映画のように受け入れる女性がいることを否定するつもりは無いんです。  ただ、今この瞬間も勘違いした男の「愛」のためにDVにさらされている女性たちの事を考えると…………………………
[DVD(字幕)] 6点(2010-08-23 11:36:27)
187.  レッドクリフ Part I 《ネタバレ》 
 劇画や小説等で大の曹操びいきなんで、本来、悪のエロ帝王扱いのこの作品は受け入れられるはずないんだが……  これが結構面白かった。牛泥棒の話(これは史記の別のエピソードからの借用だが)、 机をぶった切る等、孫権の様々なエピソードなどピンとくるエピソードをきちんと入れてくれていたのは好感度高いし(魏の船が燃え上がる前から赤壁という地名はまあ、お愛想でw)、皆さんに評判悪い劉備軍の将軍達の超人ぶりも、むしろ小説等で慣れ親しんだものが実写で見れて楽しい気分。八卦の陣だって、映像で表現しようとしたらあれしかないでしょう。 小喬の史実通りのルックスにもまさしく「萌萌」ですw。 ただ、続編につながるという形のため、少し決戦が終わってからの部分がダレたのが残念。
[DVD(字幕)] 7点(2010-08-16 12:31:51)
188.  名誉と栄光のためでなく
 アルジェ独立物はこれで二本目ですが、両方ともあまりにフランス軍の装備が貧弱なことに違和感が強すぎでまともに評価できません。(歩兵がトラックで移動とか、この映画の十数年前に同じ場所で戦ったドイツ軍に劣ります)  これが、フィクションか事実か?事実としたらどんな理由かわからないと、きちんとした評価ができないのでとりあえず評価は保留という意味で5点。  ただ、ヨーロッパの有名な戦いを扱った映画で、ドイツ人、フランス人が主人公で言葉英語というのは今更あきれもしませんが、わざわざ自分達と直接関係の無い、フランス人とアルジェリア人の戦いの映画を作って、全員に英語を話させるアメリカ人の感覚ってちょっと理解を超えてますw
[DVD(字幕)] 5点(2010-08-09 13:40:21)
189.  ミッドウェイ(1976) 《ネタバレ》 
 正直、日本軍の敗戦に終わる映画は観る前から心が痛むし、日本人同士が英語で会話する違和感が無いというと嘘になります。  ただ、日本軍を悪魔や獣、野蛮人ではなくて対等な尊敬すべき戦士として描く姿勢には、ものすごく好感が持てました。(パールハーバーの製作者に爪の垢でも飲ませたい) また、戦闘シーンに入ってからは、K作戦の失敗、重巡利根の偵察機の故障、友永大尉の 二次攻撃要請、魚雷から爆弾、爆弾から魚雷への装備転換、一つ一つのエピソードを、きちんと丁寧に描いてくれたので、自分でも馬鹿だと思うんだけれど、先が分かってるのにドキドキしながら完璧に感情移入して観ることができました。 (特に利根の偵察機は本当に残念ですね、故障といい、最悪のタイミングの報告といい)。  ただ、ドイツ系に比べて日系の扱いが厳しい理由を、真珠湾攻撃のせいとしてたごまかしだけは残念でした。  数年ぶりに見て、史実を忠実に追ってる部分はいいんだけど、おまけの恋愛部分が実に蛇足っていうか、蛇足以下。 日系人なら片っ端から拘束、収容したという事実を歪曲し、架空の団体、架空の新聞を持ち出してまでのスパイ容疑はとても萎える。 さすがに血統はどうあれ、自国民を超法規的に収容したのは、アメリカサイド見てからも黒歴史なんだろうな。 かなりむかついたのでマイナス一点
[DVD(字幕)] 6点(2010-08-09 13:16:56)
190.  ホースメン 《ネタバレ》 
 本当に引き込まれながら、夢中になってみたが、落ちが分かって終わった瞬間、思わず「くだらねぇー」と声に出してしまった。  しかも笑える下らなさではなくて、腹が立つ下らなさ。 以前から、アメリカ人の家族第一主義にはイラっとすることが多かったが、もうここまでくると降参、何も抵抗できない。どうにでもしてくださいって感じ。  こんな動機で犯罪起こし、しかも正当化されたら、家庭を持つ人間が仕事に打ち込むことは不可ってことになるけど、それがアメリカのスタンダードなのか?
[CS・衛星(字幕)] 3点(2010-08-04 13:55:49)(良:1票)
191.  ミクロの決死圏 《ネタバレ》 
 もう、何回観たか分からないんだけど、今回初めて気がついたことがありました。 犯人が誰かは、皆さんおっしゃるように消去法でも、あるいは配役でも(二度死ぬは、007の中でも好きな作品なのでw)、すぐ分かるんですが、それがはっきり分かるシーンが……。  肺の中で、人体の働きに感嘆し、「深遠な意志(=神)が働いている(奇跡だ)」と感嘆するのが、一応ソ連のスパイかも知れないということになっていたデュバル、それに対して「奇跡ではなく、5億年かけて進化した単なる気体の交換だ」と冷笑的なのがマイケルズ。(台詞の順番が一部逆ですがまとめました)  もう、ここで英米の観客には、誰が本当のスパイかまる分かりなんですね。というのも、当時の一般的な考えでは、社会主義者=唯物論者=神を一切信じない人々 ということになってましたから。  キリスト教の牧師が平然と左翼系の団体に参加したりする日本人の感覚では、ちょっと分かりづらいんだけど、改めてなかなか上手でさりげない伏線のはり方だと思いました。  あと、ラクエル・ウエルチに大半のシーン、身体のラインがはっきりするウェットスーツを着せたサービス精神は、好感度大幅アップです。w
[DVD(字幕)] 7点(2010-08-02 11:19:54)(良:1票)
192.  マレーナ 《ネタバレ》 
 リンチのシーンよりも、ラスト近くの市場で、どん底まで貶めたのを確認しつつ、親しげな声をかける女たちの姿により一層の醜さを感じました。  モニカ・ベルッチがとても綺麗で凛としてただけに対象が際立ちましたね。 ただ、両極端を描くだけで、その中間(例えば、ちょっと綺麗、ちょっと優しいとか、綺麗じゃないけど人柄がらは穏やか)の女性を描かないのはちょっとどうかと   あと、物分りがいいんか悪いのかよく分からない親父が好きです。 「目潰れるぞ」激w
[DVD(字幕)] 7点(2010-08-02 10:19:50)
193.  ほぼ300 <スリーハンドレッド> 《ネタバレ》 
 邦題のセンスは抜群。真面目にパロディ?やってるのは良かった。 ただ、300以外のネタに関しては半分も分からなかったのは残念。 所詮パロディってその文化に属してるものしか分からないもんですね。l 王妃セクシー杉でワロタ
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-08-02 10:05:46)
194.  砂漠の鼠 《ネタバレ》 
数年前にもうここに来なくなった方が登録だけして去っていった映画に初投稿というのも、何か微妙な趣がありますね。 ぶっちゃけ、男優には全く興味がありません。そりゃさすがにリチャード・バートンくらいは分かりますが、例えば、ロバート・ニュートンが八十日間世界一周の刑事役だったとか、ジェームズ・メイソンが(つい最近見た砂漠の鬼将軍はそりゃさすがにわかりますが、)ローマ帝国の興亡とか、さすらいの航海に出てたとか気づけば、もっと楽しめのかも。少し自分の性向を改善すべきかもしれません。 映画の内容は、うーん? アメリカ映画にしては珍しくドイツ軍がドイツ語を使用してるとか、榴弾の爆風で兵士が負傷したり戦死したりしてるとか、かなりリアルさを心がけてるのは分かるんですが…… 肝心要の、何故主人公が部下達の心を捉えることができたか?、あるいはそもそも何故ドイツ軍を撃破することができたかの描写がかなりおざなりで評価できません。 リアル指向は評価できるだけに残念な映画ですね。
[DVD(字幕)] 6点(2010-07-31 18:11:02)
195.  砂漠の鬼将軍 《ネタバレ》 
 題から戦争映画と思って観たら、実際はワルキューレのようなヒトラー暗殺事件をロンメル視点から描いたものでした。だいたい既知の内容なので特に新鮮味は。 ただ一つだけ、カレー上陸説に固執したのはルントシュテットです。ヒトラーはどちらかというノルマンジー説の方でした。「愚かな」ヒトラーという流れで統一したい演出は充分理解できますが、事実は事実ですので。  ワルキューレの時も感じたんだけど、別に反ヒトラー派の人々は、ドイツを滅亡から救いたくて行動したのであって、「自由」や「民主主義」の為では無かったことも留意すべきかと。そんなありきたりのレッテル貼られたら、一番困惑するのは彼ら自身だと思われ
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-07-29 09:33:06)(良:1票)
196.  アンタッチャブル 《ネタバレ》 
 本当にアメリカ人の「正義」の恐ろしさを感じる映画でした。 殺し屋を屋上から突き落として殺すエリオット・ネス、それは明らかに復讐のための発作的な私刑に他ならないのに、そのことを他から追及されることも無ければ、自ら省みることもない。あるのは「爽やかな」達成感のみ。  正義の復讐のためなら、全てが認められるというアメリカ人の正義を、これほどあからさまに表現したシーンを今まで見たことがありません。  もちろんアメリカ人がこういう映画を見て喜ぶのは自由なんですが、「卑劣な」パールハーバー不意打ちを行ったために、「無差別爆撃」「原爆投下」という「正義」の復讐を受けた国民が喜んで観る映画ではないと思われ  昔の西部劇の保安官達は、たとえ復讐のためであっても相手に先に拳銃を抜かせてから、殺したのにな…… 再見して、確かに突き落としのシーンの主人公の心情に、多少同情できるものは感じた。 しかし、あの乳母車のシーンは酷いねえ。ある意味映画史上最悪の「名シーン」かもしれない。 ①設定の不自然さ。何あの階段と乳母車。あれだけ大きな駅で、乳母車が通るたびにあんなに苦労しなければならないのか?しかもあれだけあからさまに困ってるのに主人公以外誰も手を貸そうとしない更なる不自然さ。 ②主人公の軽薄さ、冷酷さ すぐに銃撃戦が起こる可能性があるのに、平気で銃を携えたまま母親を助けに行く、あまりに軽薄な「親切さ」(塚、銃器に対する鈍感さ、無神経さか。日本の警察官が同様なケースで同様な行動を取る可能性は100%ないと断言できる) そして、それでいざ銃撃戦が始まると完全に意識から乳母車のことがぶっ飛ぶどころか、無意識とはいえ、自分で階段から落とす冷酷な「軽率さ」(乳母車が銃弾で蜂の巣にならなかったのは、全くの結果論。これも日本の警察官なら、乳母車を押えたまま撃たれるほうを選ぶのではないか?  こんな「あえて言おう、滓である」シーンが名シーンとしてもてはやされるのが理解できません。  あと、実は史実のアンタッチャブルは地道な証拠集めと、カポネの資金源を徐々に狭めていくことによって勝利を得たわけだが、こんな短絡的、暴力的な手段の描写が喝采を浴びる今のアメリカと、そのアメリカに支配されている世界が嫌です。 
[DVD(字幕)] 5点(2010-07-28 11:11:38)
197.  マッチポイント 《ネタバレ》 
 何か不思議な映画でした。本来なら、非常に利己的な、自分の目的のためなら全く無関係な人間まで殺してしまう冷酷な主人公で、全く好意とか共感と感情移入とかあり得ないはずなんですが……  思い切り主人公の立場にたってドキドキしてしまいました。ひとつには、やることがあまりに粗雑で粗が多いのにイライラして、それが主人公への気持ちに通じたのかもしれません。  そうだとしたら、なんて上手な映画なんだろう。 スカーレット・ヨハンソン 色っぽ杉w あまりの好キャストw 平成29年 音楽がとても耳に残って加点したくなり。
[DVD(字幕)] 7点(2010-07-26 11:44:38)
198.  マスター・アンド・コマンダー 《ネタバレ》 
 リアルなところとちょっと変というところが混在して非常に変わった映画。 まずリアルなところは、何といっても戦闘シーン、帆船同士のまだ石の砲弾のぶつけ合いがすごく迫力ありました。(最近の安手の戦争物のように、石の砲弾が発火しないのも好感度アップ。)あと軍艦の艦内生活も、厳しい階級社会、ほんの子供から30歳近くまで混在する士官候補生たち、そして未熟な士官候補生と熟練した水夫の間の微妙な関係等、本当にリアルな、よく再現したなと感心したところが多かったです。  ただ、その反面首をかしげるところもまた。 まず題名からして。「マスターアンドコマンダー」という階級は海尉艦長とも訳され、正規艦長と一般士官の中間的な立場で、スループ艦やスクーナーといった小型艦を指揮する役職です。ところがサプライズ号は小なりとは言え、正規の軍艦ですから正規艦長じゃなきゃおかしいなと思ってたところ、今回ようやく訳が分かりました。この物語は小説としては第二作にあたり、好評だった前作の題名をそのまま引き継いだのこと。 でも、主人公のものと違う階級が題名ってどう考えてもおかしいですよね。 あと、軍医がやることなすこと、ほとんどリアリティにかけることばかりで。 まず、手腕からいうといきなり脳手術はやるは、自分で自分の腹に入った弾は抜き出すは、ほとんどブラックジャックレベルですw ま、それは単に優秀だったということでもいいんですが、ありえないのが言動。当時の軍艦において艦長が絶対的な権限を持ち、乗組員の生殺与奪を握っていたのは、極めて当然のこと、それを暴君呼ばわりとか訳わかりません。  あげくが軍医が、与えられた任務よりも、自分の博物学研究を優先するよう艦長に要求するとか、この脚本書いた人って本当にこの時代の人間を描くつもりがあったんでしょうか? まったくこの人一人のおかげでリアリティぶち壊しでした。  ただ、リアルなところは本当にリアルで素晴らしい映画だったのですが、このレベルでホーンブロワーの映画化とかあったら素晴らしいですね。  平成24年2月9日再見 いくら時代考証が素晴らしくても、ストーリーそのものがあまり面白くなくては。 残念
[DVD(字幕)] 6点(2010-07-26 11:05:47)
199.  魔法にかけられて 《ネタバレ》 
 ディズニーがここまでセルフパロディをやったのがとにかく凄い。 王子の内面的な空虚さとか、一目で燃え上がる恋愛の不自然さとか、ほとんどそれを言っちゃお終いレベルまでパロディ化してて面白かった。  また恋愛ドラマとしても、それぞれフィアンセを持つ二人が互いに惹かれて行く過程が丁寧に描かれてて真っ当なものになっていた。特にお互いに気持ちを残してのダンスパーティが秀逸。
[DVD(字幕)] 7点(2010-07-26 10:34:10)(良:1票)
200.  Mr.デスティニー 《ネタバレ》 
レネ・ルッソがすごく綺麗で、最低限観たかいはあったんだけど。 そりゃ確かに一人の女性を何十年も愛し続けたり、妻への熱い気持ちをずっと持ち続けたりすることは、ご立派、ご立派、立派過ぎて頭が下がりますが……(苦笑) どんな「ご立派な」テーマでも何本も似たような映画を見ると、かなり食傷します。 どうも過去に遡ってとか、そういうテーマが好きなんで観ると、最近毎回、毎回そうなんで……(特にアメリカ映画に多いですね。)  映画ってもう少し非道徳的な要素を持った方が面白いというのは、あくまで自分の主観ですが、さすがにこうも小市民道徳マンセイみたいな映画が続くと辛いものがあります。   あと、社長になった世界、単なる幻なら別にいいんですが、あれもあり得たかもしれないもう一つの世界と考えると、雑種犬の百分の一の愛情も関心も与えられず、そもそも存在自体をあっさりと消されてしまう主人公の子供達カワイソス (リンダ・ハミルトン、綺麗でないわけじゃないんだけど、レネ・ルッソの方が圧倒的に好みなんで、かなり偏った見方に成りました。また悪い癖が出た(苦笑))
[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-07-24 11:31:35)
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