221. ブルース・オールマイティ
気持ちはわかる。宝くじ当てたい、ライバルを蹴落としたい、好きな仕事したい。でもね、それが実現しても、幸せになれるか?心が満たされるか?苦労せずに、努力もせずに手に入れたもので、満足が得られるのか?やはり、思ったほど、うまくはいかないようだ。思ってもみないようなトラブルは起きるだろし、破滅に向かっていきそうだ。ちょっとは楽しめそうだけど。 7点(2005-03-18 00:17:17) |
222. 華麗なるギャツビー(1974)
眠気を我慢すれば、見所はけっこうある。当時の風俗の見事な再現。人間の身勝手さ、特にあの夫婦。ギャツビーの一途な愛とその実現に向けた壮大な計画と実行力。カレン・ブラックの死んだ顔。鳶が鷹を産んだような父親。 7点(2005-02-26 22:42:11) |
223. 刑事コロンボ/ハッサン・サラーの反逆<TVM>
外交官特権は、如何ともし難いので、逮捕はさすがに無理かなあという雰囲気に持っていって、あの展開ですか。意外性ではなかなかの作品。状況証拠とは言え、犯人も所々ドジふんでるのは、どうせ逮捕されないという安心感かな。動機に説得力が欠けていたけど、遠慮気味のコロンボ節はいい味出してます。 7点(2005-02-19 11:25:44) |
224. 刑事コロンボ/歌声の消えた海<TVM>
捜査権限がないコロンボは、いつものいやらしさとしつこさが半減。見事な引っ掛けはありましたが、控えめに、地道にやっていましたね。犯人は、奥さんに浮気がバレて離婚される事を恐れるあまりの犯行、コロンボはせっかくの休暇を楽しむどころか奥さんを気にしてばっかり。他人事とは思えなくて、妙に納得する話だ。辛いよね、お互いに。 7点(2005-01-30 23:34:42) |
225. オーシャンズ11
最初に観た時は、かなり欲求不満感が残ったのだが、2度目は、この軽~いノリが、けっこうハマッて、楽しめました。そう考えると、あの失敗した3度のケースの再現シーンなんかで気づくべきだったんでしょうね。PR担当の失敗、と言うよりズレた宣伝と言う感じ。 7点(2005-01-16 23:47:05) |
226. スクール・オブ・ロック
主人公は、ロックファンに往往にしているタイプ。「誰もがロックが好きに違いない」と思い込んでいるやつ。(わ、私は違う)あの子供たちが好きになってくれて良かったが、嫌いなものを押し付けられては可愛そうだ。クラシックの方が好きな子もいたのでは、と気になってしまった。自分の考えを押し付けるのは良くない。と、反省を込めつつ、なかなか良い話ではある。 7点(2004-12-27 16:51:21) |
227. 刑事コロンボ/自縛の紐<TVM>
恥をさらすようだが、練られたストーリーだとは感じたが観終わった時はピンと来なかった。何で靴の紐ごときで、と思ったのですが、皆さん(特にNo1の方)のレビュー拝見して、なるほどとだいぶ遅れて関心した次第です。言い訳ではないが、観ていたときは眠くて、終わったら寝ることだけ考えてたもんで。(立派な言い訳だって?)相変わらず、犯人に思わず同情しそうになるぐらい、これでもかと、犯人の気分を逆なでするコロンボ節が炸裂しています。 7点(2004-12-24 18:44:53)(笑:1票) |
228. ターミネーター3
《ネタバレ》 ロスアンゼルスの街を壊しまくるカーチェイスや、TM同士の殴り合いは、迫力満点。その分、現在と未来の係わりが単純で、このシリーズの魅力が半減した感じ。簡単に核戦争が勃発するのでは、何とか人類を存亡の危機から救ってきた1、2も意味が無かったような印象も。単独作品としては、まあまあなんだが、シリーズの面白みは、ハラハラしながら核戦争を防ぐことだろう。 7点(2004-12-19 21:46:34) |
229. ラブ・オブ・ザ・ゲーム
スタジアムの雰囲気も選手も本物っぽくて、テレビの中継画面なんかもそれらしいのは、成功していました。それに比べて、恋愛エピソードは、完全試合を達成するかどかの選手の物語の緊張感から、浮いているんじゃないかな。と言うか、足引っ張ってないですか。調味料は選んでかけないと。何にでも醤油をかければ良いというものではない。 7点(2004-12-05 15:16:13) |
230. 続・猿の惑星
少なくとも、平均点5点以下の作品には思えないのだが。見所も多いが、何といっても地下人間達の登場は、核に汚染される恐怖を直接的に表現している。そしてラストは、前作とは違った衝撃を与えている。惜しむらくは、続編を作り続けることはまったく念頭になかったため、「新~」への繋がりが不自然になってしまったこと。余談だが、仮に「猿の惑星サーガ」を作るとしたら、どこが最初でどこが最後か非常に悩ましい。誰かトライしないかな。 7点(2004-12-01 19:25:31) |
231. 刑事コロンボ/アリバイのダイヤル<TVM>
途中まで、完全犯罪の雰囲気で、コロンボがどう解決するのか興味深い作品、になるはずだったのに。まずアイスクリーム屋の変装は、スタジアムを出るときと戻るときだけで良かったのに。それと、アリバイ工作とは言え、電話をかけすぎ。実に惜しい。でも、そうしたら、さすがのコロンボもお手上げだったのかな。なかなかだが、名作の一歩手前的作品か。 7点(2004-11-23 21:41:43) |
232. 最後の猿の惑星
発展的な終わり方は、後味はいいです。映画史に残るシリーズを上手くまとめた感じ。この邦題は、すっかり馴染んでいるんだけど、内容的には第2作のものという気がしている。変えるなら「猿の惑星最終回」でしょう。バートン監督のは「猿の惑星番外編」か。 7点(2004-11-18 18:42:30) |
233. シュレック
可愛さあまって憎さ百倍、と意気込んだ割には少々未練たらしくなったが、子供たちには分からないだろうからいいか。みたいな感じ。 7点(2004-11-16 18:35:26) |
234. 刑事コロンボ/黒のエチュード<TVM>
舞台になったハリウッドボールは、ビートルズなんかも公演してますよね、たしか。それは、いいとして、あの少女が犯行当日犯人を目撃したと言うところで、だまされてしまいました。憎い演出だ。決め手も、全然思い浮かばず、私の鈍感さを思い知らされる作品となりました。犬がここで登場したのか。警部、注射は苦手ですか。 7点(2004-11-14 23:54:11) |
235. 刑事コロンボ/パイルD-3の壁<TVM>
犯人をどうやって追い詰めるのかに加え、何処に死体を隠しているかも興味を引き、なかなかの作品でした。すんなり死体が出てこないとは思ってましたが、一見無駄な作業がポイントにもなってます。コロンボが監督までやっていますね。お役所仕事を皮肉っているのも笑えます。アメリカでも同じなのか。 7点(2004-11-14 05:10:37) |
236. パニック・ルーム
いつのまにか、ジョディ・フォスターも母親役が似合うようになってしまったか。たしかに、題名から想像するサスペンスを期待したら、不満感が残るのは、わかる。でも、これが、デビッド・フィンチャーの世界でしょう。これ以上、どうしろと言うのか。あの逃れようの無い息苦しさ、陰鬱な雰囲気、じめじめ・どろどろ感。これこそがフィンチャーお得意の表現です。そこに咲く一輪の花、ジョディの熱演に拍手。 7点(2004-10-25 23:44:49) |
237. スターシップ・トゥルーパーズ
監督自身が語っていたが、映画が第二次大戦時に戦意高揚や愛国思想普及に利用されたことへの、批判と風刺を込めているらしい。そう考えると、なかなか面白い。「無いものを有る様に見せる映画は魔術ですよ。愛国心とか正義感なんか簡単に作り出せます。虫と戦争するといっても、誰もばかにしません。ほら、このとうり。」と、言ってるようだ。 7点(2004-10-20 23:48:09) |
238. ターミネーター
バイクごとひっくり返ろうが、全身完全燃焼しようが、はたまたは、体が真っ二つになろうが、しつこく追っかけてくる怖さは、迫力十分ですごい。ひとつ心配は、過去に行くときは、裸になってしまうこと。シュワちゃんみたいに、人様に堂々と見せられる体ならいいが、普通は遠慮するだろうな。冬の北海道なんかに到着しても困るし。 7点(2004-10-10 23:35:56) |
239. クリムゾン・タイド
潜水艦を舞台にし、その閉鎖的空間の特色である行き詰る緊張感をうまく活かし、見ごたえのある内容になっています。ハックマンとデンゼルの精神的な対立と軍隊の指揮命令の微妙なバランスに立った演技も見事です。自分の任務と状況に対する判断は、重要な職にある者ほど難しいですね。それだけ権限がある分、責任も大きくなる。 7点(2004-09-26 15:58:54) |
240. フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)
ゴジラ対○○路線の行き詰まりから、新たな怪獣映画の方向性を示した作品としては、評価は悪くないのですが、フランケンシュタインが人間そのものに見えては、ネタバレ同然の映像なもんで、視覚のトリックとしては失敗かと思っております。とは言え、水野久美さんの存在感が抜群で、思い出深い作品です。ドイツから輸送された心臓、原爆のすさまじさなどは、子供心にも、感じるものがありました。悪くはないけど、詰めが甘かったという感じですかね。 7点(2004-09-25 22:40:37)(良:1票) |